【週間ランキング】
「悪い習慣を変える」本が今週第1位に
2020/10/26〜 2020/11/01

今週の人気要約ランキングでは、『やめたいのにやめられない 悪い習慣をやめる技術』が第1位になりました。
ここ最近、他者とのコミュニケーションに関する本が上位を席巻する傾向がありましたが、今週はどちらかというと、自分自身の習慣や考え方を変えるための本がよく読まれた印象です。時間は平等といいますが、1日を充実して過ごすことができるかどうかは、その人次第。新しいことを学ぶ姿勢は、いつまでも持ち続けたいものです。
ということで、要約を読んだあとは、「学びメモ」で自分なりの学びポイントをシェアいただけると嬉しいです! 皆さまの学びメモ、お待ちしております。
第1位 『やめたいのにやめられない 悪い習慣をやめる技術』


「やめたいと思っているのに、ついやってしまう……」誰しもそういうものがあるのではないでしょうか。今週の第1位は、そうした「悪い習慣」をなくすための一冊でした。
本書によると、「わかっちゃいるけどやめられない」のは、意思の弱さのせいではありません。癖や習慣として定着してしまったものは、意思の力で簡単に変えることはできないのです。
ではどうすればいいのか? 自分の人生を、より自由なものにするために、お読みいただきたい一冊です。
多田翼さん(@tsubasatada)の学びメモ
この本からの学びは、人間の脳には無意識的な「第一信号系」と意識的な「第二信号系」の2つの中枢神経系があるということ。辞めたいのについついやってしまうのは、前者の第一信号系の作用が強すぎるから。意思をもってしてもかなわない。
ここに悪い習慣を止めるヒントがある。強すぎて制御不能となった第一信号系の活動を訓練によって中断させ、制御可能にする。
そういえば七つの習慣の一つ目は主体的に生きるで、「刺激と反応の間には選択の自由がある」 と。選択の自由がこの本で第二信号系だ。
hmdtr2007さん(@hmdtr2007)の学びメモ
暇な時間が出来ればスマホを手に取ってしまうという習慣を辞めたくて読んでみた。
悪い習慣は、脳の感覚的な神経に無意識に作用されているらしく、意識的にな神経でコントロールはできないという。なので、悪い習慣を止めるには感覚的に刷り込まれてる連鎖行動を断ち切る事が大事。その為には立ち切る際に脳に刺激を与える動作をやると良いらしい。例えば親指を握る、という動作でも良い。この感覚的な部分をコントロールさせるのがセラピーで意識的なコントロールをカウンセラーという違いがある。
これは人前で話をする際にアガるのも、この反射的反応かもしれない。人前で説明する際には、この親指を使った動作を取り入れればアガりも少なくなるかもしれない。早速試してみたい。
第2位 『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』


第2位には子育てに関する本がランクイン。ついつい子供がいいことをすると、「えらいえらい」と褒めてしまいたくなりますが、実はあまりこういう声かけはよろしくないのだとか。
賞賛も叱責も、やり方によってはモチベーションを下げるだけでなく、攻撃性の増加につながリ、関係性を損ねてしまうといいます。
こちらがわの思い通りに動かそうとすると、なかなか教育はうまくいきません。そしてそれは子育てだけではなく、仕事も同じような気がします。お互いが成長していくための教育法について書かれた、じつに実直な本です。
Takeさん(@c9ed8dd4e5f4126a)の学びメモ
育児本を読む度に「わかっちゃいるけど……」と思ってしまう「わかってない自分」が露呈する。
これは本当に問題で、早くなんとかしないといけない。
子供はあっという間に成長し、自立してしまうのだから。
「子どもも大人と同じように権利をもった尊い存在だ」
この一文が全てであり、金言だと思う。彼(彼女)のために、大人の予定がうまく進まなくても仕方がない。彼(彼女)らの優先したい事項は、今はそれではないのだから。金言を肝に銘じ、脳に焼き付け、更に脊髄にも刻み込み、今日を始めようと思う。
鈴本悠太さん(@d9b16cda49cd142b)の学びメモ
「人参欲しさに走る子供」と「鞭で打たれて走る子供」
「人参をぶら下げる」という表現がある。これは、褒美や報酬を用意されないと頑張れないということだ。
本書には人参がなくても、鞭で打たれなくても、走りたいから走るというマインドを持てるような子育ての仕方が記されている。
ただ、「走る」楽しさを知るためには、まず走ってみる必要がある。人参も鞭も時には必要だ。
人参や鞭があるから走るという状況を避けるために、以下の手立てをとりたい。
【アクションプラン】
①約束ごととしてご褒美や罰を設定しない。
②褒めるときは「どうやったの?」と問いかけ、過程を評価する。
③叱るときは「これすると、君が損じゃない?」と問いかけ、モラルや周囲への影響を考える。
第3位 『なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?』


歳を重ねれば重ねるほど、なかなか人は変われなくなる――そんな話をよく耳にします。実際に、過去の経験やプライドが邪魔をして、新しいことが受け入れられないというのは、そこまで珍しいものではありません。
「ひょっとすると自分は、昔より変われなくなっているかも……」そう感じたら読んでほしいのが、今週第3位にランクインした『なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?』。誰もが認めるスーパーシェフが、なんと40歳を過ぎてサイゼリアでバイトを始めるという、にわかには信じがたいような話が展開されていきます。
立場が上がると、なかなか自分を改められなくなってきます。そうしたとき、あえて立場をズラすことで新たな学びを得るという手法は、副業の解禁が本格化されてきた今だからこそ、私たちも真剣に検討したいところです。
shogoさん(@084a5e535e561095)の学びメモ
一流の人の完コピをする。それが人間でもマニュアルでもシステムでも。私もシェフと同じようにある種の技術職なので、言っていることがよく理解できる。ビジネス本を敬遠していたが、読んでみたくなった。
以上、2020/10/26〜 2020/11/01のベスト3を紹介しました。次週もお楽しみに!