

毎月びっくりするほどの数の新刊が発売されていて、「どの本を選んだらいいかわからない……」と感じたことはありませんか? 「もうひと推しあったら買うかも」と思うような、本屋さんでよく見かける本もあるはず。1日1要約を提供しているフライヤーでも、残念ながらすべての新刊を紹介しきれません……。 そこで、そんなラインナップのなかから、書店やネットなどで話題となっている本をピックアップして、「推しポイント」をまとめてみました! きっと「あなた好みの1冊」が見つかるはずです。
最初の衝撃は「お金の無心ばかりする母親との関係をAIに相談した女性」の実例を知った時でした。彼女はAIの言葉に心動かされ、AIと共に母に「断りの手紙」をしたためます(本書第1章に詳細アリ)。「AIにこんなにも心を打ち明け、行動に移す人が大勢いる!」という衝撃から執筆を依頼しました。著者はこうした実例の取材と並行して、専門家との対談も行い、人間とAIの未来を探っていきます。書籍内にはAI研究者・今井翔太先生や、精神科医・益田裕介先生との対談も収録。
ラストの「5つの未来予測」まで「人間とAIはどうなっちゃうの⁉」とスリリングな展開が続きますが、最後に希望が見える1冊です。
集英社インターナショナル 編集担当AF本書が教えてくれるのは、続かないのは意志が弱いからではなく、脳がその作業をうまく予測できていないから、という新しい見方。
目標やご褒美で自分を追い込まず、今すでに続いている行動のやり方を別の作業に移す「作業トレース法」で、自分に合う続け方を探します。ついダラダラ動画をみてしまう癖も、やりたいことの習慣に変えることができます。
「時間をムダにしちゃった……」と後悔しがちな行動を、有効活用できる方法もわかります。
続けるために、もう根性も完璧な計画もいりません。
脳のしくみに合うやり方へ変えれば、「これならできる」が見つかります。
三日坊主を責める前に読みたい一冊です。
明日香出版社 担当編集AIがボタンひとつで答えを導き出す時代。「今の仕事を、このまま続けていていいのだろうか」と、不安を感じることもあるかもしれません。そんな人におすすめしたいのが、『現場の流儀』です。
著者は、大工として約50年にわたり現場に立ち続けてきた「大工の正やん」。その技を記録したYouTubeチャンネルは、国内外の視聴者から支持を集め、登録者数140万人を超えています。本書では、正やんが長い職業人生のなかで培ってきた、仕事への向き合い方や現場ならではの知恵をつづっています。目の前の仕事に地道に取り組み、自分の道を進み続けるための勇気をもらえる一冊です。
クロスメディア・パブリッシング 編集部 小山文月「地理」と聞くと、地名や特産品を覚える暗記科目を思い浮かべる方も多いかもしれません。ですが本書が伝えるのは、日々のニュースの「なぜ?」を読み解くための地理です。たとえば、次のような問いにお答えできるでしょうか?
・なぜイランやベネズエラなどの資源国は、独裁や貧困に陥りやすいのか?
・なぜタックスヘイブンは、小さな島国に集中するのか?
・戦争をする国としない国には、どんな特徴があるのか?
・なぜイスラム教は、砂漠気候の地域に広がったのか?
・なぜトランプは、グリーンランドの買収に固執するのか?
その答えは、気候や地形、資源、海へのアクセスといった、動かすことのできない条件(≒地理)に隠されています。経済や金融、政治や宗教まで、地理という視点から見直すと、別々に見えていた出来事のつながりが見えてきます。
終章では「この先、何が起きうるのか?」に触れ、温暖化による国際情勢の変化や、水資源をめぐる対立、宇宙開発の行方も解説しています。読み終えたときには、ニュースの見え方が少し変わっているはずです。
秀和システム新社編集部・山本うそをつく、けんかを繰り返す、落ち着きがない……。心理学者のアドラーは、そんな「問題を抱えた子ども」はもともと「悪い子」なのではなく、問題のある環境の中で生き抜くために正常に反応しただけだといいます。
本書では、大学で行われたアドラーの講義を再現。親や子ども本人との面談でのやり取りを通して、子どもが困った行動をとる“本当の目的”を明らかにし、その解決策を示します。
問題行動の背景にある子どもの心理を理解し、よりよい関わり方を考えるための一冊です。
※本書は、1930年にアメリカで刊行された『The Pattern of Life』を訳したものです。
株式会社興陽館 担当編集者ある朝、私は鏡に映った自分の顔を見て、「20年後からやってきましたか?」と聞きたくなるような、疲れきった老け顔に驚きました。
疲労の研究では、2日間徹夜した状態と、6時間睡眠を2週間続けた状態では、パフォーマンスレベルはほぼ同等であることが明らかになっています。
厄介なのは、6時間睡眠を続けている人ほど、自分の疲れに気づきにくく、無理を重ねてしまうことです。私もそうでした。
本書では、元自衛隊メンタルヘルス教官が「休めなくなる心理」をわかりやすく解説します。読むことで正しい休息法が身につき、本来のパフォーマンスを最大限に発揮できるようになります。
大和出版編集部 有園智美