
フライヤー(flier)で、2026年上半期に圧倒的に読まれたのは、なんと昨年にひきつづき『頭のいい人が話す前に考えていること』でした! AIの活用やリモート会議が定着する一方で、リアルな場で対面する仕事もふたたび定常化したいま、「機械ではなく人間同士での仕事」に対する感覚が、コロナ以前よりも強まっているのかもしれません。
1位『頭のいい人が話す前に考えていること』、4位『コミュ力が高い人が話しながら意識していること』はベストセラーかつロングセラー著者となった安達裕哉さんの売行き良好書です。 人間相手のコミュニケーションでは、ニュアンスのちょっとしたズレが大きな誤解につながることも少なくありません。話しているだけで「なんだかうまく頭が整理される」「話がうまく進む」というタイプの人ではそういうことが起きにくいですし、ビジネス現場でも重宝されます。話し上手ということではなく、話す前からの準備、話すときの姿勢を考え抜くことが、ビジネスにおけるコミュニケーション力につながるのです。こうしたことは、生成AIと相対するだけでは鍛えられないスキルでしょう。
また、人間相手の仕事では、気づかぬところでストレスを受けがちです。これも、一度リモート状況を経由したからこそ、より生々しく感じるようになったのではないでしょうか。ランキングには、人間的な解放感を求める声があらわれているように感じます。 2位の『体力おばけへの道』は、そもそも疲れにくい頭・身体になってしまいたいというニーズに応えたものですし、部屋トレにはじまるフィットネス再燃の波にもハマっています。5位『考えてはいけないことリスト』、8位『脳科学でわかった 仕事のストレスをなくす本』は、もとから脳にストレスを溜めないための具体的な方法を指南してくれます。3位『24時間が変わる朝の30分』、6位『すぐやる人の小さな習慣』、9位『面倒な仕事が一瞬で片付く 生成AIタスク爆速大全』、10位『頼るのがうまい人がやっていること』といった本は、ストレスから解放された「自分時間」を豊かに過ごすために、いかに「忙しい」という気分から解放されるかを教えてくれるでしょう。
「読者が選ぶビジネス書グランプリ2026」で総合グランプリと経済・マネー部門賞に輝いた『億までの人 億からの人』は7位にランクイン。ある意味、「頭のいい人」「体力おばけ」「ストレスレスな考え方」「小さな習慣の積み上げ」といった、今回のランキングの詰め合わせのような内容ともいえそうです。そうしたニーズからか、YouTubeのflier チャンネルにおける著者の田中渓さんの登場回は、大きな注目を集めています。この機会に、あわせてご覧ください。
気になる書籍がございましたら、まずは要約からチェックいただけますと幸いです。
2025年の年間ランキングはこちら(https://www.flierinc.com/column/rankings2025b)から。 ※ランキングはflier有料会員の閲覧にもとづいて作成されています。


第1位に輝いたのは『頭のいい人が話す前に考えていること』です。2023年刊のベストセラーが、2026年上半期も引き続き絶大な支持を集めました。
3,000社以上の経営者と向き合ってきたコンサルタントの安達裕哉さんが、「頭のいい人」のコミュニケーション術を紹介する本書。AI時代こそじっくり読み、実践したい、王道の名著です。


第2位は『体力おばけへの道』。
トレーナー歴34年の著者・澤木一貴さんは、コツコツと運動を積み重ねれば、誰でも「体力おばけ」になれるといいます。そして本書で、1日30秒・特別な道具不要・自宅でできるオリジナルの体力アップ法を提案します。
「体力的にきついから」「もう若くないから」という理由で、やりたいことを諦めたくないなら、今日から1日30秒の運動を取り入れてみませんか。


第3位は『24時間が変わる朝の30分』でした。タイムコーディネーターとして延べ4000人以上をサポートしてきた吉武麻子さんが、「朝の30分」を活用するアイデアをまとめています。
本書の最大の特徴は、「朝活だからといって、必ずしも有意義な活動に時間を使わなくてもいい」というメッセージ。ただぼーっとして、自分を取り戻すことも立派な朝活だと言います。
自分の時間を大切にしたいなら、ぜひ読んでみてください。


第4位は『コミュ力が高い人が話しながら意識していること』でした。『頭のいい人が話す前に考えていること』の著者でもある安達裕哉さんが、ビジネスの場で「コミュ力が高い人」になるために必要なことを教えてくれます。
本書の内容は、社会人経験の長い人にとっても、きっと耳の痛いものでしょう。だからこそ、ビジネスパーソンとして一段レベルアップしたいなら、ぜひ熟読してほしい一冊です。


第5位は、『考えてはいけないことリスト』でした。私たちの「ついネガティブなことを考えてしまう問題」にフォーカスし、そのメカニズムと対処法を教えてくれます。
著者の堀田秀吾教授は、『ハーバード、スタンフォード、オックスフォード… 科学的に証明された すごい習慣大百科』などベストセラーを連発中。言語学や脳科学の知見にもとづいたわかりやすいアドバイスが人気を博しています。
ぐるぐる思考が止まらない人におすすめの一冊です。









