年齢を経るほどに「しがらみ」と周囲から求められる「自己像」ばかり増えていく……。名MCの喋り屋・古舘伊知郎さんとニクヨで語る、「女装論」。
立教大学を卒業後、1977(昭和52)年、テレビ朝日にアナウンサーとして入社。「古舘節」と形容されたプロレス実況は絶大な人気を誇り、「実況=古舘」のイメージを確立する。
一方、3年連続で「NHK紅白歌合戦」の司会を務めるなど、司会者としても異彩を放ち、NHK+民放全局でレギュラー番組の看板を担った。
その後、テレビ朝日「報道ステーション」で12年間キャスターを務め、現在、再び自由なしゃべり手となる。
2019年4月、立教大学経済学部客員教授に就任。
著書に、『喋り屋いちろう』(集英社)、『伝えるための準備学』(順文社)など。