VR for BUSINESS
売り方、人の育て方、伝え方の常識が変わる

未 読
VR for BUSINESS
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著者
株式会社アマナVRチーム
出版社
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定価
1,728円
出版日
2017年03月21日
評点
総合
4.0
明瞭性
4.0
革新性
4.0
応用性
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2017年03月21日
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レビュー

最近になってVR(Virtual reality)という言葉が、だいぶ浸透してきている。VRを体験できるゲーム機の効果が大きいのだが、ビジネスにおいても活用が始まっていることは、まだあまり知られていない。本書には、まさにその、VRという話題のメディアをビジネス分野において活用するためのノウハウが書いてある。

VRコンテンツは、通常の映像メディアでは味わえない、没入感のある強烈な体験が持ち味であり、多彩な表現ができることも魅力だ。一方で、VRゴーグルを装着する必要があり、多数の人が同時に体験することはできないという留意点もある。また、VRコンテンツは、ほんの数分の長さの作品であっても、膨大な作業量と費用がかかる。VRを効果的に活用するためには、VRの特性への理解が欠かせない、と、数々のVRコンテンツ制作を手がけてきた著者は強調する。

本書では、VRゴーグルの種類や価格、コンテンツのプランニングや制作の流れなど、そもそもVRをあまりよく知らないという人でもわかるように詳細に解説されている。この一冊を読めばVRの基礎的な知識は身につけることができるだろう。

現場のCGクリエイターや映像編集者のインタビューもあり、それぞれの立場での仕事内容や苦労するポイントが明らかにされている。VRをビジネスで活用したプロモーション作品やエンターテイメント作品の事例もあるので、現時点でのVR活用の実情もよく理解できるだろう。

谷田部 卓

著者

岡本崇志
株式会社アマナVRコンテンツ戦略チーム、執行役員。企業の広告キャンペーンのビジュアル、テレビCM、ウェブ等のプロデュースを担当。幅広いコンテンツプロデュースの経験を生かし、現在はVRコンテンツの企画・制作・プロデュースを担うプロジェクトのリーダーを務める。テクノロジーによる“体験”の企業活用を見据えながら、多くのVR  コンテンツの企画制作に携わる。

松葉忍
クリエイティブ・テクノロジスト。VRプランナー。ファッションデザイナーからSEへ転身。その後、ウェブディレクターへ。2011年、アマナへ入社。ウェブを中心としたプロモーションの企画、制作を担当。VR関連の記事を多数執筆。イベント全体のコンセプトや設計から考え、VRコンテンツと組み合わせて1つの体験を創出する。

株式会社アマナ
ビジュアルで人の心を動かすプロフェッショナル集団。2500万点のストックコンテンツを販売するほか、豊富なクリエイティブリソースと高度な技術で、広告ビジュアル、テレビCM、アニメ、ウェブ、電子カタログ、アプリなど、企画から制作までワンストップで提供し、広告・セールスプロモーション領域を中心にビジュアル・コミュニケーション事業を展開。近年はVRコンテンツにも力を入れており、経験と知見を生かした企画力、制作力が各方面から注目されている。

本書の要点

  • 要点
    1
    2016年はVR元年であり、VRという言葉の認知度も大きく上がった。VRコンテンツに特徴的な「没入感」は強い印象を残すので、プロモーションなどのビジネスでの活用が期待されている。
  • 要点
    2
    VRコンテンツのプランニングにあたっては、VRの特性をよく理解したうえで、何を実現したいのかを考える必要がある。「誰が」「どこで」「何を」「何人」体験できるのかを明確にすることが特に重要だ。
  • 要点
    3
    VRの制作には、多数のスタッフが必要で、数分のコンテンツ作成でも莫大な作業量と数千万円の費用がかかる。

要約

VRとは何か

VR元年

2016年は「VR元年」だった。家電量販店では、ヘッドマウントディスプレイ型のVRゴーグルが発売され、MMD研究所によれば、VRという言葉の認知度も64.7%となった。

まだ実際に体験した人は少なく、一般にはゲームなどのエンターテインメント用だと認識されがちなようだが、このVRはビジネス分野での活用が始まっており、2020年には700億ドルの市場にまで拡大すると見込まれている。

VRの特徴は、他のメディアでは味わえない「没入感」にあり、高い体験価値を生み出す。この高い体験価値は、利用者に強い印象を残すので、VRをビジネスで活用する大きな理由のひとつとなっている。なおVRコンテンツには、場所や施設の紹介に向いた実写と、実在しない空間やものを表現できるCGの2種類があり、どちらにしても自分がその場に居るように感じられるほどに、「没入感」は強烈だ。

しかもVRで実現できる表現は多岐にわたる。例えば、対象物にありえないほど近づくこともできれば、どんな場所にでも行くことができる。例えば、竜巻や炎など危険なものに近づいたり、細胞ぐらいの大きさになって体の中に入ったりという体験が可能になる。

VRのメカニズム
monkeybusinessimages/iStock/Thinkstock

VRは、目に装着し3D映像を実現するVRゴーグルで実現される。このVRゴーグルで使用されるディスプレイパネルの、解像度や視野角などのスペックが、そのまま映像のクオリティとなる。また、ハイエンド製品では、ユーザーの動きに映像が追随できるよう、頭部の動きはゴーグル内のジャイロセンサーで検知される。体の上半身の動きを認識するために、ゴーグルとは別にトラッキング用カメラを設置する場合もある。

VRゴーグルには、高機能で高価格の高性能モデルと、スマートフォンと組み合わせて使うエントリーモデルの2つのモデルがある。高性能モデルは、没入感の高いVR体験を実現できる。だが、高いグラフィック性能と処理速度を持つ、パソコンかゲーム機と接続して利用する必要がある。エントリーモデルはスマートフォンを装着するので、画質や視野角は端末次第であり、耐久性も劣るが、圧倒的に価格が安い。また、電源が不要なので、屋外でも手軽に利用できるというメリットもある。

VRゴーグル
simpson33/iStock/Thinkstock

高性能なVRゴーグルとして、Oculus Rift、HTC VIVE、PlayStation VR、FOVE 0といったゴーグルが挙げられる。Oculus Riftは、VRブームを生み出したといえる高性能モデルだ。最大4台までのセンサーと組み合わせると、ユーザーはVR空間を歩き回ることができ、コントローラーを用いて武器の発射という動作をすることもできる。ゲームなどのエンターテイメントのVRコンテンツが豊富である。

高性能モデルとエントリーモデルの特徴を併せ持つのがGalaxy Gear VRだ。サムスンのスマートフォン専用のモデルであるGalaxy Gear VRは、本格的な機能を備えながら、安価に複数台用意できるので、プロモーションイベントなどに向いている。

エントリーモデルのなかには、段ボールなどの素材でできたㇵコスコなどの簡易ゴーグルもある。こうした製品は、体験者の多いイベントや雑誌付録にも利用されている。

【必読ポイント!】 VRビジネスプランニング

プランニングの前に

VRをビジネスに活用するためには、まずプランニングが必要だ。実際には、制作プロダクションのディレクター、プランナー、クリエイターがプランニングをすることになる。プランニングにあたって、押さえておくべきポイントを、本書からいくつか拾って紹介していこう。

まず、プランニングを始めるにあたって、考えておくべきことがある。

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