

毎月びっくりするほどの数の新刊が発売されていて、「どの本を選んだらいいかわからない……」と感じたことはありませんか? 「もうひと推しあったら買うかも」と思うような、本屋さんでよく見かける本もあるはず。1日1要約を提供しているフライヤーでも、残念ながらすべての新刊を紹介しきれません……。 そこで、そんなラインナップのなかから、書店やネットなどで話題となっている本をピックアップして、「推しポイント」をまとめてみました! きっと「あなた好みの1冊」が見つかるはずです。
「意識」は感情や意思決定に深く関わっているとされますが、じつはそれは錯覚にすぎません。ここで驚いた方も多いことでしょう。
たとえば、あなたが今日コンビニでペットボトルの水を買ったとします。数ある種類の中から、その水を選んだ理由を説明することはできるかもしれません。ですが最新研究では、私たちの意思決定を下しているのは“意識”ではなく、“無意識”であることがわかっているのです。
だとしたら、私たちが「自分で選んだ」という実感はどこまでが本物と言えるのでしょうか?
本書は、睡眠研究の第一人者である筑波大学の櫻井武教授が、意識の役割と“自分”の正体に迫った1冊です。科学本としてだけでなく、フィクションのショートストーリーも収録されているため、ミニ小説としてもお楽しみいただけます!
株式会社幻冬舎 第二編集局 大澤桃乃空前の人手不足と言われる時代、特に人材確保が難しい中小企業にとって社員のメンタルを守ることはもはや死活問題となっています。社員の心が壊れそうなとき、経営者がどう対処すべきかをマネジメントと心理学の両面から描いた貴重な一冊です。
著者のファーストヴィレッジ市村洋文社長は、共感力に基づく1on1と豊富なマネジメント経験から、組織におけるメンタル問題へのコンサルティング手法を解説。もう一人の著者である、臨床心理士の成田恵氏は、長年のカウンセラーとしての経験と科学的アプローチによる解決策を提示します。一人で悩んでいる経営者の方、ぜひ一読ください!
プレジデント社 編集担当 木下明子最近、きちんと毎日をこなしているのに、なぜか心が満たされないと感じることはありませんか?
大きな不調はないけれど、ふと「自分は幸せなのだろうか」と立ち止まってしまうことがあるなら、この本はきっと力になってくれると思います。
有能で責任感の強い人ほど気づきにくい“かくれうつ”(High-functioning Deppression:HFD)という状態について、やさしく教えてくれる一冊です。自分の心を大切にするきっかけになるかもしれません。頑張り屋さんほど気づきにくい心の疲れに光を当ててくれるので、静かに、自分を取り戻す時間をくれます。
飛鳥新社 吉盛絵里加歴史上のいろんな偉人のエピソードを知ると、「すごすぎる……」と圧倒されてしまうかもしれません。でも、どんな「すごい人」にも「何者でもないとき」があるものです。苦手なことがある、お金や時間がない、環境に恵まれない、など。でも、みんな諦めませんでした。例えば、学校が嫌いだったトーベ・ヤンソンは絵を描くことに希望を見出しています。
この本では、古代から現代まで、古今東西、いろいろな偉人たちの「下積み時代」を、イラストとともに紹介しています。ふりがなつきで、子どもも大人も一緒に楽しめます!
笠間書院 編集担当 大原せっかく面接まで来てくれたのに、突然の辞退。内定の連絡をいれたのに、お断り――原因を「相性」や「タイミング」で片付けていると、同じことが繰り返されます。
820社超の採用支援に携わってきた著者は断言します。「応募者の考えを聞けていない」「自社の方向性を伝えられていない」――手法の前に、本質的な問題があるのだと。
本書が提唱する採用CX(応募者体験)とは、求人票から入社まで、応募者と出会うすべての場面を設計しようという考え方です。返信の速さ、面接官の一言、内定後の連絡が、「ここで働きたい」という気持ちを育てることも、冷ますこともある。人事部だけでカバーするのは限界があり、経営層から現場のマネジャーまで積極的にかかわっていかないと難しい。採用に悩むすべての人に読んでほしい一冊です。
ブックダム 編集部 三田智朗