【書店員のイチオシ】
『WORK DESIGN』
【NetGalley Japan】

NetGalley Japan

男女が対等に競い合うには? グーグルのママたちを助けたピープル・アナリティクスとは? 有効かつ透明性の高い採用・人事評価のあり方とは? 日本でも急ピッチで進められている「女性活躍推進」や「働き方改革」にも大いに役立つ実践の書。

WORK DESIGN(ワークデザイン)
WORK DESIGN(ワークデザイン)
イリス・ボネット,池村千秋(訳),大竹文雄(解説)
NTT出版
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WORK DESIGN(ワークデザイン)
WORK DESIGN(ワークデザイン)
著者
イリス・ボネット 池村千秋(訳) 大竹文雄(解説)
出版社
NTT出版
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内容紹介

無意識のバイアスはいたるところに潜んでいる。 ジェンダー格差を解消するための〈職場と学校のデザイン〉。

女性の社会進出は進んだが、男女の賃金格差などジェンダーによるギャップはまだまだ根強い。 その大きな要因となっているのが私たちが無意識にいだく「バイアス」だ。 ハーバードの女性行動経済学者が、私たちの意識や行動を決定づけるバイアスの存在を豊富な実験と研究データから明らかにし、エビデンスに基づく具体的な解決策を示す。

男女が対等に競い合えるようにするには? グーグルのママたちを助けたピープル・アナリティクスとは? 有効かつ透明性の高い採用・人事評価のあり方とは? 日本でも急ピッチで進められている「女性活躍推進」や「働き方改革」にも大いに役立つ実践の書。

NetGalley会員レビュー

◎NetGalleyレビュアー会員
現在、女性の社会進出や今までの男尊女卑思考を撤廃し新たな考えをと叫ばれている世の中で、この本はその様なジェンダーの問題に立ち向かうときのHow to本となるだろう。
◎NetGalley図書館関係者会員
本書はいかに我々が型にはまった考えに「無意識に」とらわれているかを示している。合わせて、そこからの打開策も。ただ、現代の日本においてその策がそのまま取り入れられるかと考えると、私は深く絶望してしまった。

職場に限ったことではないのだが、ジェンダーにとらわれた価値観の外周には、日本人特有の「言わなくても理解する美徳」「ことを荒立てる無粋」「地位が高いものへ物言う存在の排除」という悪しき風習が何重にも取り巻いているからだ。
そのなかで女性は、あるいはニュートラルな思考を持つ人々は気力を萎えさせ、無駄な労力を使わないことを誓うのである。しかし、いや、だからこそ、本書のような提言書は役に立つはずである。時間は大いにかかるかもしれないが、我々はこれまでも少しずつ前進してきた。多くは海外の事例や人材によって、政策を変え生活を変えてきたのである。

まずは我々を取り巻く因習を認識することが第一歩だ。小さいかもしれないが、踏み出さなければ決して前には進まない。
◎NetGalleyレビュアー会員
職場におけるジェンダーバイアス大全とも言うべき、人事関係者なら絶対必読の一冊。今後この分野の基本かつ定番文献の一冊となるだろう。

行動経済学の知見を元に男女の労働者にどのような意識ギャップや偏見が混ざり込むかを解き明かし、さらにはそのための職場デザインの方策まで教えてくれる。

そこに著者自身の職場での取り組みも紹介されてぐっと説得力が高まっている。学問性や実践性と日常のあるあるの隙間を埋める良書だった。
◎NetGalleyメディア関係者会員
ビジネス世界でのジェンダー格差の問題は、いまだ解決していない。それについていろいろな角度からの研究による具体的な解決策を示すのがこの著書である。

この著書で最も興味深いのは、その問題の原因となっている無意識のバイアスである。人間一人ひとりにあるこのバイアスが、いかにこの社会状況を変化させにくくしているかがよく理解できた。

特におすすめする対象は、採用、人事、評価などに関わる人だろう。この本にある指摘や問題を理解するだけでも価値があり、さらに具体的な解決策も、きっと役に立つ情報だろう。
◎NetGalleyレビュアー会員
行動経済学の知識を基に、ジェンダー格差の縮小を目指す理論と実践の書。
「生存者バイアス」、「確証バイアス」そして「ジェンダーバイアス」。
豊富なデータと実験が明らかにする私たちの無意識に潜むバイアス。 いかに自分の行動がバイアスの影響を受けているか、自分の無自覚と偏向具合に衝撃を受ける。

また、これらのバイアスがジェンダー格差を生み出す一因になっていることも私にとっては目から鱗だった。しかし、本書はバイアスによるジェンダー格差の実態を認知させることだけが目的ではない。冒頭で述べたようにこの本は「実践」の書なのだ。

実践の原則は「DESIGN」。
D=データ(data)
E=実験(experiment)
SIGN=標識(signpost)

データを集め、ジェンダー格差の存在を可視化する。次に、その不平等を解消するための方法を考え、効果を検証する。最後に、不平等是正のための行動を促す標識を設計する。
不平等を解消するためにどんな解決策があるのか。どんな標識をつくればいいのか。
この本は、科学的な根拠に基づいた具体的な方策を私たちに教えてくれる。

ジェンダー格差の縮小に向けて、私たちの行動を後押しするべく「DESIGN」された本書。
この本は、男女平等社会を目指す私たちの大きな指針となりうる本だと私は感じた。

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公開日:2019/08/07
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