
各出版社の「これはぜひ推したい!」という本を揃えたコーナー、「出版社のイチオシ」です。フライヤーで要約をご紹介しきれない書籍の中で、各出版社のオススメを記事形式でご紹介します!
ライター・石田翼
脳科学者の茂木健一郎氏が、最新の脳神経の研究から導き出した「脳が若返るアイデア」を紹介しています。
人生100年時代といわれている昨今、日本人の平均寿命は男性が81.47歳、女性が87.57歳と年々更新しています。
ただ、たとえ長生きしても、脳の健康を維持できなければ、人生の質を保つことはできません。
本書では、年齢を重ねても「思考力」「記憶力」「判断力」が衰えず、若々しい脳を持っている人は、いったいどのような生活を送っているのかを、年齢を重ねても活躍をする人たちの実例をもとに解き明かしています。
茂木氏は、冒頭で「脳トレは意味がない」と断言しています。
また、「物忘れを年齢のせいにしていないか?」と問いかけます。
日本人はできないことをよく歳のせいにしますが、世界では年齢や性別を気にしないといいます。
歳を理由にあきらめず、チャレンジをすること!
歳を理由に遠慮せず、アクティブであること!
が脳の老化を食い止めるために大切だと言います。
また、日常生活の中で次の3つのポイントを心掛けると効果が高いそうです。
1.社会や人とつながる
2.常にお金の出入りがある
3.ストレスのない生活習慣
本書では、「生活習慣」「お金」「人脈」「心持ち」に分けて、脳に効く若返りの秘訣を公開しています。
ぜひ、試してみてください。
リベラル社 編集部 伊藤光恵書名でもある「自分広報力」は著者オリジナルの言葉です。
これは自身の価値を最大限に発揮しつつ、周囲に評価されるチカラのこと。
この自分広報力を実践するには3つのメソッドを理解するだけ。
1つ目は、周囲との相対性のなかで自分の立ち位置を把握する「ポジショニング」。
2つ目は、パターンに沿った発信方法で効果的にコミュニケーションをとる「メッセージ思考」。
3つ目は、志を高く掲げて、あなたらしさを活かすビジョン「アスピレーション」です。
具体的な実践方法が書かれていますので、再現性が高いのもおすすめポイント。本書はビジネスパーソン向けにキャリア形成を軸に書かれていますが、ビジネスの場を離れて「人生」そのものにも適用できる思考術です。
(イースト・プレス 担当編集 山中進)「自分だけは大丈夫」
「そうなると思ってた」
「あの人って〇〇だよね」
知らず知らずのうちに、こんな言葉を口にしていないでしょうか?
もしかしたら、その時あなたは、認知バイアスに陥っているかもしれません。
私たちは何かを判断するときに、自らの思い込みやこれまでの経験、直観や先入観、願望など偏った思考によって、合理的でない判断をしてしまうことがあります。
心理学ではこれを「認知バイアス」と言います。
この“思考の偏り”は日常生活のあらゆる場面に潜んでいて、無意識のうちに誰もが縛られています。
この認知バイアスで間違った判断をしないようにするためには、まず自分の思考が「偏っているかもしれない」と知ることです。
本書では職場や家庭、人間関係など日常で陥りがちな80の認知バイアスを厳選。6つの場面に分けてイラスト図解やクイズでわかりやすく解説しています。
日常生活の「あるある」からバイアスが起こる仕組みやうまく付き合う方法が楽しく学べる、認知バイアス入門の決定版です!
プレジデント社 書籍編集部 工藤隆宏「天才」と聞くと、どんなイメージを抱きますか?
もし、ビル・ゲイツ氏を基準とするならば、「どんな失敗や嘲笑や批判を受けても挑戦をやめないこと」こそ、天才の条件のように思えることでしょう。
この本はそんな彼の半生と信念を彼自身が発した「生声」と共に追体験できる一冊です。
「かつてはミスもしょっちゅうだった。誰よりも早く始めれば、
それだけ多くの失敗をするものだからだ」
「自分が出したアイデアが誰にも笑われないようなら、
それはクリエイティビティが足りないのでしょう」
など、ビル・ゲイツ氏はつねに挑戦を恐れません。「成功体験は振り返らない」という発言もしており、成功に固執することもありません。加えて、マクドナルドのファストフードを好み、飛行機の座席はエコノミークラスを選ぶなど、庶民的な価値観を大事にしています。
億万長者になろうとも、決して飾らない彼の素顔を見ると、「こんな天才も、ここまでやっているなら……、自分もがんばってみるか」と静かな勇気がわいてくるはずです。
ちなみに、ビル・ゲイツ氏はこうも言っています。
「子どもの頃は本当にいろいろなことを夢見ていた。
それはきっと、本をたくさん読む機会があったからだろう」
どうか、この本をはじめとするあらゆる本がみなさまの人生の一助になりますように。
文響社 編集部 麻生麗子「データ分析」本は、今やビジネス書では“旬な”切り口です。
ただ、営業という泥臭いテーマにも当てはまるのか、と半信半疑で提案したところ、著者の山田和裕さんから快諾をいただきました。
著者は、丸紅やソフトブレーンなどでトップセールスとして活躍する傍ら、1000人以上の「できる営業」にヒアリングを重ねて、成功特性を見える化してきた人です。
その独自のキャリアが、見事に活かされた本になりました。
営業の仕事を細かく分けて流れや重要度を俯瞰しつつ、個別のプロセスも詳しく解説するという、実に読みごたえのある原稿に仕上げてくださいました。
本書の特徴は、古い手法と新しい手法がブレンドされているところ。
前半は、事前準備やメモの取り方、顧客との関係づくりなど、営業の基本が網羅されています。後半は、「科学的な営業」という視点から、プロセス主義に基づく新しい方法論が示されました。
現時点での『営業の正解』が凝縮された一冊になった、と自負しています。
かんき出版 編集部 大西啓之