昭和の偉大な経営者に学ぶ
松下幸之助、佐治敬三、出光佐三etc…

北川 毅

昭和の経営者と、現在の経営者では、言葉の重みに違いを感じることがある。

戦後に混乱期に数多くの苦労を経験し、自社の未来だけでなく、大きなスケールで日本の行く末についても、思いを巡らせたからだろうか?

何かを成し遂げた人は、継続的な努力を重ねることにより、苦労を克服し、成長を続けて、成功した人だ。このプロセスを学ぶことは、例え時代背景が異なったとしても、とても有用である。

これから紹介する5冊はいずれも、日本のビジネスシーンで大きな成功を収めた5名の経営者の哲学や成功の秘訣が書かれた作品である。これらの追体験から、あなただけの、「学び」と「きっかけ」を得ていただきたい。

松下幸之助 パワーワード
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小宮一慶
主婦の友社
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松下幸之助 パワーワード
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著者
小宮一慶
出版社
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松下幸之助といえば、言わずと知れた「経営の神様」であり、松下電器(現パナソニック)の創業者である。その生涯は今までに多くの書籍やテレビドラマなどで紹介されてきたが、本書では松下幸之助が語った「言葉」に焦点をあてる。どの「言葉」も、大切なのに忘れていた基本的なことや、心にスッと落ちるように納得できる本質的な「言葉」が多い。あなたを日々、励まし、導いてくれる「言葉」と出会えるだろう。
ロケット・ササキ
ロケット・ササキ
大西康之
新潮社
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ロケット・ササキ
ロケット・ササキ
著者
大西康之
出版社
新潮社
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SHARPの成長に大きく寄与した佐々木正は「ロケット・ササキ」と呼ばれた。議論の最中に発想があちらこちらに飛び、突拍子もないことを言う佐々木の発想の豊かさに、アメリカ人技術者が驚き「戦闘機のスピードでは追いつけない。ロケット・ササキだ。」と表現したのが由来だ。その発想力もさることながら、その先見性と人徳により、スティーブ・ジョブスや孫正義をはじめとした、様々な人物から慕われていた。まさに「破天荒」なその生き様に括目していただきたい。
佐治敬三と開高健 最強のふたり
佐治敬三と開高健 最強のふたり
北康利
講談社
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佐治敬三と開高健 最強のふたり
佐治敬三と開高健 最強のふたり
著者
北康利
出版社
講談社
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サントリー2代目の佐治敬三は無謀と言われた「ビール事業」に挑み、45年かけて事業を黒字にしていく。その時間の長さと、関わった人たちの艱難辛苦を乗り越えようとするさまは、とても印象深い。長いスパンで事業をつくりあげることについて示唆に富む1冊である。
出光佐三の日本人にかえれ
出光佐三の日本人にかえれ
北尾吉孝
あさ出版
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出光佐三の日本人にかえれ
出光佐三の日本人にかえれ
著者
北尾吉孝
出版社
あさ出版
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出光興産の創始者である出光佐三は、ベストセラー小説「海賊とよばれた男」のモデルとなり注目を浴びた。多くの共感を呼んだ理由は名言「日本人にかえれ」に代表される、強いメッセージ性に由来するのではないだろうか。本書では出光佐三の言葉を引用しながら、出光佐三の生い立ちや、氏が説いてきた「道徳」や「和」の大切さについて触れることができる。
「粗にして野だが卑ではない」
「粗にして野だが卑ではない」
城山三郎
文藝春秋(文春文庫)
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「粗にして野だが卑ではない」
「粗にして野だが卑ではない」
著者
城山三郎
出版社
文藝春秋(文春文庫)
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名言として知られる「粗にして野だが卑ではない」は、国会答弁の中で述べられたものである。発言したのは三井物産の社長を経てリタイア生活から、誰もなりたがらない国鉄総裁のポストを私心なく引き受けた石田禮助。問題が山積する国鉄の改革を通して、明治生まれの硬骨漢で、30年の海外生活で培われた合理主義から、「卑ではない=正論」を貫いた堂々たる人生が描かれている。 偉大なビジネスパーソンは、偉大になる過程で、さまざまな苦労や失敗も経験している。過去を知り、追体験する中では、華々しいストーリーや成果だけでなく、その過程での多くの失敗と地道な努力にもぜひ目を向けていただきたい。
公開日:2016/06/24
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