【五月病予防】ちょっと心が軽くなる本6冊
GW明け、心のビタミンを摂取しよう


コロナ禍3度目のゴールデンウイーク、長い休暇をとられた方、お仕事だった方、様々かと思います。
なかには、休み明けに「会社に行くのが億劫……」「平常運転モードになかなか戻れない」「やる気が出ない」という方もいるのではないでしょうか。
心の不調は身体の不調に直結します。一時的な気持ちの落ち込みと侮らず、今のうちにセルフケアをしておきましょう。
今回は、連休明けでストレスを感じやすくなっている心に、優しく寄り添ってくれる6冊をご紹介します!
あなたにとって心のビタミンとなる本が見つかりますように。
(こちらの記事もおすすめ「【おすすめ要約診断】心と身体を整えたいあなたへ」)


最初にご紹介するのは、『セルフコントロール大全』です。今年1月刊行、フライヤーでは4月に公開されたばかりの要約です。
「何がつらいって、朝起きるのがつらい、もっと寝ていたい」。GW中、朝ゆっくり寝ていたために、連休明けの今、特にしんどいとお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「朝が苦手」という感情も二度寝にふける行為も、悪いことではありません。本書は「自転車を漕ぎ始めるときに力がいるように、人間は起床時に大きなストレスを感じるようになっている」という身体のメカニズムを解説しています。
そのうえで、二度寝の効用として、起床時に分泌されるストレス抑制のホルモン「コルチゾール」が増す、さらに、心が落ち着いてリラックスできる「エンドルフィン」が出るといったメリットを、科学的見地から教えてくれます。
コロナ禍により、連休明けの初仕事がリモートワークという方もいるでしょう。「自宅の机に向かうのも気が進まない」というほどやる気が出ない朝。しかし、あることをちょっと工夫するだけで、作業効率やモチベーションが断然違ってきます。「あること」が気になる方、ぜひ本書を手に取ってみてください。


次にご紹介するのは『「会社がしんどい」をなくす本』です。精神科医で労働衛生コンサルタントの奥田弘美さんの著書です。
本書は自分の心の状態、心身に現れる「ストレスサイン」に敏感になろうと促します。ストレスサインは人によって異なり、心のサインなら漠然とした不安、怒りっぽくなる、寝つきが悪くなる、集中ができなくなるなどの症状が現れやすい一方、体のサインとしては肩こりや頭痛、下痢、疲労感、高血圧などさまざまな症状が出ます。
「連休で心身ともにリフレッシュし、充電できた」と自分を過信し、飛ばし過ぎていませんか。終業後など、ふと立ち止まって自分の心と体と向き合い、内面の声に耳を傾けてみましょう。小さな悲鳴と思えても、放っておくと大事に至りかねません。
本書を手に、「会社のしんどい」をなくしましょう。


次のおすすめは、表紙からして心がホッコリしそうなこの一冊。「日々たんたんな生き方」を提案してくれます。
「仕事が好きじゃなくてもまったく問題ない」「今いる場所で、どうしたら快適に過ごせるかを考えよう」。やる気が出ないときや悩みを抱えているとき、精神科医の著者たちのメッセージが心に染みわたるのではないでしょうか。
心が軽くなる一言を、本書から見つけてみてください。


長い休暇が明けていつもの仕事に戻ると、ふと、こんな疑問が頭をかすめるかもしれません。
「このまま、今の仕事を続けるだけでいいのだろうか?」あるいは、「今までがむしゃらに働きすぎていたかも」と、自分の状況を冷静に見つめ直した方もいるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが『小休止のすすめ』。「小休止」をキャリアにうまく活かしたタレントのヒロミさん、サイバーエージェント社長の藤田晋さんが、「人生の休み方」の極意を語ります。心のモヤモヤを取り払い、息の長いキャリアを築くためのコツを学んでみませんか?


休み明けの憂うつの原因は何なのか。そう考えたとき、仕事、お金、人間関係などが思い通りにいかず、ストレスになっている場合も多いのでは?
そんなときは、経済ジャーナリスト勝間和代さんの著書、『勝間式超コントロール思考』の出番です。仕事・お金・健康・人間関係・家事・娯楽という6つの要素から、ストレスフリーに生きるための方法を解説してくれます。今すぐにでも試せそうなアドバイスが満載です! 読み終わる頃には、「もっとコントロールすることに積極的になっていい」と、視野が開けていることでしょう。


心も体も元気のもとは「食」にあり。とはいえ、「毎日料理をつくる時間も気力もない!」という方も少なくないでしょう(私もその一人です)。忙しいけれども「食」を整えたい方は、料理力ではなく自炊力に磨きをかけてはいかがでしょう?
料理の作り方そのものだけでなく、栄養に関する考え方や買い物の仕方を含めた、食生活改善のための方法を一挙公開! 連休明けの夕ご飯のレシピに迷った方の救世主的な存在です。
やる気が出ないときこそ、本の力を借りてみてはいかがでしょう? GW明けの憂うつが解消されることを願っています。