好きなことしか本気になれない。

未 読
無 料
好きなことしか本気になれない。
ジャンル
著者
南章行
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン 出版社ページへ
定価
1,500円 (税抜)
出版日
2019年08月30日
評点
総合
3.7
明瞭性
3.5
革新性
3.5
応用性
4.0
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南章行
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定価
1,500円 (税抜)
出版日
2019年08月30日
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総合
3.7
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革新性
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レビュー

メガバンクと企業買収ファンドでの勤務を経てオックスフォード大でMBAを取得後、「ココナラ」を起業した南章行氏の渾身の一冊が登場した。「ココナラ」は、“得意を売り買い”というテレビCMでも注目を集める「知識・スキル・経験のオンラインマーケット」だ。

平均寿命が延びて人生100年時代を迎えた今、80歳まで働くことはほとんど避けられなくなっていると言ってもいい。そんな時代にあって、キャリアアップを目指すだけという従来の働き方は、あまりにもハイリスクだ。自分のスキルが通用しなくなってしまうかもしれないし、AIに仕事を奪われる可能性もある。

そんな現代において大切なことは、80歳まで働ける力を身につけることである。それは著者によると、新たなスキルを獲得し続け、意思決定の経験を積み重ねて自分の価値観を見出していき、セルフリーダーシップを発揮していくことであるという。そして、セルフリーダーシップを獲得する過程がやがて「自分のストーリー」になっていくと、著者はいう。本書では、そのためのヒントがふんだんに語られている。

本書は、人生100年時代における自身のキャリアや生き方を考える上での必読書だといえる。自分探しをやめ、目の前のことに精一杯に取り組み、自分のストーリーを歩み出そう――そう私たちを勇気づけ、背中を強く押してくれる一冊である。

木下 隆志

著者

南 章行(みなみ あきゆき)
株式会社ココナラ代表取締役社長
1975年生まれ。名古屋市出身。慶應義塾大学を卒業後、1999年、住友銀行(現三井住友銀行)入行。2004年に企業買収ファンドのパイオニアであるアドバンテッジパートナーズ入社。2009年には英国オックスフォード大学経営大学院(MBA)修了。現地で出会った「音楽を使った若者向け社会教育プログラム」ブラストビートの日本法人(NPO)設立を主導したほか、オックスフォードの同期が設立したNPO法人「二枚目の名刺」の立ち上げにも参画し、個人の自立・自律をサポートする活動に積極的に参加。東日本大震災をきっかけに、2011年6月にアドバンテッジパートナーズを退社し、自ら代表として株式会社ウェルセルフ(現在の株式会社ココナラ)を設立。知識・スキル・経験のオンラインマーケットプレイス「ココナラ」を運営している。

本書の要点

  • 要点
    1
    未来予測は不可能だが、人口が減り、一人ひとりが長く働く時代がやってくることは確定している。この事実を踏まえると、フリーになっても食っていける「個人の力」が必要不可欠である。
  • 要点
    2
    「個人の力」の三大要素とは、(1)スキル、(2)自分の価値観、(3)セルフリーダーシップだ。
  • 要点
    3
    セルフリーダーシップとは「自分で目標を決め、実行して達成し、自分で評価すること」であり、「本当の自分らしさ」を獲得していくプロセスそのものである。そのプロセスは、人生を振り返ったとき、きっと「自分のストーリー」になっているはずだ。

要約

【必読ポイント!】人生100年時代に必要な力

未来予測はいらない
ipopba/gettyimages

未来予測は不可能だ。何らかの変化が起こることは明白だが、これだけ世の中が複雑になり、激しく変化していく中で、予測できることには限界がある。とはいえ、人口が減り、一人ひとりが長く働く時代がやってくることはすでに確定している。

著者自身がその事実を「自分ごと」として捉えられるようになったのは、34歳のときのことだった。今から10年前、企業買収ファンドで働き、自身のキャリアについて考えていた頃である。「ちょっと待てよ。俺は100歳まで生きるかもしれない」と。

「100歳まで生きるのなら、60歳か65歳で定年を迎えた後も生活していけるのか。まあ、無理だろう」「仮にお金が足りたとしても、60歳でリタイアしたらその後の40年がヒマすぎる。趣味はたくさんあるけど、それだけでは心は満たされないのではないか」――著者はそう考えるようになった。

80歳まで働くという現実

80歳まで働くという選択肢が現実味を帯びてきたころ、上司から「企業買収ファンドの世界で上に行くなら、君のこういう弱みを克服したほうがいい」と指導されていた。だが、80歳まで働く前提に立てば、今の仕事をずっとやるとか、自分が苦手なことを克服するのはおかしい。仕事を覚えたての20代ならまだしも、自分本来のスタイルを変えて無理をしながらあと45年も働けるのだろうか。

「それなら、自分らしさを活かせる仕事はなんだろう?」「弱みを克服するのではなく僕らしさが活きる道ってどこだろう?」そう考え、起業を決心した。根本にあったのは、「自分が好きで自分に合っている生き方、働き方でなければ長く続かない」という考え方だ。

「個人の力」の三大要素(1)スキル
marchmeena29/gettyimages

終身雇用制度が消滅すれば、突然クビになるかもしれないし、会社が倒産したり、給料が大幅に減ったりする可能性もある。いずれにせよ、定年がくれば会社にいられなくなる。そんな中、長く働かなければならないのなら、フリーになっても食っていける「個人の力」は必要不可欠だ。その前提のもと、本書では「個人の力」の三大要素が紹介される。

三大要素の1つ目は、スキルだ。ただし、どのようなスキルにニーズがあるのかは、その時々で変わる。激変する時代の中で「絶対」を求めて安定を手にしようという人は、全財産を賭博につぎ込むほどのギャンブラーだと言ってもいい。「この資格を取っていれば一生食いっぱぐれがない」「現実を考えて手に職をつける」という発想は、80歳まで働くとすればまったく役に立たない。「唯一無二のスキルをひとつ持つ」という発想を捨て、「複数のスキルを持つ、新たなスキルを獲得し続ける」という考え方に切り替える必要がある。

個人のスキルを持つとは、たった一つの秘密兵器を持つのではなく、使える武器をいくつか持ち、それを更新し続けたり、かけ合わせたりするということだ。そうすれば「どう働くか」「どう稼ぐか」の選択肢が増え、自由度が高まる。1000人の中で1番になるのではなく、10人の中で1番のスキルを3つかけ合わせ、結果として1000人の中で唯一のレア人材になれるという発想だ。

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スキルアップ・キャリア 自己啓発・マインド
著者
南章行
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2019年08月30日
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