
2021/1/18 〜 1/24
2021年最初の1カ月が終わろうとしています。新しい年を迎えて、新しい「わたし」をしっかり歩み出せていますか? 今年のトレンドがどこに向かうか、なんとなく見えていますか? 環境に振り回されず心穏やかに過ごせそうですか? 自分の軸に思わず目が向く、そんな3冊がベスト3となりました。
ライター・石田翼


4週連続ランク入りのうえ3週連続1位と、まさに2021年のスタートを象徴する一冊となったのは、『人生を変えるモーニングメソッド』です! もともと「朝活」本はフライヤーでも注目度が高いジャンルですが、生活スタイルの見直しをしていきたいというみなさんの強い意思を感じます。
走るのが嫌いでも、朝早く起きるのが苦手でも、「早起きと、いまのままの人生と、どっちがイヤなんだい?」と問われたらどうでしょう。ちょっとした早起きと習慣で、あなた自身の人生をより選び取れるようになれるのだとしたら?
スヌーズが人生の敗北とは。たしかに。人生にとって「起きたい気分になる」って超大切。毎日が楽しいものか・楽しくないかを、自分がどうイメージしているか表している。そのために毎日寝る前の「明日も自分らしい最高の1日にする。」と決意して寝る。それによって毎日、気持ちよく起きられるようになったら、イコール人生最高ってことだけどあってる?
今の選択が未来の自分を形成する、ということを学んだ。
今後楽な道に行こうとしたらこの言葉を言い聞かせたい。


2位にランクインしたのは、『2025年を制覇する破壊的企業』です。GAFAという言葉はだいぶ人口に膾炙していますが、本書ではメガトレンドを生み出している企業として、テスラやNetflix、ショッピファイといった企業も取り上げています。
5年後という近未来に向けて、私たちはどのような感覚を身につけていかなくてはならないのでしょうか。人々の物理的な移動は妨げられても、情報の流れは止まることがありません。むしろ加速しているとも言えます。
情報のラインに乗れていることが、まずもってのスタートラインになることは間違いありません。
2025年を制覇する企業、Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft、Netflix、テスラ、インポッシブル・フーズ、ロビンフッド、クラウドストライク、ショッピファイ。GAFA以外に聞いたことがあるのはMicrosoft、Netflix、テスラくらい。それ以外は聞いたこともない。見てみると投資、セキュリティなどソフトウェアが絡むものばかり。やはりデータを制すものが2025年以降を制覇するのだと改めて気付かされた。要約の中で英語が重要とのことだったが、今後はソフトウェアが進化して言語も同時通訳などで他言語を習得する必要がなくなっていくのかと思っていたので、本書を読んでみたいと思った。ちなみに私は今英語をひたすら勉強中なのでその後押しとしても確認したいというのが本音である。
未来予測本は読んでいるだけでも楽しい。そしてどれも「確かにそうなるなぁ」と納得してしまうようなことが書かれている。しかしながら数々のエリートたちがヤフーやノキア、ブロックバスターの凋落を誰も予測できていなかった。パンデミックが起こって世界がここまで影響されることも誰も見込んでいなかった。なのでこういった情報を参考にしつつも、世の中は人間が思っている以上に不確実性に満ちているということ、予想外のことは思った以上に歴史上発生しているということを忘れないでおきたいところ。


そして第3位は、コミュニケーション指導に定評のある戸田久美さんの『アンガーマネジメント』でした。
「怒ってもはじまらない」ということは誰でもわかっているはずですが、それでもムカッ腹が立ってしまうのが人間。この本では、自分にとって譲れない価値観である「コアビリーフ」と、現実との間にギャップが生じたときに怒りが生じるとしています。その背景には、そうした現実に対する不安や心配、困惑などのネガティブな感情があります。
怒りを感じている事実を受け止めつつ、自分のなかの感情と向き合う方法を身につけることが大切。本書の提示する知恵で、怒りのもととなる不安を乗り越えていきましょう。
読む前は、自分の怒りについての思考を得られると思っていたが、読む内に人間の怒りの傾向が得られる本であると気が付いた。
自分が怒りを感じる理由ではなく、人間とはこのようにして怒りを感じる生き物として学べば、自分と誰かを俯瞰的にみることができる。
自分の怒り、誰かの怒りに振り回される事がなければ、怒りは、誰かや自分を学べる素晴らしい機会となる。
また、コロナの影響によりパラダイムシフトが生じている中、パラダイム同士の衝突の愚かさが叫ばれている。
パラダイム同士の衝突も自分の「こういうときはこうするべきだ」「こうあるべきだ」=コアビリーフによって生じているということが感じられた。