世界に羽ばたくSHOWROOM前田社長が明かす『人生の勝算』
【啓文堂書店橋本駅店のイチオシ】

啓文堂書店
人生の勝算
人生の勝算
著者
前田裕二/著
出版社
幻冬舎
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この本を読むきっかけとしては帯に秋元康氏、堀江貴文氏の推薦文があったことが大きい。この二人が天才とまで言い切った若い経営者前田裕二氏(SHOWROOM代表取締社長)とはいったい誰だろう?
SHOWROOMというライブ配信はこれからのビジネスの種になるかもしれないし、とにかく新しいことは知っておきたいという発想もあった。しかも8歳でご両親を失い、幼少期から大変苦労されたという。これにも強烈に興味が湧いた。

本書を読むと、著者の仕事にかける溢れんばかりの熱量に圧倒され、人生のコンパスを持つ重要性を認識させられる。人生のコンパスというのは、自分の世界観などを加味した人生の方向性を明確にすること。これがあると限られた人生を充実させられるし、熱量を無駄なく投下できるのだ。捨てるもの、やり切らなくてはいけないものがはっきりしてくるのである。
更に重要なのは、著者が先輩メンターに言われた「仕事で大事なのは人に好かれることだ」ということ。一人の力ではやれることは限られているという考え方は本当にビジネスの上では大事なことだと思う。

現在、物販の業界ではパラダイムシフトが起きている。
モノ消費からコト消費、ヒト消費の時代になり、モノそのものの価値だけでなく、体験やヒトに対する価値がより重視されるようになったのだ。
大事なのは、深い繋がりであり、深いコミュニティー形成。この頃、物販でもただ陳列して売っているだけでなく、イベントなどでお客様との深い繋がり、コミュニティーを作り始めていると聞く。お客様がそのお店のファンになってしまう状態を作り上げるということだ。
AKB48などの売れているグループはこの方程式を実践しているし、著者が作り上げたSHOWROOMはコミュニティー作成のプラットホームとして世界に羽ばたこうとしている。今後の著者に大注目だ。

書店員、特にビジネス書担当は、時代の半歩先を行く商品を常に探している。一歩では行き過ぎで半歩先がビジネスでは必要だし、ビジネス書を手に取るお客様のニーズに合っている。ビジネス書担当としては絶対読んでおきたいお勧めの一冊だ。

啓文堂書店橋本駅店  内田 継一

http://www.keibundo.co.jp/

公開日:2017/09/08
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