新入社員歓迎会が終われば、必ず新人にまわってくる役どころ——それは、飲み会の幹事役。幹事の強力な助っ人本としておすすめしたいのがこの一冊。著者は、三菱商事の商社マンとして接待で鍛え、パーティー・スクールといわれるほどイベントやパーティーが多いハーバード・ビジネススクールで宴会をこなしまくった宴会キングです。「場所決め」「席順」から、「宴会後のカラオケマナー」まで、実践のコツが盛りだくさん。
会議に出席はしているけれども、その場で何をどうすれば……と初めは戸惑う新入社員の方も多いのでは。けれども会議は、会社で生き抜くために積極的に得意になりたいことのひとつ。組織で動くのが会社であり、そのための決定をなされるのが会議である、と著者が語るとおり、とても大事なものなのです。本書では、会議で結果を出す鉄則、会議を楽しめるようになる術を紹介しています。
先にふれた会議の場でも、営業でも企画のプレゼンの場でも、社会人として必ず求められるのが、「自分の考えを自分の言葉で伝える」能力。本書は人前で話すということについての決定版ともいえる一冊。90年近く読み継がれているカーネギーの古典です。表面的な技術にとどまらず、熱意をもって語りかけるという「話すこと」の核心を学べる本。
ご存じ、「経営の神様」として知られる松下幸之助氏に、23年間仕えた著者が、部下たる者はどうあるべきかを著した一冊。明るさを持つこと、叱られ上手であること、目標を立てること——清々しい力強さに満ちた、上司とともにいい仕事をするための心構えや行動指針が示されます。誰かの部下となることから、社会人生活を始める方がほとんどであろうと思われますが、ぜひ本書で部下の正道を学んでみてはいかがでしょう。
最後にご紹介するのは、退任の意向表明が大きなニュースになったばかりの、セブン&アイ・ホールディングスグループの会長、鈴木敏文氏の著書。日本を代表する経営者としてその名をとどろかせた同氏は、様々な局面で新しい事業に挑戦するとき、どのように発想し、行動し、周囲へ語りかけてきたのでしょうか。一流の仕事人の軌跡と言葉は、きっと新入社員のみなさんを発奮させてくれるはず。
ぜひ、ご関心をひくものから、読んでみてください!