今や日本を代表する経営者となった孫正義氏。その参謀として長きにわたって仕えた著者だからこそわかる、ソフトバンクの成長の軌跡と苦闘の物語だ。本書で描かれる次々に立ちはだかる困難の連続に、経営の疑似体験をしているような感覚で読むことができるだろう。
稲盛和夫氏と言えば、京セラ・KDDIの創業、日本航空の再生と、数々の大仕事をやってのけ、経営の神とも崇められる存在となっている。その著者が語る『成功の要諦』は、人生と経営を成功に導く普遍の哲学が凝縮された一冊だ。
日本電産の明解な戦略が多くの書籍でも研究対象になっているように、永守重信氏に対しても称賛の声が止まない。永守重信氏の基軸となる考えと、愚直なまでの実行力を学ぶ上で、本書は効果的な一冊だろう。
既に数々の会社を成功に導いたにも関わらず、更なる高みをめざし会社を設立し続けるイーロン・マスク氏。彼の使命感の源になるものは何だろうか。本書を通読し、稀代の経営者の軌跡を追いかけてみてはいかがだろうか。
ジェフ・ベゾス 果てなき野望
ブラッド・ストーン,井口耕二(訳),滑川海彦(解説)
日経BP
ジェフ・ベゾス 果てなき野望
著者
ブラッド・ストーン井口耕二(訳)滑川海彦(解説)
アマゾンの創設者であり、多くの起業家を支えるエンジェル投資家としても活躍しているジェフ・ベゾス氏。アマゾン創設時からすでにあらゆるものを販売する「エブリシング・ストア」を構想していたという。その構想の大きさと優れた戦略眼は、読者を魅了することだろう。
これだけの偉人に一度に触れれば、その迫力に圧倒されることだろう。本物の起業家、経営者はどのような人物なのだろうか。ご紹介した5冊を参考に、その答えを探求してみてはいかがだろうか。