冷え込みが増していく秋冬にかけてコーヒーの需要を喚起しようと、1983年に全日本コーヒー協会が定めました。
また、10月1日はコーヒー業界にとっての新年度であり、国際コーヒー機関も2015年に「国際コーヒーデー」(International Coffee Day)として制定しました。コーヒーの関連事業で生計を立てる何百万もの農家を支え、生産者の立場も尊重しようと盛り立てています。
この日に合わせて、コーヒーの割引サービスなどを展開する喫茶店やチェーン店も少なくありません。消費者の健康志向を背景に、カフェインを取り除いた「デカフェ」やオーガニック栽培のコーヒーの輸入量も近年増加傾向をたどっています。
一方、世界中で高まるコーヒーの消費を支えるブラジルなどの生産現場は、気候変動や労働力などの問題に翻弄されている厳しい実態があります。この記念日を機に、コーヒー業界の実情を少しのぞいてみませんか。コーヒー豆を通じて、世界の諸課題がうっすらと見えてくるかもしれません。
世界からコーヒーがなくなるまえに
ペトリ・レッパネン,ラリ・サロマー,セルボ貴子(訳)
青土社
世界からコーヒーがなくなるまえに
著者
ペトリ・レッパネンラリ・サロマーセルボ貴子(訳)