人生は人それぞれ、時代を追うごとに多様化している。家族のあり方、価値観、描く夢も人によってさまざまだ。しかし、お金が入用になる場面は誰しも訪れる。自分や家族が安心できる人生を送るには、ライフステージに合わせた資金計画が必要となる。
近年、投資型の金融商品の非課税制度が充実してきているが、これは資産形成が必要だという示唆に他ならない。今を充実させることも大事だ。一方で長期的な将来設計もイメージしよう。結婚、出産、育児、住宅取得、退職、介護など、お金が必要になる時期や金額を考え、そのプランに沿って資産を形成するために金融商品を選んで運用していく。
これから貯蓄するのであれば、まずは生活費の2~3倍を目安に余裕資金を持つ。次に毎月1000円でいいので何か投資する。慣れれば増額していいが、投資は元本が保証されない商品もあるので、預貯金とのバランスを考え、柔軟に割合を変えなければならない。
教育資金、住宅資金、老後資金、これが「人生の三大資金」だ。
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