
新装版が登場した、あのロングセラーも紹介!
秋も一段と深まってきましたが、フライヤー読者のみなさま、風邪などひいていらっしゃいませんか。
忙しくて「読書の秋」をまだ堪能できていないという方に向けて、ビジネス書の名著からフライヤー選りすぐりの5冊を紹介いたします。
あなたの心に響く、"実り多い一冊"が見つかりますように。
ライター・松尾美里


世界で4000万部、日本でも240万部を突破した『完訳 7つの習慣』。7つの習慣とは、人格を磨くための原則であり、その内容は人間の本質に根差したものばかりです。だからこそ、仕事やプライベート、人間関係など、人生のさまざまなお悩みの解決に役立ちます。
30周年記念版が10月に発刊されたばかりですので、すでに読まれた方も、要約を入口にぜひ読み返していただきたいなと思います。新たな気づきと内省のきっかけが得られるはずです。


ニューノーマルのコミュニケーションや新しい働き方が求められる昨今。そんなときこそ、人との信頼の築き方の「原則」に立ち返ることが大事なのかもしれません。そこでおすすめなのが自己啓発書の元祖といわれる『人を動かす』です。
「人に好かれる6原則」では「関心のありかを見抜く」「心からほめる」などが紹介されています。誰でもできそうと思いきや実際にはなかなか継続できない「人間関係の王道」を、体にしみこませてみてはいかがでしょうか。


ビジネスパーソンに雑談の威力を突きつけたロングセラーといえば、『超一流の雑談力』。相手の共感を呼ぶうなずき方とは? 初対面のときに築いた関係性を、二度目の雑談で深めるには? こうした「一目置かれる雑談」のポイントとトレーニング方法を楽しく学べる一冊です。秋の夜長に本書を読んで、人もチャンスも引き寄せる一流の雑談力を磨いてみませんか?


『サピエンス全史』で人類の「これまで」を、『ホモ・デウス』で人類の「これから」を描いたユヴァル・ノア・ハラリ氏。人類の「いま」にスポットライトをあてたのが、本書『21 Lessons』です。ハラリ氏が世界中の人たちと対話を重ね、選び抜いた21のテーマは、「私たちはどう生きるべきか」に関する鋭い洞察の宝庫といえるでしょう。
本書は、フライヤーの読書コミュニティflier book laboのパーソナリティを務める高津尚志さんが推している一冊でもあります。生き方や働き方の前提が揺らぐいまこそ、じっくりと向き合ってみてはいかがでしょうか。豊かな読書体験が待っています。
高津さんのインタビュー記事はこちら
『自由からの逃走』で知られる思想家エーリッヒ・フロム。彼が「愛」という究極のテーマに挑んだ名著が、この『愛するということ』です。「愛することは技術である」とフロムは私たちに静かに訴えかけます。
ニューノーマルの日常で、人との関係の築き方そのものを模索しているいま、「愛する」ことの原点に立ち返ることで、人間関係がより豊かなものになるかもしれません。ちょうど30年ぶりに改訳・新装版が発刊されたばかりですので、心が研ぎ澄まされる文章とともに、フロムの世界観を味わっていただければと思います。