

暑い夏が終わって一息つこうと思ったら、一気に冬のような気候になったり、また暑くなったり、台風がやってきたり。お仕事も何かと忙しいこの季節、なんだか疲れが取れない、イライラしてしまう、とにかく今すぐ寝たい……という方も多いのではないでしょうか。「体調管理も仕事のうち」とは言いますが、ストレスや疲れの原因が多い現代社会で、その「管理」の難しさは増してきているように感じます。
がくっと体調を崩してしまう前に、このあたりで一度きちんと自分に合った自己メンテナンス法を習得して、体調管理のスキルアップをしましょう! そんなときにおすすめの1冊です。
内容は4章立て。まずは多くの人が思い描く「休息=睡眠・安静」という定義が実は誤解であるという説明から始まります。
一日中布団にもぐっていても、休み明けにちっともスッキリしないのはなぜなのか? 実感していたことではあるけれど、あらためて説明されるとなるほど! という気持ちになります。じっとしてるのではなく、むしろ体の回復を早める小さなアクションを実践し習慣化していくことで、タイトルの通り「休まなくても絶好調」なコンディションに整えていくのだそう。「朝起きたらコップ1杯の水を飲む」「朝と就寝前のスマホ禁止」「帰ったらすぐにテレビをつけない」など、ほとんどの行動は特別な道具も時間も必要なく、意識だけ変えれば今からでも実践できそうなものばかり。「休む時間がない!」はもう言い訳にできません。
それでもどうしてもリラックスする時間なんか捻出できないという方のために、続く2章では「自分の時間」の作り方を紹介しています。スケジュールの組み立て方や、ちょっとしたコミュニケーションの工夫はもちろん、「これは無駄な時間」と割り切る心も必要。仕事内容や対人関係も一度整理することでスッキリします。
さて、自分の時間が確保できたら、どのように過ごせばいいでしょうか。3章には朝~帰宅まで、睡眠時間、休日と時間ごとにちょっとした休息のコツが並びます。読んでいただくと、どれも本当に短時間で済むことがわかるかと思います。
「自分の時間」は一日に何時間も必要なわけではなく、ちょっとのスキマ時間で十分なんですね。
そして最後の4章は日常の行動にプラスしてさらに疲れを取るための方法が書かれたスペシャルケア編。
自分の状態に合わせて、試せそうなものから実践していくのが良さそうです。「ゆっくり話す」「三行日記をつける」「SNSに振り回されない」など心のケアも充実しています。
冒頭で「体調管理も仕事のうち」と書きましたが、ちょっと時間を見つけて自分の身体をケアをすると、不思議とビジネスシーンでも自信が湧いてくるように思います。そういった意味でも「自分」という器をメンテナンスすることは仕事の一部と言えるかもしれません。
明日も胸を張って元気に仕事をするために、皆様ぜひ、ご自愛ください。
ほんをうえるプロジェクト 長澤麻央
「ほんをうえるプロジェクト」とは?
植物に水をやってゆっくりと育てるように、本ももっとていねいに売っていこうと、出版総合商社トーハンがはじめたプロジェクトです。新刊やベストセラーに限らず、独自の手法で良書を発掘し、本屋さんにご提案しています。同じ趣味をもった方同士がつながれる、「 #好きな本を語ろう 」というコミュニティを運営中です。ぜひご参加ください!