flier_logo
ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから
リスキリング【実践編】の表紙

新しいスキルで自分の未来を創る

リスキリング【実践編】


本書の要点

  • リスキリングとは、「新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、そして新しい業務や職業に就くこと」である。あくまで企業が主体となって、人材に成長機会を与える取り組みである。

  • 著者は、リスキリングで持つべき7つのマインドセットと、学習の成果を出しやすくする10の構成要素を紹介している。

  • AIの台頭で、人間に求められるものは「正解思考」から「予測思考」へと変化している。

1 / 4

リスキリングの「誤解」

「リスキリング=学び直し」ではない

リスキリングとは、「新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、そして新しい業務や職業に就くこと」である。日本では個人が主体となる「学び直し」や「生涯学習」と混同されることがある。だが、欧米では「組織が実施責任を持ち、従業員の職業能力を再開発する」ものとして定着している。その背景には、技術的失業を防ぐという目的がある。

日本でリスキリングを浸透させるには、次の3つのテーマが重要となる。それは、「経営レベルでの新たな事業戦略の方向性の明示」「AIなどのデジタル分野の自動化技術を含む成長分野への理解」「貧困・失業といった社会課題解決分野への理解や経験」である。経営陣が自社の事業戦略の方向性を明らかにしてはじめて、従業員がどんなリスキリングに取り組むべきかが見えてくる。経営陣が最新のデジタル技術を理解する必要がある。さらには、失業や貧困という問題にどれだけリアリティを持って向き合い、本気で対処しようと思えるかという意志が問われていく。

リスキリングすると社員が辞める?

emma/gettyimages

リスキリングという言葉が急速に広がったがゆえに、いくつもの誤解が生まれ、リスキリングの失敗に結びついてしまっている。その1つが「リスキリングは転職のために行うもの」という言説だ。特に中堅・中小企業の経営層は、リスキリングをすると従業員が転職してしまうと思い、拒絶反応につながっている。

もっと見る
この続きを見るには...
残り4087/4694文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2023.10.12
Copyright © 2026 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

挫折からのキャリア論
挫折からのキャリア論
山口真由
逆張り思考
逆張り思考
成田修造
論理が伝わる 世界標準の「書く技術」
論理が伝わる 世界標準の「書く技術」
倉島保美
天才性が見つかる 才能の地図
天才性が見つかる 才能の地図
鈴木祐
自分らしく生きている人の学びの引き出し術
自分らしく生きている人の学びの引き出し術
尾石晴
消齢化社会
消齢化社会
博報堂生活総合研究所
自分という壁
自分という壁
大愚元勝
40歳で何者にもなれなかったぼくらはどう生きるか
40歳で何者にもなれなかったぼくらはどう生きるか
河合薫

同じカテゴリーの要約

この1冊でしっかりわかる Geminiの教科書
この1冊でしっかりわかる Geminiの教科書
佐倉井理冴
聞き出せる人が、うまくいく。
聞き出せる人が、うまくいく。
荒木俊哉
定年前後のキャリア戦略
定年前後のキャリア戦略
藤井薫
「この型」を使って〇〇をわかりやすく説明してください。
「この型」を使って〇〇をわかりやすく説明してください。
深谷百合子
口下手でも選ばれる人がやっていること
口下手でも選ばれる人がやっていること
三木佳世子
頭のいい人が話す前に考えていること
頭のいい人が話す前に考えていること
安達裕哉
こうやって、センスは生まれる
こうやって、センスは生まれる
秋山具義
上手に「指示できる人」と「できない人」の習慣
上手に「指示できる人」と「できない人」の習慣
鶴野充茂
人は話し方が9割
人は話し方が9割
永松茂久
DIE WITH ZERO
DIE WITH ZERO
ビル・パーキンス児島修(訳)