【書店員のイチオシ】
しんどいものだと諦めていたあの動作が、こんなに楽になるなんて! 『イラストでわかる疲れないカラダの使い方図鑑』
【ほんをうえるプロジェクト】



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帰宅途中、遠回りしてでも階段よりエスカレーターを選ぶ。家に帰ってから一度座ってしまうともう立ち上がれない。ものすごく慎重に洗濯物の下をくぐるけどだいたい引っかかる。こんな経験はありませんか。ちょっと疲れがたまってくると、「しんどいな」と感じる動きが増えてきますよね。階段を上ったり、掃除機をかけたり、重い荷物を持ったり、布団をあげたり、立ったり座ったり。それと何と言っても長時間のデスクワーク! この動きはしんどいものだから仕方ない、と思って耐えるより、もっと早く楽になる方法があります。
本書『疲れないカラダの使い方図鑑』では、ポール・マッカートニーやキアヌ・リーブスなどの著名人も学んだ身体の使い方の技術【アレクサンダー・テクニーク】の考えに基づき、疲れやすいクセがついてしまった身体をリセットして身近な動作を楽にこなすポイントを図解しています。
例えば「階段を上るとき」のページは、すぐに効果が実感できるので、ぜひ試してみていただきたいテクニックの一つ。すべての動作に共通する「基本姿勢」をキープしたまま、数段先を見上げるようにして上るとびっくりするくらい楽になります。これまでワンフロア上がるだけで息切れをしていたのがうそみたい。エスカレーターのない駅に遭遇してももうひるみません。
ほかにも、イライラ、あがり症、不眠、肩こりなどの悩みに効く姿勢や呼吸のイメージも。試してみると、いかに今まで無意識で疲れる動き方」をしていたかに気づかされます。
歩く、座るなどの慣れた動きは5~6歳の頃に確立されて、その後ほとんど書き換えられません。つまり子どもが大人の身体を操縦しているようなもの。コントロールがへたくそで非効率にもかかわらず、自動的に動いてしまうのだそうです。
普段の何気ない動きで疲れるな、と感じている方はぜひ、一度身体の使い方をアップデートしてみてはいかがでしょうか。一度身につくと色々な動きで応用してみたくなり、色々な動きが楽になっていきますよ!
ほんをうえるプロジェクト 長澤麻央
「ほんをうえるプロジェクト」とは?
植物に水をやってゆっくりと育てるように、本ももっとていねいに売っていこうと、出版総合商社トーハンがはじめたプロジェクトです。新刊やベストセラーに限らず、独自の手法で良書を発掘し、本屋さんにご提案しています。同じ趣味をもった方同士がつながれる、「 #好きな本を語ろう 」というコミュニティを運営中です。ぜひご参加ください!