出版社のイチオシ#048


各出版社の「これはぜひ推したい!」という本を揃えたコーナー、「出版社のイチオシ」です。フライヤーで要約をご紹介しきれない書籍の中で、各出版社のオススメを記事形式でご紹介します!
サンクチュアリ出版
2020年〜2021年と、私たちの生活には大きな変化が訪れ、様々な不安も増えました。
ですが、「そもそも世界は不安でできているものだ」と言ったら、どう思われるでしょう? 近年注目を集める進化心理学では、不安を感じる機能があるからこそ、人は快適な環境を求め、文明を進化させてきたと考えられています。
このように本書は、心理学、医学、脳科学などの世界中の研究論文をもとに、不安との付き合い方を教えてくれる1冊です。
たとえば、「重大な選択をコイントスで決めても、自分で決めても人生の満足感は変わらない」「情報は少ないほうが、素早く、いい選択ができる」……などなど、驚きの事実がわかります。
不安な中でも考えすぎないことのメリット、何より、「考えすぎないための方法」をわかりやすく教えてくれます。
ちなみに……、本書のためだけに海外から取り寄せられた秘密の研究など、フレッシュ&レアな情報も盛りだくさんな1冊となっています。
(サンクチュアリ出版編集部 松本幸樹)アスコム
本書の制作にあたり、著者の坂下千瑞子先生をはじめ、6名のがんサバイバーの方々から貴重なお話を伺いました。
年齢・性別も様々なメンバーでしたが、共通していたのは人生に対する前向きな思いでした。「1日1日ではなく、1分1秒を大切に生きたい」「せっかく生きているのだから、毎日楽しく幸せに過ごしたい」など、ご自身の命と向き合う経験をされたみなさんから心に強く響く言葉をたくさんいただきました。
「2人に1人が罹る」と言われるように、がんはもはや特別な病気ではありません。一方で医療の進歩により、がんはコントロールできる時代になりつつあり、がんと共にどう生きるかが重要になっています。
本書に登場する方々は、それぞれが大変ながんとの闘いを乗り越え、現在では充実した日々を送られています。今、がんと向き合っている方はもちろん、そうではない方も、人生をどう生きるか、自分の生き方を見つめるきっかけとなる一冊だと思います。
(編集部 村上芳子)SBクリエイティブ
東京都医師会の理事としてコロナ対策の最前線にいる小林弘幸先生によると、いま「ココロとカラダ」の問題が非常にクローズアップされていると言います。
自宅にいる時間が長くなって筋肉が衰えたり、生活習慣病が悪化したり、他者との会話が少なくなってうつっぽくなったり……。
そんななか、「withコロナ時代」そして「ポストコロナ時代」にもっとも必要なのは、「自分で自分の未来を守る意識」だと先生は断言します。いつ何が起きても、倒れてしまわないココロとカラダをつくる、ということです。
そこで本書では、ダルいな、元気が出ないな、なんか不安だな……という時に、どのように自律神経を整え、自分で自分の疲れをとっていくかという、ちょっとしたコツを100個収録しました。といっても100個すべて行う必要はありません。できるところから生活のなかにとり入れればOK。知識として知っているだけでも、いざというとき役にたちます。
「こんなときどうすればいい? 」と思ったとき、パッと開く「読む救急箱」のようにも使えます。
自分で自分を守るために、ぜひご活用いただけたらうれしいです。
(学芸書籍編集部 杉本かの子)同文舘出版
新型コロナウイルスの影響で、セミナーやレッスンなどの対面サービスは軒並み中止・延期に。せっかく起業したのに自分の強みを活かせない、売上がたたないのに固定費がかかる……。
そういった不安だらけの状況の中、「今こそ、オンライン! 」という人も多いと思います。そんな中、どんなときも満面の笑顔で、ポジティブな情報発信をし続けてきた著者に、女性起業支援コーチならではのオンライン講座づくりの秘訣を聞きたくて企画したのが、この1冊です。
今こそ、オンライン化でお客様が全国に増えるチャンス! しかし、ただオンライン化するだけでは満足してもらえません。
著者いわく、オンライン講座は「期待外れ」か「新しいファン獲得」かの大きな分かれ道。本書では、“感動レベル”でお客様に選ばれるオンライン講座づくりのノウハウを懇切丁寧に紹介しています。
「私のサービスは、オンライン化は無理」と思っていた人でも、大丈夫。自分の知識や経験を活かした“オンリーワンメニュー”がつくれるようになる「オンライン講座の教科書」です。
(ビジネス書編集部 戸井田歩)