
2021年10月のBEST3
秋が深まり、日増しに寒くなってきた10月、flierのサイトでもっとも読まれた要約は『説明の一流、二流、三流』でした。ビジネスパーソンであれば、誰でも「説明」をする機会から逃れられないものです。しかし、「自分は誰にでもわかりやすい説明ができる」と自信をもって言える人はどれだけいるでしょうか。コミュニケーションのプロが教える「一流の説明」の流儀を知って、説明力を磨いてみませんか?
ライター・池田友美


レストランで「おすすめのワインは?」と聞いて、店員さんが棚のワインを隅から隅まで説明しはじめたら......「いやいや、そこまでの説明は求めていないよ」と思いますよね。ところが、ビジネスではこういう説明をしてしまう人が多いのだと本書は指摘します。
ロジカルシンキングで大切な「モレなくダブリなく」は、情報整理の際にはとても大切です。しかし、説明のときにまでこれをやってしまうと、必ずしもわかりやすい説明ではなくなってしまいます。一流の説明は、大胆に削って、一番大事なポイントにだけフォーカスした説明なのです。
本書はこの他にも、たくさんの「一流の説明」を紹介しています。結論から考えはじめるのが二流。では、一流は? 詳細はぜひ、要約でチェックしてみてください!
本書が気に入った方には、同じく桐生稔さんの著書、『雑談の一流、二流、三流』もおすすめです。


第2位には、数々のベストセラーを生み出してきた精神科医・樺沢紫苑さんの『神・時間術』がランクインしました。「今日の夜やろう」と思っていたことが、まったく進まずに時間だけが過ぎてしまった、という経験はありませんか。時間は十分にあるはずなのに、うまく進められないことがあるとしたら、それは取り組む「時間帯」の問題なのかもしれません。
本書は、人のパフォーマンスは時間帯や環境によって大きく左右されると指摘します。起きて2〜3時間に高い集中力が必要な仕事、昼は外食ランチで集中力をリセット、午後には有酸素運動。こんなサイクルにすると、高い集中力でパフォーマンスを1日中発揮できるのだといいます。短い時間でもっと成果を出したいと思ったら、本書を要チェックです。


第3位も、第2位と同じく樺沢紫苑さんの著作です。『今日がもっと楽しくなる行動最適化大全』は、脳科学などの観点から、日常のさまざまな行動を最適化する方法を提案しています。朝すっきり起きる方法、疲れをとる休憩の仕方、仕事の最適化から遊びの最適化まで、たくさんの行動を網羅しています。
それぞれの行動について、「最も効果が出る時間帯」を知ると、毎日の行動にすぐ取り入れることができます。日々の生活をもっと良くしたいと思ったら、悩むより先に、行動を変えてみてはいかがでしょうか。変化が実感できると、毎日がもっと楽しくなるはずです。
以上、2021年10月の月間ランキングをお届けしました。来月もお楽しみに!