
各出版社の「これはぜひ推したい!」という本を揃えたコーナー、「出版社のイチオシ」です。フライヤーで要約をご紹介しきれない書籍の中で、各出版社のオススメを記事形式でご紹介します!
ライター・石田翼
「画面上の押しボタンをかっこよくしたんだ。なめたくなるほどだよ」
スティーブ・ジョブズのこの言葉を読んだとき、衝撃が走りました。
この男、ぶっ飛びすぎ!! ……と同時にそのカリスマ性に打ちのめされて、こう思いました。
一介の編集者たる私も、果たして担当作品をなめたくなるほどこだわり抜けているか?
みなさんはいかがでしょうか。成果物をなめたくなるほど、仕事を愛せていますか?
この「生声」シリーズは、世界的な成功者たちが自ら発した言葉を、名言、弱音、愚痴、ジョークに至るまで余さず収録した「人間らしさ」が味わえる発言集です。さらに本書は発言日に対応した「時系列」で言葉を紹介しているので、人生のどの状況で発言されたかもわかります。
例えば、ジョブズは冷遇に耐えかねてアップル社を退社し、10年ほどさまざまな事業を行なっていた時期があり、当時はアップル社やマイクロソフト社を批判し、製品作りに対する自身のこだわりを示すような痛快な言葉を多数残しています。ですが、一方では、
「墓場で一番の金持ちになったところで意味はない。(中略)夜、眠りにつく時、我々は素晴らしいことを成し遂げたことを言えること。それが重要だ」
という発言もしています。彼にとっては先行きの見えない時期であったことを思うと、何よりも自身を奮い立たせる言葉だったようにも読み取れ、ぐっとくるものがあります。
このような成功の最中での輝く名言から、日常生活のつぶやき、低迷期の本音までを読めば、きっと今あなたが必要とする言葉に出会えるはずです。
私自身、ジョブズの「生声」に支えられながら、本書を編集しました。
同時発刊、アマゾン創業者の「ジェフ・ベゾスの生声」と合わせて、ぜひご一読ください!
文響社 編集部 麻生麗子「男性から女性に移行したトランスジェンダー女性が女子トイレに入ることを認めてよいのか」「トランスジェンダーが増えると家族制度が崩壊するのではないか」……。
LGBTQという言葉が広まる一方で、出生時に割り当てられた性別とは異なるアイデンティティをもつトランスジェンダーの存在を「問題」として扱う言説が、SNSを中心に増加しています。
しかし、シスジェンダー(トランスジェンダーではない人)が圧倒的多数を占める世の中で、トランスジェンダーがどのような困難を抱えて生きているかを知っている人はどれだけいるでしょうか。
本書『トランスジェンダー問題』は、トランスジェンダーが直面する現実を、信頼のおける調査や当事者たちへのインタビューに基づいて明らかにしています。背景には、トランスジェンダーの多くが貧困に苦しみ、法律や医療など制度的な差別の対象となっているという事実があります。それはトランスジェンダー以外のマイノリティにも共通する、社会全体の本当の「問題」といえます。
すべての人のより良い生のために、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
(明石書店編集部 辛島 悠)「5年で仕事を半分にする」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか。
「そんなことできるわけがない」と思う方が多いかもしれません。
本書では、そんな夢のような働き方・生き方を実現する方法を現役税理士が紹介します。
副業の推進、テレワークの普及など、働き方の多様化が進む現代において、ストレスの溜まる今の働き方を無理に続ける必要はありません。そうはいっても、「FIREを達成して生涯働かない」という生き方もなかなか難しいでしょう。
そこで本書では、仕事を減らして収入はそれほど減らさず自分の時間は増やせる、現実的で理想的な「5年で仕事を半分にする」働き方を提案します。
著者の山本憲明先生は、約10年の会社員生活ののちに独立し、会社員時代と比べて半分の時間で倍以上の収入を手にしながら、充実した私生活を送っています。
そんな著者自らが実践してきた仕事を半分にする仕事術や、将来の不安を消すお金の設計、半分にしていく具体的手順などを1冊にまとめました。
理想の働き方・生き方を手に入れる現実的な戦略を、この本を読んで是非手に入れてください。
(明日香出版社 編集担当 竹内)