夏休みはどこに行く? 国・地域・旅館を知る本
知れば知るほど行きたくなる


梅雨があけ、いよいよ夏本番です。
夏といえば、夏休み! 自宅でのんびりしたり、帰省したり、いつものメンバーで飲み会を開催したり・・・・・・もいいですが、旅行にぴったりの時期でもありますよね。
そこで今回は、特定の国や地域、旅館をテーマにした書籍を紹介します。夏休みの旅行先を決めたり、旅行気分を盛り上げたりする一助となれば幸いです。
ガイドブックにプラスして、その地にちなんだ書籍を持って行くのも楽しいはず。目的地について予習しておくことで、さらに旅が充実すること請け合いです。旅のおともに、1冊いかがですか?


ユニークなプログラムを提供するなどのおもてなしで知られる星野リゾート。 そのために星野代表が力を注いできたのは、「フラットな組織文化」を実現することでした。 彼らがおもてなしにかける情熱を知れば、今すぐ泊まりに行きたい!と感じるはず。


海外に行くと、現地の人にとってはなんでもない風景であっても、新鮮に見えるものです。 そこに目をつけたのが、飛騨古川でツアー事業を手がける著者でした。「SATOYAMA EXPERIENCE」として、サイクリングツアーを企画し、好評を博します。 日本らしさとは何か、観光とはどうあるべきか――改めて考えさせられる一冊です。外国人の目線で、「田舎」を楽しんでみてはいかがですか?


ここからは海外に目を向け、いま注目を集めている国の本をご紹介しましょう。 3つの宗教の聖地として知られるイスラエル。日本人にとっては、ベールに包まれていて、なかなかその顔が見えてこない国でもあるのではないでしょうか。実はそんなイスラエルは、グローバル企業がこぞって投資するスタートアップ大国でもあるのです。 本書を読めば、イスラエルが「中東のシリコンバレー」と呼ばれる所以が理解できるでしょう。


世界一高いビル、世界一大きいモール、世界一長い自動制御鉄道・・・・・・「世界一」とつくものが目白押しのUAE。世界中から就職希望者が殺到し、人口のうちの9割が外国人だという国でもあります。そうした基礎情報から、住まなければ見えてこない裏の顔まで、前在アラブ首長国連邦(UAE)特命全権大使である著者が紹介してくれる一冊です。


「インドのシリコンバレー」と称される、インド南部の街・バンガロール。 インドでIT人材が育つ背景にあるのは、教育機関の水準の高さに加え、インドならではのカオスな環境だそう。いかにカオスなのかを体験するために、インドに行きたくなること請け合い!