人生のパフォーマンスを上げる「立ち読み」本11選
11月11日は立ち読みの日!


より効率的なものにするために、立ったまま会議、仕事をする会社も増えていましたが、リモートワークが当たり前になってひとりで「座る」生活に逆戻りしている人もいるかもしれません。
だからこそ、立ち読みしながらポジティブにものを考えられる機会を提供してくれる本を選んでみました。
自分の思考力をブラッシュアップする、自分を見つめ直す、モチベーションを上げる、イメージ力を高める……リラックスしすぎているとできない「自分のためのエクササイズ」にぴったりな11冊です。


生産性を意識しているものの、ToDoリストが増える一方。そして長時間労働に……。そんな方におすすめなのが『エッセンシャル思考』です。これは、大事なことを見極め、時間とエネルギーを最も効果的に配分し、最高のパフォーマンスを出すための技術のこと。「今抱えている仕事は本当に必要?」と自問することの大切さに気づかせてくれます。最近働きすぎだと感じている方は、自分にとって本質的な仕事を見極めるのに役立つのではないでしょうか。
【こんな人にオススメ!】働きすぎで疲れてしまった人


嫌われるのが怖くて、頼まれた仕事を断れない人。「あなたはどう思っているの」と意見を聞かれると、頭が真っ白になってしまったり、つい相手に合わせた意見を言ったりしてしまう人。友達のSNSの投稿を見ると、自分と比べてつい落ち込んでしまう人。本書は、そんな「敏感すぎる人」たちのために書かれた本です。
あなたが無意識のうちに感じているストレスも、「敏感すぎる」ことに由来しているのかもしれません。本書に書かれている7日間の変革プログラムを通して、「自分軸で生きられる」ようになってみませんか?
【こんな人にオススメ!】「他人に振り回されている」と感じる人


新型コロナウイルスの感染拡大により、今後の働き方についてじっくり考えた方も多いのではないでしょうか。会社に行きたくないけど、甘えていてはいけない――そんなふうにモヤモヤしている方もいるはずです。
ですが本書の著者、精神科医の和田秀樹氏は、「会社に行きたくない」というのは決して甘えではないと言います。あなたには幸せに生きる権利がありますし、我慢し続けると手遅れになってしまうかもしれません。ストレスや不安、不満に押しつぶされてしまう前に、ぜひ手に取ってみてください。
【こんな人にオススメ!】仕事を辞めたいけど、一歩踏み出せない人


社会で生きている以上、いかにリモートでのやり取りが増えたとはいっても、人との関わりが消えてしまうことはありません。その中でちょっとした「違和感」を覚えても、どこかで蓋をして適応しようとするのも人間。そうして生き延びようする「自動的なシステム」が無意識にある、と説くのが本書です。
人間が「痛み」を避けようとするこの構造には、次の4つのメンタルモデルがあるとしています。「価値なしモデル」「愛なしモデル」「ひとりぼっちモデル」「欠陥欠損モデル」です。自分はどのモデルの性格が強いかを理解できれば、生き方が格段にラクになるのです。人生にくたびれてため息をつく前に、本書で自分を見つめ直してみませんか?
【こんな人にオススメ!】「自分はがんばっている」と思いがちな人


「今日が人生最後の日だったら、あなたはどう生きたいか?」この究極の問いに向き合うと、人生で大事なものが見えてくるといいます。著者は、2800人の患者を看取ったホスピス医です。著者が見出した「人生の真実」とは、どのようなものなのか? 本書を読めば、自分にとって大事にしたいものが見えてきて、自分の人生の過ごし方を見直すきっかけが得られるのではないでしょうか。
【こんな人にオススメ!】日々の充実感があまり感じられないという人


やりたいことが見つからない、モチベーションが上がらない、ストレスに弱い、人間関係がうまくいかない……そんな悩みを抱えたとき、あなたはいったいどうしますか? 解決法はさまざまありますが、本書でメンタリストDaiGo氏が提案するのは、「記録の力」を利用すること。
本書では、「記録」のポテンシャルを最大限に使いこなすための33のテクニックが紹介されます。必要なものはペンだけ。本書に収録されている記録用紙を使って、お悩み解決のための一歩を踏み出しましょう!
【こんな人にオススメ!】自分を変えたい人


一日寝て起きても疲れが取れず、体がだるい。会社に行っても仕事に集中できず、ミスしてしまう。なんだか能率が悪いと感じる。内臓脂肪が増えて、メタボリックシンドロームと診断されてしまった――。高度に発展した現代においてさえ、私たちはこうした問題を解決できないでいます。
健康上の問題とビジネス上の問題は、ともすると別々のものとして扱われがちですが、実際は根深くつながっています。人生がうまくいかないのは、自分の意志が弱いからではありません。対処療法ではなく、根本的に人生を変えるための一冊です。
【こんな人にオススメ!】いまいち心身の調子が上がらない人


私たちは親や祖先から、モノとしての財産だけではなく、「形なきもの」を数多く相続しています。たとえば、魚の食べ方や歯磨きの仕方といった日常の所作、思い出話などです。それを「こころの相続」と呼び、その重要性を呼びかけるのが、作家・五木寛之さん。
コロナショックで人との対面が限られていまこそ、「何を引き継いできたのか、何を後世に残したいのか」というテーマで思いを馳せてみてもいいかもしれません。立ち止まって考えてみたいテーマがここにあります。
【こんな人にオススメ!】親との関係を見つめなおしたい人


「面白い」とは、はたして何なのでしょうか。「面白いことやっちゃいましょうよ」「こうしたら面白くなると思いますよ」といった言葉をよく耳にしますが、なかば軽んじられて使われることも少なくありません。その一方で、命がけで「面白い」を追求する人もいます。
本書は『すべてがFになる』などで知られる稀代の小説家・森博嗣氏が、「面白い」という言葉を徹底的に分析。「面白い」が持つ本質的な意味と力を解説しています。「面白い」は万人に与えられた権利であり、「生きる道筋になる」というのが森博嗣氏の弁。読めば心に刺さる「面白い」考えに出くわすはずです。
【こんな人にオススメ!】人生を「面白い」ものにしたい人


全米で話題のライフハック、その名も「ピック・スリー」。「仕事」「睡眠」「家族」「運動」「友人」の5つのカテゴリーから、その日に注力するものを3つだけ選び、それに集中するという方法です。まさに「完璧なアンバランスのすすめ」です。
「やるべきことリスト」に追われて、家族との時間がとれていない、などと時間の使い方にモヤモヤを抱えている方にぜひおすすめしたい一冊です。「仕事も家族も趣味も!」と意気込みすぎていた方も、肩の荷がおりるはず。しなやかに生きるための秘訣を学んでみませんか?
【こんな人にオススメ!】ワークライフバランスがとれていないと悩む人


2020年、私たちはこれまでのように旅することができなくなりました。そうなるといっそう恋しくなってしまうもので、「ここではないどこか」に行きたいという気持ちでいっぱいになってしまった方も多いのではないでしょうか。
本書は、旅にまつわるエッセー集です。著者は20代の頃にバックパッカーとして世界各地を回った後、旅行誌『ヴァガボンド』を創刊した、旅のプロ。楽しいだけでなく、人生のビタミンになるような旅について、著者自身の経験を語ってくれています。きっとあなたを、懐かしい「旅」の世界へと誘ってくれるはず。
【こんな人にオススメ!】非日常気分を味わいたい人