【新NISA完全攻略】月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方

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出版社
定価
1,650円(税込)
出版日
2023年11月09日
評点
総合
3.7
明瞭性
4.0
革新性
3.5
応用性
3.5
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おすすめポイント

「億り人」という言葉に象徴されるように、資産1億円の達成は個人投資家のひとつの到達点だ。しかし、文字通り桁外れの金額に、そこに至る道筋をイメージできない人も少なくないだろう。

ところが本書の著者であるライオン兄さんこと山口貴大氏は、2024年から始まる新NISAを利用すれば、1億円はけっして不可能な数字ではないと呼びかける。NISAとは、端的に言えば運用益を一定額まで非課税にしてもらえる、投資用口座のことだ。新NISAでは元手1800万円までであれば、投資でいくら利益を出しても税金を払わなくてよい。これを利用して、定番のつみたて投資をしていけば、利益を控えめに見積もっても老後には総計1億円を受け取ることができる計算になる。この状況が作り出せれば、老後も安心して迎えられるというものだろう。

投資の入門書では、インデックスファンドへのつみたて投資、いわば「ほったらかし投資」が定番であるが、本書の特徴はその切り崩し方の試算例も豊富に掲載していること、そしてただの「ほったらかし」からの卒業を促していることにある。投資の最終目標はお金を増やすことではなく、増やしたお金を使うことである。資産の切り崩し方がわからなければ、人生の終盤に大損をしてしまうことになりかねない。そうならないためには、ただのほったらかしで終わらずに、金融リテラシーを身につける必要がある。新NISAをきっかけに投資を始めようとする人にも、すでに投資を始めている人にも、学びの多い一冊になるはずだ。

ライター画像
池田明季哉

著者

山口貴大(ライオン兄さん)
金融・起業のマネースクール『Financial Free College』代表。SNSでは「ライオン兄さん」名義で活動。
ネット関連会社などにて、8年間のサラリーマン勤務をするが独立。金融・起業の書籍をむさぼり読みつつ、
サービス業関連会社を興し、2018年に売却、その売却益を米国株を中心に運用し、経済的自由を獲得した。
同スクールは、「投資家が推奨するお金のスクール」、「未経験から学べるお金のスクール」、
「結果が見込めるお金のスクール」の3冠を取得(日本マーケティングリサーチ機構調べ)。

本書の要点

  • 要点
    1
    新NISAでの基本戦略は、生涯にわたって非課税投資できる金額の上限である1800万円をできるだけ早く入金し、長期で複利運用して資産を大きく育てることだ。
  • 要点
    2
    具体的には、S&P500か全世界株式に連動して値動きするインデックスファンドへのつみたて投資が基本だ。年齢などの状況に応じて、インデックスファンド以外の投資先の併用も検討しよう。
  • 要点
    3
    新NISAの弱点は、主に株式にしか投資できないことだ。つみたて投資を始めたあとは、米国ETFや個別株投資、債券での運用などに進み、金融リテラシー向上を目指そう。

要約

【必読ポイント!】 新NISAをやるかやらないかで、人生は大きく変わる

新NISAで1億円は現実的な数字になる
Eoneren/gettyimages

本書の目標は、2024年から始まる新NISAを活用して、老後資金1億円を作ることだ。新NISAでやるべきことを端的に言えば、生涯非課税投資枠1800万円をできるだけ早く埋めること。そして、老後もできるだけ長く運用を続けてお金を増やすことだ。

新NISAで生涯にわたって非課税投資できる金額(非課税保有限度額)の上限は1800万円に引き上げられた。元手1800万円までは、投資でいくら利益が出ても税金がかからない。できるだけ早く上限いっぱいまで投資して、長く複利運用を続ければ、総額1億円以上のお金を生み出すことはけっして難しくない。

たとえば、毎月30万円(年間360万円)を投資すると、最短5年で非課税投資枠を使い切ることができる。年間運用利回りが5%だった場合、5年後の運用資産は約2011万円になる計算だ。追加投資を一切しなくても、60歳の時点で約6810万円に増えている。この6810万円を60歳から100歳まで5%で運用を続けながら、100歳でちょうどゼロ付近になるよう取り崩すと、月々32.8万円、年間393万円、41年間で1億614万円を受け取ることができる。

30歳から59歳までの30年間で、毎月5万円をつみたてて1800万円の枠を埋めた場合は、59歳時点の運用資産は3998万円。60歳から100歳まで5%運用を続けながら取り崩すと、月々19.2万円、年間231万円を受け取ることができる。41年間の受け取り総額は9475万円。1億円近いお金を新NISA口座から非課税で引き出すことができるのだ。

毎月3万円のつみたてでも、1億円が見えてくる

過去30年、何度も暴落や金融危機を経験しながらも、米国株価指数S&P500の平均リターンは約10%、全世界株式に連動する株価指数(全世界株式)の年平均リターンは約7%である。こう見ると、先ほどの例にある毎年5%の運用利回りは非現実的な数字ではないことがわかる。

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要約公開日 2024.02.01
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