出版社のイチオシ#057


各出版社の「これはぜひ推したい!」という本を揃えたコーナー、「出版社のイチオシ」です。フライヤーで要約をご紹介しきれない書籍の中で、各出版社のオススメを記事形式でご紹介します!
日本実業出版社
「なんか仕事がうまく回っていない……」「どうも効率が落ちてる感じがする……」
この1年で働き方が大きく変わり、出社をしないで仕事をする人が増えました。そんな生活が続くと、こんな悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。本書は、10年以上前からリモートを活用して仕事をバリバリこなし、クライアント先の企業にもリモート導入の指導をしている著者が、どんな環境でも一定の成果を確実にあげるための方法をお教えします。
個人でも誰でも活用できるのに意外とやっていないのは、自分で「KPI」(重要業績評価指標)をたてて活用する方法。誰でもできる証拠に、某著名アーティストがKPIを活用法して成果を出しているやり方をお教えします!
そのほかにも、時間効率を上げる方法からモチベーションを上げ続けるコントロール法まで満載です。あらゆる業種、職種の仕事に役立つノウハウを自分のものにしてください。
総合法令出版
コロナ禍になって株に興味を持ち始めた人も多いのではないでしょうか。
「株ってリスクが高そうでなんだか怖い」「財務分析やチャートを毎日見て大変そう」
本書はそんなイメージを覆す1冊です。本書の著者・はっしゃん氏は、サラリーマン時代に株式投資を始めて、資産3億円を達成。成長株に集中投資して、証券口座をほったらかしにしたまま資産を増やすことができました。
では、その成長株選びのノウハウとは? 答えはシンプルかつ簡単です。株価チャートが右肩上がりで、増収増益を続ける銘柄であること。この2つの条件を満たす10倍株候補をたった1時間で見つけるだけです。本書ではそのノウハウを徹底的に解説し、利大損小の運用方法も掲載しました。
「成長株×集中投資法」は、日々忙しく、投資に時間をとれない会社員のための投資法。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょう。
(総合法令出版 編集部)実業之日本社
後輩「〇〇さん、これってどうすればいいですか?」上司「正解はないけど、こうしてみたら?」
後輩「参考にさせていただきます」
どんな職場にもあるやりとりだと思いますが、助言を求めるケースというのは、わかりやすい正解がないことが多いと思います。例えば「絶対に通る企画書の書き方を教えて」など、ある程度コツみたいなものは伝えられても、正解というものがありません。
なので、聞かれた側は「こうしてみたら?」という答え方になるのですが、「参考にさせていただきます」と返ってくると、「参考にしかならなかったのか……」と落ち込んだり。ちょっとしたことですけど、こういった会話での返し方1つが、良い信頼関係や良い仕事に繋がったりします。
ではそういったよくある数々のシチュエーションでどうすれば良いのかを具体的に教えてくれる本が「変える技術、考える技術」。校正しながら「自分もできていないな」と思うことが多々ありました……。
(編集部 白戸)自由国民社
どんなに絵が苦手な人でも、「絵心ゼロ」の人でもできる、画期的なビジュアルコミュニケーションスキル。それが本書で紹介する「棒人間で伝える」方法です。
ちょっとした伝言メモから企画・提案文書、POPやプレゼントカードまで、ちょこっと「棒人間」を描き入れれば、伝えたいことに気持ちやニュアンスが加わり、仕事はもちろん日常生活のさまざまなシーンでのアウトプット、コミュニケーションが劇的に豊かになります。本書では棒(─)と丸(〇)さえ描ければ、だれでも自由に生き生きとした棒人間を描けるように、わかりやすく解説します。
また忙しい方にもすぐに活用していただけるよう、どんな場面でもそのまま写して使える「お手本棒人間」をたくさん掲載しました。本書で、あなたの人生に小さな幸せをもたらしてくれる「棒人間」たちとの出会いを経験していただければ、嬉しいです。
(編集部 竹内尚志)同文舘出版
一従業員も「経営者目線を持て」と言われる時代、いったい何から学べばいいの? そんなモヤモヤから生まれた、「大人の学び直し」シリーズです。
本書では、著者が20年以上、防衛大学校で教えてきた「経営学」の講義内容を初公開。「なぜ、防衛大で経営学? 」と思うかもしれませんが、防衛大は自衛隊のリーダーを育てる学校です。組織のマネジメントや戦略、リーダーシップといった経営学の知識が役に立つのです。
生徒にわかりやすく伝えようと改善を重ねてきた講義ノートは、「なぜ、吉野家はメニューを増やした?」「コカ・コーラはレシピの秘密をどう守っている?」「なぜ、セブン‐イレブンは急に増える?」等々、とにかく身近な事例とやさしい解説で、大人の知的好奇心を満たす内容になっています。
難しい専門書は理解しにくいし、図解やイラストばかりの本だと物足りない……。そんな、今こそマジメに学びたい人にオススメの「ビジネス教養書」です。
(ビジネス書編集部 戸井田歩)明日香出版社
2020年のコロナショックを経て、株式市場は拡大の一途を辿りました。とりわけ米国市場は高値を更新し続けています。しかしこれは、正当な評価を受けてのことなのか……? 市場には各国中央銀行による金融緩和に端を発した「バブル」との声もささやかれ、警戒する向きもあります。
本書では、日本に長期投資の考え方を根付かせ、20年におよぶ直販投信の販売を続けてきたさわかみ投信の創設者・会長の澤上篤人さんに、今後の展望を語っていただきました。
澤上氏は金融業界に勤めて50年のレジェンド。数々の危機をじかに目の当たりにしてきましたが、なかでも今回の「バブル」は異常だと説きます。バブルは必ず崩壊するもの。その時、金融市場はもとより、一般庶民の生活や経済活動には深刻なダメージを与えると言います。
私たちが知っておくべき暴落シナリオとその対策方法とは? 氏のかつてない警鐘と確信をまとめた、これからの行く末を展望する一冊です。
(編集部 田中)