
各出版社の「これはぜひ推したい!」という本を揃えたコーナー、「出版社のイチオシ」です。フライヤーで要約をご紹介しきれない書籍の中で、各出版社のオススメを記事形式でご紹介します!
ライター・石田翼
芸術系の最高学府、東京藝術大学ではどんな授業が行われているのでしょうか?
本書は、東京藝大准教授・佐藤直樹さんが大学で実際に担当する授業「西洋美術史概説Ⅲ」をまとめた西洋美術の入門書で、2021年後期からは同講座の教科書としても採用されます。
本書には、西洋美術史上の画期である「ルネサンス」とそれに先立つ「古典古代」、ラファエッロ、デューラー、レオナルドら「天才たちの時代」を経て「古典主義とロマン主義」、そしてミレイとラファエル前派などが活躍する「モダニズム前夜のモダン」と、幅広い年代の作品が収録されています。
いずれも通史的な解説にとどまることなく、著者の視点で選んだ個々の作品について、そこに込められたメッセージをわかりやすく読み解き、時代を超えた作品どうしの関連性にも話が及びます。
作品のクローズアップや補助線の導入など、読者の理解を助けるビジュアルも多用。楽しみながら作品鑑賞のコツがつかめる一冊です。
(編集部 中野俊一)世の中の変化とともに、子どもの頃に学んだ「地図の常識」が大きく変わりました。風車や老人ホームといった新たな地図記号が登場する一方、電話局や工場の地図記号は消えました。世界に目を向けてみると、温暖化で北極海航路が開通し、湾岸諸国は脱石油を模索し、アフリカは中国と結びつきを強めています。
「共通テスト」の地理では、特産物や地名を羅列して暗記させるような内容は姿を消し、地理の「理=ことわり(ものの道理)」の部分が重視された設問となりました。
地理を学ぶ意義は、必要最小限の知識を獲得することや、情報を得るためのスキルを身につけることには限定されない。むしろ、それらの知識や情報を組み合わせ、結びつけ、考察する能力を育てることに重心が移ってきたのです。2022年からは、高校で地理が必修科目となります。
本書では、予備校界における地理の第一人者が、教養として大人が身につけておくべき最新の情報を、多くの図解と写真を用いて解説します。
いくら良いものを作っても、知られなければ売れることはないのが、今の時代。しかも、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌よりも、SNSなどネットで情報を得る人が多いなか、モノを売るにはデジタルマーケティングをどう使うかがカギです。しかし、「デジタルマーケティングって、どうやったらいいの?」という人が多いのが実際のところではないでしょうか。
それならば、ということでできたのが、本書です。自社のホームページ、フェイスブックなどのSNS、ネット広告、デジタルPRそれぞれの特徴と使い方・100項目すべてを、見開きの図解に。はじめて取り組む人には手順書として、経験のある人には体系的な流れをつかむ本として、すぐに使える内容です。