【週間ランキング】
なぜ早起きはいいことなのに続けられないのか?
2021/7/19 〜 7/25

「よし、明日から5時に起きよう」
思うことは自由です。でも、なんだかんだと寝るのがいつも通り遅くなり、気づけば目覚ましを止めていて、結局今日も起きられない……そんな繰り返しです。
そもそも、「習慣」の捉え方自体がちょっとずれていたのだとしたら? 誰かの日常に合わせて自分の時間をコントロールしようとしても、うまくいかないかもしれません。
この考えを広げていくと、情報にふれる習慣、感じ方のクセという習慣を見直すことにもつながりそうです。
今週のベスト3で、ちょっと自分の「常識」を振り返ってみませんか。
第1位 『習慣超大全』


1位になったのは『習慣超大全』でした! 早起き、運動、読書……良いとわかっていても、トライしてはエラーばかりで、早々に諦めてしまうことはたくさんありますよね。でもご安心あれ。この本を使って練習すれば誰でも継続力が身につくそうです!
著者はスタンフォード大学行動デザイン研究所の創設者。さぞかし「習慣」を操るエキスパートなのかと思いきや、「毎日昼食にオレンジを食べる」という合理的に思えるものですらうまくいかなかったようです。
ヒントは、きっかけになる「アンカー」の日課と「小さな行動」、そして、自分を褒めることでした。「トイレに行くたびに腕立て伏せを2回する」というように、すでにある日常的な行動に負荷なく組み合わせられる行動をくっつけると、セットで習慣化してしまうのです。
自分を褒めることが苦手な人も日本には多いと思いますが、巻末には「祝福法」が100種類も紹介されているので、褒め上手の習慣を身につけるのにもぴったりです。
100匹目のサルさん(@6db5c027ece915ff)の学びメモ
習慣とは、「長い間それを繰り返し行うことで、あたかもそうすることがきまりのようになったこと」と定義されている。
習慣を身につけるためには、日課の中で、「場所」「頻度」「テーマ」の3つのマッチングを考慮し、きっかけとなる最適なアンカー(錨)を探し、そのあとで行う事、だそうだ。
確かに、習慣として行えれば、持続的な営みになるだろう。
そして、組織の営みも「誰かに命じられた」「規則に定められた」からではなく、習慣的な行為が増えると、自己成長的な組織になるのだろうな、と感じた。
ぐっちさん(@guidechart)の学びメモ
習慣化するためのきっかけに「時間」がない点がポイントだと感じました。7時になったら朝ご飯を食べる、20時になったら風呂に入る、のように習慣を決めていましたが、続いた試しがないんですよね。きっかけは人、状況、行為の3パターンと書いてありましたが、「〇時になる」は状況にはならないということでしょう。室内灯の色を決まった時間で変えたほうがいいのかな。
第2位 『超加速経済アフリカ』


2位にランクインしたのは、『超加速経済アフリカ』です。情報の嵐に流されがちな現代人ですが、こうした本からファクトフルネスにふれる習慣を身につけていくことも大切です。日常の見方がアップデートされます。
みなさんはアフリカに対してどのような印象をもっていますか? 「発展途上」で貧しく、自然のなかに生きている? 紛争が絶えない危険な場所? もちろん、それが完全に「誤り」という状況には至っていませんが、いまアフリカは、日本もかつて経験した行動経済成長のまっただ中にあるのです。しかも、世界最先端のテクノロジーの「実験場」にもなっています。日本よりもキャッシュレス決済が進んでいるという事実も。
アフリカを知ることは時代を知ることにもつながるはずです。
アディさん(@ d80860bd2f4b13ca)の学びメモ
アフリカ大陸について考えることが日常生活でほとんど無いため、情報アップデートができていなかった。そのため、今回の要約では驚きが多くあった。
スマホ所有率や決算方法の最新化、ビジネスとしてのチャンスが溢れていることなどなど。。。
グローバル化という言葉自体がもう古くなってきており、国際間の競争、協働は当たり前の時代だと思う。
気がついたら他国と比較してビジネス力が弱い。競争関係で負けている。など今後はもっと展開が加速していくと思った。
情報のアンテナをより敏感に生活し、チャンスを感じたら飛び込んでいける準備をしていきたいと思う。
第3位 『ストレスの9割はコントロールできる』


そして第3位は、先週1位だった『ストレスの9割はコントロールできる』でした。はっきりとしたストレスを感じていない人でも、現在の「日常」はどこかもやもやとします。その気持ちがランキングにも表れているのかもしれません。
コントロールのコツに関係するのはやはり行動習慣です。自分の身体がどのように反応しているかをつぶさに観察する。「人の注目を気にしがち」「つい顔色をうかがってしまう」といった性格の「クセ」を理解する。そうしてストレスの原因を見つけられれば、習慣の力で自分の心持ちや環境を変えていく道筋も見えてくるはず。本書には、そもそも「ストレスを溜めない」行動習慣についても書かれています。
みえりさん(@mieri)の学びメモ
周りの人にも自分にも優しくいられることが、ストレスを溜めない方法。ストレッサーがあり余裕がないときこそ忘れがち。普段から生活リズムを意識していること、様々なコミュニティに属していろんな人との接点を持っておくことなど、日頃から環境を整えておくことが大切かも。
shominda0914さん(@921181fd316c132e)の学びメモ
たとえ、9割のストレスがコントロールできたとしても、残り1割のストレスで体を壊すのが人間だと思う。
コントロールできないストレスにさらされたら、ごちゃごちゃ考えずにできるだけ逃げる。
コントロールできるストレスとだけ上手く付き合うようにしたい。
以上、2021年7月19日~7月25日のベスト3を紹介しました。次回もお楽しみに!