買う人も、売る人も必見! 買い物を考える本5選
あなたが知らない買い物のメカニズム

北川 毅

私たちの暮らしの中で、買い物はかかせないものです。

食べ物、身の回りのもの、趣味のもの。大抵のものは買い物なしでは入手できません。

しかし、お金には限りがあるので、なんでも買う訳にはいかず、私たちは日々の大小の買い物のたびに、様々なことを考えて判断を下しています。

でも、自分の買い物の基準について余程大きい買い物(家や車)でない限り、あまり深く考えたり、強く意識することはあまりないのではないでしょうか?

今回は普段いろいろと考えているはずなのに、不思議とあまり意識することのない「買い物」に関する本を集めました。

お店での日常的な買い物から、ブランド品、上手な価格との向き合い方まで、幅広くご紹介します。

私たちは普段、自分の意思のみで買い物をしていると思い込んでいますが、今回の5冊を読むと、さまざまな要因に影響を受けていることがわかります。また売り手側の戦略や考察にも触れることができるので、明日からの「買い物」に対するあなたの考え方、見方は大きく変わるはずです。

なぜこの店で買ってしまうのか
なぜこの店で買ってしまうのか
パコ・アンダーヒル,鈴木主税,福井昌子(訳)
早川書房
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なぜこの店で買ってしまうのか
なぜこの店で買ってしまうのか
著者
パコ・アンダーヒル 鈴木主税 福井昌子(訳)
出版社
早川書房
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まずはお店での買い物についての一冊です。 ネットでの買い物が普通のことになりましたが、やはりお店での買い物はやはり愉しいものです。でも、あなたがよく買い物をするお店の居心地の良さは「科学」の結晶かもしれません。 本書ではお店と顧客を徹底的にリサーチした結果に基づく「ショッピングの科学」により、買い物における私たちの行動を決定する普遍的な原則を解き明かしています。 お店に隠された私たちの行動に影響を与える数々のしかけを知ると、普段よく行くお店の光景もまったく違ったものに見えることでしょう。
なぜ、あの「音」を聞くと買いたくなるのか
なぜ、あの「音」を聞くと買いたくなるのか
ジョエル・ベッカーマン,タイラー・グレイ,福山良広(訳)
東洋経済新報社
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なぜ、あの「音」を聞くと買いたくなるのか
なぜ、あの「音」を聞くと買いたくなるのか
著者
ジョエル・ベッカーマン タイラー・グレイ 福山良広(訳)
出版社
東洋経済新報社
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私たちはお店で買い物をするときに、無意識のうちに様々なものに影響されています。その代表例が「音」です。 ビールや炭酸飲料の「シュワ―」という音で喉が渇き、肉の焼ける「ジュ―」という音を聞けば、空腹を自覚します。 本書では「音」の効果を戦略的に使って私たちに訴求する手法が詳しく解説されています。自然と耳に入り、知らないうちに私たちの判断に影響を及ぼす「音」が持つ力の大きさを実感できるでしょう。
買いたがる脳
買いたがる脳
デイビッド・ルイス,武田玲子(訳)
日本実業出版社
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買いたがる脳
買いたがる脳
著者
デイビッド・ルイス 武田玲子(訳)
出版社
日本実業出版社
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お店での買い物の醍醐味は一目ぼれで、思わず衝動買いしてしまうことではないでしょうか? しかし、そんな衝動買いが無意識のうちに誘導されていたもの、だとしたら?あなたが、今日買ったものは、本当に自分の意思によるものなのでしょうか? 本書では、買い物の際の脳の思考プロセスを詳細に解き明かし、さらに私たちの意識を飛び越して、脳へ直接売り込むマーケティング、広告の実例が数多く取り上げています。 私たちの脳と買い物の関係を最新の知見をもとに、明らかにする一冊です。
売らずに売る技術
売らずに売る技術
小山田裕哉
集英社
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売らずに売る技術
売らずに売る技術
著者
小山田裕哉
出版社
集英社
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私たちが買い物をするときの重要な要素のひとつが価格です。 本来は、価格が安いにこしたことはないはずですが、そこに「ブランド」の価値が加わると、途端に価格への感覚が変わってしまいます。 なぜ私たちは時として必要以上に高価なものを買ってしまうのか?私たちは高価なブランド品にどんな価値を見出しているのか? いわゆるラグジュアリーブランド企業の戦略を通して、「こだわりのある」買い物の本質に迫る一冊です。
予想どおりに不合理
予想どおりに不合理
ダン・アリエリー,熊谷淳子(訳)
早川書房
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予想どおりに不合理
予想どおりに不合理
著者
ダン・アリエリー 熊谷淳子(訳)
出版社
早川書房
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私たちは常日頃よく考えて、賢く買い物したいと考えているはずです。でも私たちは本当に賢く買い物できているのでしょうか? 「安くても品質の良いものを買いたい」「少し高いが、自分へのご褒美だから買う」 人が何かを買うときには、自分が納得できる理由を根拠に買い物をするものです。しかし、買い物をした本人からは根拠があるものでも実は、はたから見たら「不合理」なことがよくあります。 冒頭の例の場合だと、「安くても品質の良いものを買いたい」⇒「同じような品質であれば、少し高くてもブランド品を買ってしまう」「少し高いが、自分へのご褒美だから買う」⇒「ダイエットのご褒美が少し高めのケーキ」 人は何を根拠に、なぜそれを選ぶのか?数々のユニークな実験を通して、日々の判断に影響を及ぼす正体に迫る、学びや気づきの多い一冊です。
公開日:2017/01/26
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