コミュニティをつくって、自由に生きるという提案

未 読
コミュニティをつくって、自由に生きるという提案
ジャンル
著者
マツダミヒロ
出版社
きずな出版 出版社ページへ
定価
1,620円
出版日
2019年01月01日
評点
総合
3.8
明瞭性
4.0
革新性
3.5
応用性
4.0
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コミュニティをつくって、自由に生きるという提案
コミュニティをつくって、自由に生きるという提案
著者
マツダミヒロ
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きずな出版 出版社ページへ
定価
1,620円
出版日
2019年01月01日
評点
総合
3.8
明瞭性
4.0
革新性
3.5
応用性
4.0
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レビュー

価値観の多様化が進む現在、窮屈さを感じながらも生活していくために、会社に属して働いている人も多いだろう。本書のタイトルにある「自由に生きる」という言葉に、憧れを抱く人も多いのではないだろうか。

一方で会社も、本書のテーマである「コミュニティ」の一つだ。ただ、多くの会社組織が本書でいうところのコミュニティと違うのは、「給料」というお金による強制力が働いている点である。普通の会社では、ビジョンを掲げていても、それがメンバーの熱狂や共感を生み出していることは少ない。結果として、団結力の弱いコミュニティが多いのが現状だといえる。それにより、何か満たされなさを感じている人もいるのではないだろうか。

では、ビジョンを共有できる人だけが集まるコミュニティでビジネスをし、生活をしていけたらどうか。そう考えるだけでワクワクするという人にとって、本書は宝の山といえるだろう。理想を実現するためのマインドや、コミュニティを通して具体的に集客につなげる方法などが詳しく紹介されている。

人生の自由度や、自分の能力を活かすチャンスは、コミュニティをつくり出す側にまわると圧倒的に多くなる。著者のメッセージにふれると、そう痛感するはずだ。本書で学べる、持続可能なコミュニティづくりのエッセンスは、一生モノの財産になってくれるだろう。

三浦 健一郎

著者

マツダ ミヒロ
質問家。「魔法の質問」主宰。魔法の質問インストラクター5000名を輩出したコミュニティ構築の第一人者。自分自身と人に日々問いかけるプロセスを集約し、独自のメソッドを開発。2004年より日刊メルマガ「魔法の質問」を開始。5万人が読むメルマガとなる。質問を投げかけ、参加者が答えるスタイルの「魔法の質問ライブ」を軸に、日本全国・海外で講演をおこなう。
海外で自分らしいライフスタイルを生きている人をインタビューするラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」は、30万人が視聴している。著書に『質問は人生を変える』(きずな出版)、『こころのエンジンに火をつける魔法の質問』(サンマーク出版)、『しつもん仕事術』(日経BP社)など多数。

本書の要点

  • 要点
    1
    コミュニティをつくるには、まず人間関係をつくる力を磨くことが大事である。そのうえで、「ファン」「お金」「時間」「能力と経験」という4つのリソースが必要となる。コミュニティの対象者が興味を持ちそうなイベントを開催することで、それをビジネスにつなげることが可能だ。
  • 要点
    2
    コミュニティではお客様の「生の声」を集められる。それを反映する商品やサービスを生み出せば、必ずそれを求める人がいる。
  • 要点
    3
    「自立型」のコミュニティを構築することが大事である。

要約

コミュニティマインド

人間関係をつくる力を磨く

本書は、コミュニティに参加する、あるいはコミュニティをつくる際に必要なマインドの解説から始まる。

すべてのコミュニティは、人間関係で成り立っている。よいコミュニティをつくり、育て、ビジネスにつなげるためには、「人として魅力的になっていくこと」「魅力的な関わり合いを持っていること」が欠かせない。

もちろん、それを難しく考える必要はない。人間関係は、「自分がいい関わり方をしたら、相手もいい関わり方をしてくれる」という、ごく当たり前の原理のもとに成り立つからだ。その上で、よい人間関係をつくる力を磨くには、次の2つのマインドを身につけるところから始めるとよいだろう。

1つは、「相手のいいところを見つける習慣を持つ」ことだ。まず、自分の嫌いな人を想像してみよう。すべてのものにはいいところも悪いところもある。嫌なところがあるからといって、その人を全否定することはできないはずだ。その人のいいところを探すようにしたい。

もう1つは、「人の悩みを聞く」ことだ。「それで?」「それから?」という質問によって、相手は本当の悩みを話してくれるようになる。ただし、悩みは本人でなければ解決できないものだ。つい解決してあげたくなる気持ちを抑えて、とにかく悩みを受け止めることを心がけたい。

コミュニティに参加する
Rawpixel/gettyimages

コミュニティの基礎となる人間関係について理解した上で、より具体的にコミュニティについて知る方法は何か。それは、お金を払ってでもコミュニティに参加してみることだ。

大事なのは、「何かを自分が与える」マインドである。その何かとは、自分がしてほしいことではなく、相手が求めていることでなければならない。ひとまず、コミュニティの主宰者が求めていることをやってみるとよいだろう。

ただし、これには前提条件がある。それは、自分が満たされた状態であることだ。自分が満たされておらず、エネルギーがない状態だと、どうしても相手から人間関係やお客様といったつながりを奪いかねない。小さなことでよいから、「これをすると癒される、嬉しい、ホッとする、エネルギーが満たされる」ということを実践してみる。そうすれば、自分を満たすことができるだろう。

またコミュニティの中では、「こうした方がいいよ」という主観的なジャッジをしてはいけない。これをすると、コミュニティは崩壊するからだ。ポイントは、相手の話を「受け止める」ことである。具体的にすぐできる方法としては、相手の話に対する第一声を「いいね」にすることだろう。「いいね」は、あなたの話を聞きましたよ、あなたはそう思うんだね、受け止めたよという証なのだ。

コミュニティのつくり方

4つのリソース
SIphotography/gettyimages

ここからは、実際のコミュニティづくりにあたって必要なことを述べていく。

コミュニティをつくるには、4つのリソースが求められる。1つ目はファンだ。ファンがたくさんいる人は、どんな人ともご縁をつくることができる。今はまだ難しくても、慌てずにファンを育てることが、コミュニティづくりの第一歩だ。

2つ目は、お金。時には自分が商品を買って顧客になることや、お客様の喜ぶものにお金を使うことで、人間関係ができることがある。無理のない範囲でやってみるとよいだろう。

3つ目は、時間だ。人との関係性をつくるために、手間とエネルギーをかけてみよう。メールではなく手紙を書くこと。プレゼントを渡すためだけに実際に会いに行くことが有効だ。一方で、相手の時間を奪ってしまう「時間泥棒」にならない関わり方も意識したい。

4つ目は、能力と経験だ。ネットでいくらでも知識を得られる時代に、知識だけを身につけても、その人の人間的な面白みにはなかなかつながらない。これからの時代にいいコミュニティをつくるためには、自らが色々な体験をすることに投資をして、自身の魅力を高めることが重要となる。

コミュニティをビジネスにつなげる

次に、コミュニティをビジネスにつなげるための方法を述べていく。具体的には、次の3つのステップを踏む必要がある。

最初のステップは、コミュニティの対象者、つまりお客様は誰なのかを明確にすることだ。その人が何で困っていて、どんな情報がほしくて、何を体験したいのか。それが不明だと、いくらコミュニティづくりにエネルギーを注いでも、商品は売れないだろう。

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スキルアップ・キャリア 自己啓発・マインド マーケティング トレンド
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