いつでも、どこでも働くための技術を身につける!
2022年上半期、flierで最も読まれたのは??

2022年上半期に、フライヤー(flier)で最も読まれたのは、『できる人は、「これ」しか言わない 』でした!
トップを見ますと、2021年後半〜2022年に発売された新刊と、それ以前の既刊本とでほぼ半々になっています。特に、2003年に刊行され平成で一番売れた新書である『バカの壁』が5位に入っていることも特徴です。ここ数年のトレンド通り、定評あるロングセラーが再注目されています。
flierでは引き続き、若い世代に向けて既刊本を届けていくことも、しっかり意識して参ります。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に最後まで振り回された2021年でしたが、迎えた2022年、この半年間で「日常」はほとんど戻ってきています。一方で、多くの企業にとっては新しい取り組みであったテレワークやリモート会議なども、その便利さから、「日常」にしっかりと組み込まれているでしょう。そのせいか今回のランキングでも、WEBの画面上で適切なコミュニケーションをとりたい、とたくさんの人が考えていることが伺えます。また、テレワーク環境でサッとやる気を出していく方法を探している様子も垣間見えます。「いつでも、どこでも働ける社会」がこの先も続いていくことを見越して、しっかり順応しようとしている前向きな意思を感じるラインナップでした。
第1位『できる人は、「これ」しか言わない』は、短い言葉でいかに伝えたいことを伝え切るか、その極意を教えてくれる本です。情報に溢れ、ますます忙しくなっていく現代社会では、「本当に聴くべき話なのか」をできるだけ素早く判断したいもの。リモート会議の画面越しでは特に、「一瞬で心をつかむスキル」が求められます。いままさに高まっているニーズに対してダイレクトに応えてくれる、みんなが読みたかった一冊です。
第2位『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』には、ついつい怠けがちな心を奮い立たせるノウハウがいっぱい。会社以外の場所で仕事しようにも、人の目がないとエンジンがかかるまでに時間がかかる人もいます。家では大体、面倒なことを後回しにしがちですから、仕事に影響が出たら大変ですね。この本で、前向きに自分をコントロールできるようになるはずです。4位の『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』、6位の『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』も同様に、「すぐに動ける人」になるためのテクニック満載です。
第3位の『人は聞き方が9割』は、昨年、一昨年と「一番読まれたビジネス書」(日販調べ)として大ブレイクした『人は話し方が9割』の続編です。1位の本が「伝えること」をテーマにしているなら、この本は人間関係を円滑にする「聞き上手」になるためのもの。豊かなコミュニケーションにおいて、話すことと聞くことは表裏一体です。ここで紹介されている傾聴の方法は、WEBでのやりとりにも十分に活かせます。
そのほかにも、『大人の雑談力』や『史上最高にわかりやすい説明術』、『1分で話せ』といった、コミュニケーションへの関心の高さを思わせる本が注目されています。
気になる書籍がございましたら、まずは要約からチェックいただけますと幸いです。
2021年の年間ランキングはこちらから。
※ランキングはflier有料会員の閲覧にもとづいて作成されています。
1位 『できる人は、「これ」しか言わない』


伝えたいことが伝わらない。話を聞いてもらえない。もし、一言で相手の心をつかむことができたなら——。『できる人は、「これ」しか言わない』は、できる人が発している「短くて強い言葉」の秘密を解き明かします。あなたの人生を動かすかもしれない言葉の力は、人と関わる機会が貴重になったいまだからこそ必要なのかもしれません。
2位 『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』


家から出たくない、何をするにも何となくおっくう――。そう思ってしまうのは、ある意味で自然な人間の心理でしょう。本書には、環境や仕組みを変えて習慣化することにより、「面倒くさいこと」を「面倒くさいと感じなくする」テクニックが満載です。「仕事で本気を出すのは全体の2割とし、8割は手を抜く」といったコツを押さえ、ものぐさな自分にサヨナラしましょう。
3位 『人は聞き方が9割』


大ベストセラー『人は話し方が9割』の続編、『人は聞き方が9割』。人間関係において「聞くこと」が大切な理由や、相手に安心感を与える「聞き方」のテクニックが、さまざまな事例を交えながら解説されています。
本書でぜひマスターしてほしいのは、聞き上手たちが実践しているという「魔法の傾聴」。相手が自然と話し始め、あなたのことを好きになってくれるこのテクニックを、要約で確認してみましょう!
4位 『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』


やったほうがいいのはわかっているけど、どうもやる気が起きず、体が動かない――。そんな自分に嫌気がさす前に、ぜひ『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』をチェックしてみてください。
本書で紹介される37のコツは、どれもシンプルながら、「きっとうまくいく」という確信がもてて、すぐに実践できるものばかり。この一冊を読めば、あなたの生活はガラリと変わるはずです!
5位 『バカの壁』


どんなに意見が違っている相手でも、最終的には「話せばわかる」と考えたくなるのが大人の社会です。でも、本当にそうでしょうか?
テクノロジーの進化も相まって、「嫌なものは見なくて済む」現実はさらに進んでいます。「自分の正しさ」=「バカの壁」に閉じこもり、「考える機会」自体が減ってしまうリスクに、常に晒されているとも言えます。平成で1番売れた450万部選手のこの新書、いま読む価値大ありです!
6位 『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』


2021年の年間ランキング第1位に輝いた本書が、今期もランクイン! 「パッと動けばいいことはわかっているのにできない」「すぐやれる人が羨ましい」と悩むあなたにぴったりの一冊です。
本書によると、モチベーションには鮮度があり、「やりたい!」と思ったときが実行すべきタイミングだそう。「すぐやる人」になりたいなら、今すぐ要約を読んでみませんか? 「すぐやる人」に大きく近づけるはずです。
7位 『うまくいっている人の考え方 完全版』


人間は完璧ではない、完璧でないことを問題視しても何の役にも立たない――。そう説いて100万部超のヒットを記録した本書。自分をおとしめたり、落ち込ませたりする要素は排除し、自分を労わろうと優しく語りかけます。「他人に期待しない」「間違った自分を責めない」といった「うまくいっている人」の行動原理から、自尊心を高め、幸せに生きるためのポイントが学べる一冊です。
8位 『大人の雑談力』


初対面の人と話すネタが見つからない、会話がひと言ふた言で終わってしまう――。そんな悩みを抱えるあなたには、本書をおすすめします。
本書は「社会人の伝わる話し方」の専門家が監修した一冊。沈黙の切り抜け方や、会話を和やかに続ける方法、感じのいい別れの挨拶など、大人なら誰もが「もっと早く知りたかった!」と思うようなテクニックがたっぷり詰まっています。
9位 『史上最高にわかりやすい説明術』


プレゼンや商談など説明力が問われるシーンは多々あります。「あなたから説明を聞きたい」と言われる説明上手になるためには?
ビジネス数学の第一人者によると、「説明」とは「理解」を提供する行為だそうです。「わかった」を生み出す方法論を一挙公開します!
10位 『1分で話せ』


2018年の刊行以来、ロングセラーとして愛されつづける『1分で話せ』がまたまたランクイン! 孫社長お墨付きのプレゼン術をまとめた、非常に“使える”一冊です。プレゼンにおける「良い例」と「悪い例」が見開きで提示されており、直感的に理解できるのもうれしいポイント。
プレゼンの勝率を上げたい人はもちろん、報・連・相や説明がうまくできるようになりたい人も、まずこの本を!