親が読む子どものための一生折れない自信のつくり方

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親が読む子どものための一生折れない自信のつくり方
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親が読む子どものための一生折れない自信のつくり方
出版社
アチーブメント出版
定価
1,430円(税込)
出版日
2015年03月19日
評点
総合
4.0
明瞭性
4.0
革新性
3.5
応用性
4.5
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おすすめポイント

突然だが、あなたは自分のことが好きだろうか。何かにチャレンジしようとするとき、自分ならきっとできると、自分を信じられるだろうか。もしそうならば、それはきっと、ありのままのあなたを受容し、愛情を注いできた親の育て方の賜物だといえる。

著者は「自信は親が与えられる最大のギフト」であると述べている。親に愛と自信を与えてもらった人は、今度は自分の子どもに同じものを贈りたいと思うようになる。その方法はシンプルで、あなたが人生において大切だと思うことを「行動で」子どもに伝えていけばよいのだ。

言葉で伝えられることももちろんあるが、行動が伴っていなければ真に子どもには響かない。人に親切になってほしいと思うなら、まず親自身が見本を見せる必要がある。

子どもは自分で選択したことについては、一生懸命頑張ることができ、それが自信の形成につながる。本来、コントロールできるのは自分のことだけだと理解することで、人は互いを縛ることなく、補い合い、成長できる。こうした考えを提唱する選択理論心理学が本書の底流としてある。子どもの自発的な選択と行動を促すために親ができることは何か。それは、大きな愛で包み込んで安心感を与えることと、自分で選択し結果にコミットできるようサポートし、常日頃から正しい道を行動で示すことだ。本書では、こうした子育ての真髄が温かみあふれる文章で紹介されている。子どもとのより良い関わり方を模索する方に、ぜひ何度もお読みいただきたい。

ライター画像
和田有紀子

著者

青木 仁志(あおき・さとし)
1955年3月北海道函館市生まれ。10代からプロセールスの世界に入り、国際教育企業ブリタニカ、国内人財開発コンサルティング企業を経て1987年、32歳でアチーブメント株式会社を設立、代表取締役社長に就任。自ら講師を務める公開講座『頂点への道』スタンダードコースは講座開講以来26年間で648回毎月連続開催、新規受講生は32, 347名を数え、国内屈指の公開研修となっている。その他、研修講師として会社設立以来延べ356,031名の研修を担当している。
2010年から3年間、法政大学大学院政策創造研究科客員教授として、講義「経営者論特講」を担当し、法政大学大学院 坂本光司教授が審査委員長を務める「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の審査委員も務めるなど、中小企業経営者教育に力を注いでいる。
著書は、20万部のベストセラーとなった「一生折れない自信のつくり方」をはじめ、「一歩前に踏み出せる勇気の書 文庫版」、「松下幸之助に学んだ『人が育つ会社』のつくり方」、「成功への選択」など51冊。解題 新・完訳「道は開ける」「自助論」「成功哲学」など3冊。うち11点が海外でも翻訳刊行。

本書の要点

  • 要点
    1
    子どもの自信は、親との信頼関係から育まれる。自ら考え、行動を選択し、その結果成功するという一連の経験を積むことで、子どもは自信を形成していく。親にできることは、子どもが自ら考え、粘り強く取り組めるようサポートすることである。
  • 要点
    2
    親から愛された子どもは、自分のために頑張れるし、成功したときに心からの充足感を得られる。
  • 要点
    3
    人間関係を育むうえで重要なのは、傾聴する、支援する、励ます、尊重する、信頼する、受容する、意見の違いについてつねに交渉するという7つの習慣である。

要約

一生折れない自信をつくる

自信の正体とは?
GeorgeRudy/iStock/Thinkstock

著者によると、自信とはずばり「自分で自分をどう評価しているか」、「自分という人間に対する思い込み」だという。つまり自信は絶対的なものでない。だからこそ、思い込みを変えることで自信を育める。

自分には価値があると肯定的にとらえるか、それとも否定的に自分をとらえるかで、見える世界も変わってくる。例えば肯定的な捉え方をしている子どもにとっては、世界は楽しいものであり、他人の価値も素直に認めることができる。一方、自信がない子どもは、何か新しいことにチャレンジするにも足踏みしてしまい、成功の喜びを感じにくい状況にある。

子どもの自信は、親子関係から育まれると言っても過言ではない。子どもは、ありのままの自分を認めてもらい、温かい愛情に包まれることで、人と真に関係性を築くことができていると確信し、それが自信となっていく。そしてこうした子どもとの関係を確立するのが、他の誰でもない親なのである。

子育てにおける自信形成

人は、どんなに小さなことでも、自分で考えたとおりに行動して成功する中で、自信をつけていく。自信は字のごとく、「自ら信じる」ことで生まれるものであり、人から与えられるものではない。小さな成功を積み重ねることで自ら育んでいくものなのだ。

親ができるのは、子どもが自ら考え、粘り強く取り組めるようサポートすることである。困っていることはないかどうか常に気を配り、結果が出ていなくとも頑張っている事実を承認することは、子どもが自分で成功体験を積み上げるうえで非常に有効だ。このように、何があっても親は自分の味方でいてくれるという安心感が、失敗を恐れず物事に取り組もうという気持ちを後押ししてくれる。子どもを信じているということを、本人に積極的に伝えてあげるとよい。

親がどこまで手助けするべきか?
shironosov/iStock/Thinkstock

子どもが困難にぶつかったとき、親にできることは2つある。1つは、できなくてもありのままの子どもを承認すること。もう1つは、子どもが自分の力で良い解決策を選べるように導くことである。

子どもが困っているとき、親はついすばやく解ける方法を教えたり、途中であきらめさせてしまったりすることがある。しかし、それでは根本的な解決にならない。例えば子どもが苦手な算数を克服したがっているのなら、宿題より易しい問題から解くよう導く、よい家庭教師を見つけるというのも手だ。

もちろん、子どもに「やりたい」という主体的な思いがなければ意味がない。本人の意思を尊重せずに親が決めたことは、それがどんなに子どものためを思ってのことだとしても、「やらされた感」につながってしまう。途中で投げ出しがちになるし、うまくいかないと人のせいにしてしまう。しかし、自分で選んだことであれば、仮にうまくいかなくても失敗を前向きに捉えられるし、何より成功したときに達成感を味わい、自信を築ける。親にできるのは「なぜそれを選んだの?」と質問して、決断の理由を明確にすることだ。そのうえで、いくらミスしても「よし、次、頑張ろう」と励ますことが、子どもの自信形成につながる。

親の自信を確立する

正しい子育てに悩んだときは

選択理論では、子どもの成長、幸せ、成功を親子で分かち合うことを何より重視する。その土台となるのは、

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