『僕たちはヒーローになれなかった。』
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内容紹介

医者として働きながらも、名誉と出世、収入を捨てて、NPOを設立し、国内外の僻地でボランティアに勤しむ著者について書いた実話。

夢をあきらめたビジネスマンに捧げる自己啓発本!『僕たちは世界を変えることができない。』のその後のお話です。

僕たちはヒーローになれなかった。
僕たちはヒーローになれなかった。
葉田甲太
あさ出版
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僕たちはヒーローになれなかった。
僕たちはヒーローになれなかった。
著者
葉田甲太
出版社
あさ出版
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NetGalley会員レビュー

◎「それでもあなたはヒーローです」書店関係者

それでも「あなたはヒーローです」。

カンボジアに「学校」を建てた著者が「医療センター」を設立するまでにいたった経緯が描かれています。学校の継続状況を確かめに訪れたカンボジアで22日間で子を亡くしてしまった母親と出会い、新たな想いを産み進みゆく著者の姿は、原点の大切さ、継続する意味、がむしゃらさを教えてくれるようです。

もう一度言いたいです。「あなたはヒーローの一人です」

◎「幾つもグッとくる箇所がある」書店関係者

前作を読んでから本書を読むと、正に成長譚。目次は一見、自己啓発本かと思う。一人の人間が考え抜いて到達する場所は同じなのかもしれないとも気付かされる。ただし、この本はグイグイ気分を上げていくわけでも、「今から始めよう!」的な啓蒙書でもない。ほんとうに一つ一つ、自分に出来ることを考え抜いた先に見つけたものを教えてくれる。

幾つもグッとくる箇所があるが、最も殴られたような衝撃を受けた一文は、「僕の人生の中でそのお手伝いをさせていただきありがとうございました」。ここに、作者の到達点をみて震えた。

「みなさんの笑顔や健康に貢献できたなら満足です。僕の人生の中でそのお手伝いをさせていただきありがとうございました」と表現できる心を、私も持てるようになりたい。

◎「今の高校生の心にも響く」図書館関係者

「僕たちは世界を変えることができない。」は勤務先の学校に所蔵があり、出版年から言うと新しくはない本ですが(文庫本なので2011年刊行です)未だに手に取って読んでいる生徒がいます。キャッチ―なタイトル、等身大の内容は今の高校生の心にも響くのだと思います。私もずいぶん前に拝読しました。

前作で医大生だった葉田さんは、本作では医師となり、今回はカンボジアの医療と向き合います。

しかし今回も七転び八起き。迷ったり、立ち止まったりを繰り返しながら、赤ちゃんを亡くして悲しむ母親のために何ができるのかを考えます。「自分の力は微力でも、そのもたらした結果につながったと考えれば、もしかしたら、僕たちは世の中を、世界を少しだけよくできるのかもしれない」(p94)というフレーズが印象に残りました。

葉田さんはカッコ悪いところがカッコいいですね。

◎「多くの人の応援したいという共感を誘った」レビュアー

カッコつけずに書いているからリアリティがあり、ブレずに思いを実現するまでの試行錯誤に感動する。もっと器用に成功する道もあったのかもしれないけど、いつでも原点に戻って発信し、協力を得られたのは、目の前の人の涙を減らし、笑顔を増やしたいという切実な思いが、多くの人の応援したいという共感を誘ったから。 読んだ人が自分なりに何かに貢献できるようにがんばろうという気持ちになる本でした。

◎「読了後涙が出てきた」レビュアー

読了後涙が出てきた。カンボジアに病院を建設し、赤ちゃんとお母さんの命を守りたいと、己の無力さと向き合いながらそれでも前に進む著者の姿が胸を打つ。

僕も今、無職となってしまい異様な虚無感を感じている。そんな中でこの本に出会えたことを奇跡のように思う。

何のために働くか? その問いに向き合える。僕たちが日頃あーだこーだ言いながら働いているのは、誰かの笑顔を守るからだ。

◎「本質は弱い人なんだと思う」レビュアー

向井理さん主演で映画化された『僕たちは世界を変えることができない。』の作者の新刊です。あの映画ではカンボジアに学校を建設したのですが、今回は、病院を建設します。ノンフィクションです。

読んでて思ったのですが、この作者、とてもブレが多い。つまり、本質は弱い人なんだと思う。なのに、すごいことをやってのける。それは感受性と責任感の強さ。それから、行動力があるからだと思いました。

カンボジアに病院を建設することが最重要なのか? という疑問はあるのですが……。著者の情熱、生き方は心を揺さぶるものがあり、経験に基づく名言はとても参考になりました。

だから、僕は本書を自己啓発本として捉えました。そういう意味でも、とても興味深い本でした。

はじまりは、「葉田君、スーダン来てみる」という誘いでした。川原先生という医師が、このアフリカの国で活動していたのです。

「何でこんなことされているんですか?」という著者の質問に、先生は、「ドキドキ、ワクワクするから」「困っている人を笑顔にしたい」と答えます。

この川原さんから学んだことをNOTEと言う形でまとめてあり、ここも役立ちます。経験から生じた名言です。

・自分がドキドキ、ワクワクすることを追いかけよう
・まず、自分ができることをする

2年ぶりにカンボジアを訪れた著者。ここで子供を失くした母親の涙と出会います。途上国の乳幼児医療の遅れを痛感。ここでの学びも興味深い。

・人を「幸福」にすることは難しくとも、「不幸なこと」なら減らせる
・デメリットばかり浮かんできてしまい不安や恐怖で行動が起こせなくなったら「自分が死ぬ時に後悔しないか」を考えよう
・何をやりたいかはハートで決める。決めたらごちゃごちゃ言わず行動する

沖縄の離島で医師の仕事をしていた時の学びもおもしろい。

・世界は変えられなくても、目の前の人になら何かしてあげられる
・誰かのために頭を下げることは、かっこ悪くない
・1番の失敗は行動しなかったこと

そして、カンボジアに病院をつくる――生まれたての赤ちゃんは、100人中10人が自分でうまく呼吸できない。医療従事者がサポートすることで、その10人のうち9人を救うことができる。カンボジアでは、生まれたて赤ちゃんの4人に1人が、呼吸ができなかったために亡くなっている。そのことから、著者はカンボジアに病院を作ることにします。

ここからの学びも参考になります。

・一人でできないことも、みんなとなら達成できる

著者の熱い思いが人やお金を集め、夢が実現されるというストーリーでした。

読んでいて感じたのは、その時々に学んだ著者の想いがとても参考になるということ。興味を持ったら、行動しよう! という、シンプルだがとても大切な哲学が、この本には示されていたと思いました。情熱溢れる本でした。

僕たちはヒーローになれなかった。
僕たちはヒーローになれなかった。
葉田甲太
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僕たちはヒーローになれなかった。
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著者
葉田甲太
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公開日:2020/01/21
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