バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則

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バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則
出版社
かんき出版

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定価
1,540円(税込)
出版日
2021年12月17日
評点
総合
3.8
明瞭性
4.0
革新性
3.5
応用性
4.0
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おすすめポイント

伝えたいのに伝わらない。これは人の永遠の悩みといってもよいだろう。自分の説明の仕方が悪いのか、はたまた相手の理解力が足りないのか。お互いに責任を押し付け合うように、「わかりあえない」と嘆く場面は日常的に目にする光景だ。

そんなとき、うまく「伝える」ことにフォーカスして解決しようとすることが多いが、本書は一味違う。自分を主語にして「伝える」のではなく、相手を主体にして「伝わる」を目指すというのだ。そのために、「わかってもらうのは難しい」という前提からスタートする。相手と自分は違う人間だ。同じ説明への感じ方も違えば、見ている世界も違う。そのことを理解してこそ、「わかりあえる」部分が増えるのではないかと呼びかける。

本書は、「伝える」ことに四苦八苦してきた著者が、「伝わる」とはどういうことかを考え、学び、実践してきたことの積み重ねから生まれた。だからこそ、伝えることに苦手意識を感じ、自分には無理だと思っている人の気持ちにも寄り添い、誰でも取り入れられる「伝わる技術」を紹介している。身近なたとえを交えながら、やわらかい口調で書かれており、読みやすく納得しやすい。

伝えたいことが相手にちゃんと伝わる。それだけで、仕事でもプライベートでも、コミュニケーションが円滑になるだろう。プレゼンテーションから雑談まで、伝え方に悩む方にこそお勧めしたい。

ライター画像
池田友美

著者

柿内尚文(かきうち たかふみ)
編集者、コンテンツマーケター。
◉――1968年生まれ。東京都出身。聖光学院高等学校、慶應義塾大学文学部卒業。読売広告社を経て出版業界に転職。ぶんか社、アスキーを経て現在、株式会社アスコム取締役。
◉――長年、雑誌と書籍の編集に携わり、これまで企画した本やムックの累計発行部数は1000万部以上、10万部を超えるベストセラーは50冊以上に及ぶ。現在は本の編集だけでなく、編集という手法を活用した企業のマーケティングや事業構築、商品開発のサポート、セミナーや講演など多岐にわたり活動。初の著書『パン屋ではおにぎりを売れ』(かんき出版)はベストセラーに。
◉――趣味はサッカー観戦と歩くこと。サッカー観戦は毎年30試合以上をスタジアム観戦するほど。

本書の要点

  • 要点
    1
    人は、伝えてもらわないとわからないものだ。言葉だけでなく態度や表情も含めて、うまく伝える必要がある。
  • 要点
    2
    伝わるためには「伝わる構造」を理解したうえで、「伝わる技術」を習得し、さらに「実践(行動)」しなければならない。
  • 要点
    3
    「伝わる技術」の1つに「比較の法則」がある。比べることで、それぞれの違いや魅力がよくわかるようになる。
  • 要点
    4
    そもそも、人に何かを伝えることは難しい。この前提を理解したほうが、わかりあえる部分が増えるのではないだろうか。

要約

【必読ポイント!】さまざまなシーンに活用可能な「伝わる技術」

人気の八百屋さんが実践する、「伝わる技術」とは?

ある八百屋さんでは、普通はあまり伝えないあることを伝えているのだという。それはいったいなんだろうか。

答えはなんと、「今日おすすめしない野菜や果物」だ。おすすめしないことを正直に伝えれば、その商品は売れ残る。しかし、それでいいのだという。常連さんばかりのその店で、「おいしくない野菜や果物」が買われてしまったら、店の評判が落ち、お客さんを失うかもしれない。だから悪い点も正直に伝えているのだ。

著者がこの話を聞いたとき、この八百屋さんの伝え方には「伝わる技術」が凝縮されていると感じた。まず、「ダメなものを伝えることで良いものが引き立つ」という「比較の法則」が使われている。そして、正直に話すことで「信頼感」が生まれ、相手に言葉を受け止めてもらいやすくなる流れが生まれている。

伝わり方を変えるには、「伝わる技術」を身につけることが一番だ。自分が主体になって「伝える」のではなく、相手を主体にして「伝わる」ようにする。この技術は、実はいたるところで使われている。ちょっとしたコツを押さえるだけで、日常生活や仕事など、さまざまなシーンに活用できるだろう。

人は「伝わったこと」で判断する
Rrrainbow/gettyimages

人は伝えてもらわないとわからない。しかも、うまく伝えないと伝わらない。言葉だけでなく、態度や表情も重要な要素だ。

付き合い始めの頃はしょっちゅうパートナーに「愛してるよ」と言っていたのに、年月を重ねるうちにその気持ちを口に出さなくなったとしよう。心の中で愛が深まっていたとしても、相手は「もう愛されていないんじゃないか」と思うかもしれない。「言わなくても伝わる」「前に伝えたから大丈夫」は通用しない。言葉はもちろん、態度や表情も含めてちゃんと伝えなければ伝わらない。

人は正しさではなく、「伝わったこと」で判断する。伝わらないものは存在していないのと同じだ。心の中のような見えない部分は判断材料になりにくい。

著者の知人に、「地道に一生懸命仕事をしていたのに、仕事は頑張らずに上司にゴマをすっている社員のほうが評価が高かった」という愚痴をこぼす人がいた。

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