【コロナブルーに負けない!】
「孤独」を感じたときに読んでほしい3冊
人との距離を捉え直す


コロナブルーに負けない! キャンペーン開催中!!!
〜ビジネス書の知恵や知識をコロナ対策のヒントに〜
flierでは4月23日(木)から約2カ月間に渡り、コロナブルーに打ち勝つための「ヒント」になるビジネス書の要約を、毎回テーマを設定して厳選し、無料で読めるキャンペーンを開催しています。
今回のテーマは「孤独」です。
緊急事態宣言が解除され、社会は少しずつもとの形に戻りつつあります。一方でソーシャル・ディスタンスやマスクの着用、テレワークの推進などを受け、他者との距離感は確実に変わりました。交流の場も制限され、慣れない環境の中で孤独感を募らせている方も少なくありません。
そこで今回は「孤独」をテーマに、人や社会との距離感をあらためて考えるための本をご用意いたしました。どんなに孤独を感じていても、本はやさしく寄り添ってくれるもの。これが何かをほんの少し変えるきっかけとなりますように。


孤独を感じるのは、なにも一人のときとは限りません。とかく日本は同質性の強い社会です。学校は言うに及ばず、社会に出ても他者と同じふるまいが求められます。誰かに無理に合わせようとして、心にガタがくることだってあるでしょう。
そんなとき、漢方薬のようにじんわり効いてくる本がこちら。組織や集団の中で、どんな距離感を維持すれば心地よく過ごせるのか? 人との距離感があらためて問われる時代だからこそ、お読みいただければと思います。


一般的にセルフィッシュ(=自分本位)であることは、良いこととはされていません。実際、自分のことしか考えていないと、どんどん周りから人が離れていってしまいます。ですがワガママを言ってばかりの「自己中」と、主体的に自分の人生を生きる「自立」は、根本的に異なります。前者はあなたを孤独に、後者はあなたを豊かにするでしょう。
たとえ一人でいるように見えても、孤独を感じない生き方もあります。「自分に素直になる」ということの意味を深く考えさせてくれる一冊です。


最後にご紹介したいのがこちら。一見すると「孤独」というテーマにあまり関係ないように見えるかもしれませんが、本書で語られる「交換」と「贈与」の違いは、きわめて大切な指摘です。というのも人間が孤独を感じるのは、「AをするからBをもらえる」(=AをしなければBがもらえない)という「交換」に基づいたコミュニケーションだからです。
では「贈与」に基づいたコミュニケーションはどういうものか? また、それはどうやって実現されるのか?「アフター・コロナ」の社会像を考えるうえで、重要な示唆が得られます。