ラグビー知的観戦のすすめ

未 読
ラグビー知的観戦のすすめ
ジャンル
著者
廣瀬俊朗
出版社
定価
840円 (税抜)
出版日
2019年09月10日
評点
総合
3.8
明瞭性
4.0
革新性
3.5
応用性
4.0
要約全文を読むにはシルバー会員またはゴールド会員への登録・ログインが必要です
本の購入はこちら
この要約を友達にオススメする
ラグビー知的観戦のすすめ
ラグビー知的観戦のすすめ
著者
廣瀬俊朗
未 読
書籍情報を見る
ジャンル
出版社
定価
840円 (税抜)
出版日
2019年09月10日
評点
総合
3.8
明瞭性
4.0
革新性
3.5
応用性
4.0
本の購入はこちら
レビュー

「ラグビーって、こんなに面白いスポーツだったのか!」日本で初開催されたラグビーワールドカップを見て、そう感じた方も多いだろう。巨体がぶつかり合う迫力、パスとキックをからめたダイナミックなボール運び、鮮やかなトライ。ニュージーランド代表の「ハカ」や、複雑な歴史を反映したアイルランドのアンセム(応援歌)など、各代表チームが背負っている文化に興味を持たれた方もいるはずだ。

そう、まさにラグビーの本質は「多様性」にある。選手はポジションによって身体つきや性格が違うし、外国人だって代表になれる。観客も両チームが混ざって座り、試合後には互いに健闘をたたえ合う。

自分たちのチームが勝ちさえすれば、あるいは自分だけが良いプレーをすればいいというわけでは決してない。対戦するチームやレフェリー、観客とともに、感動するゲームをつくりあげたいという気持ちが強いのが、ラグビーの文化だ。この文化を身につけた人は、社会に出ても人に対してバリアを張らず、「この人のこういう良さを自分に引き入れれば、自分はもっと良くなるのでは」と考えられるようになるだろう。これもラグビーの持つ社会的な価値のひとつと言える。

本書はラグビーの競技としての魅力はもとより、その精神や文化が持つ面白さを伝えてくれる。たとえばスクラムの最前列に立つ選手をフロントローと呼ぶが、「結婚するならフロントロー」だという。それはなぜか? ぜひ本書をめくって、その答えを確かめていただきたい。

ヨコヤマノボル

著者

廣瀬 俊朗 (ひろせ としあき)
1981年、大阪府生まれ。ラグビーワールドカップ2019の公式アンバサダー。スクラムユニゾン発起人。5歳のときにラグビーを始め、北野高校、慶應義塾大学を経て、2004年に東芝入社。1999年度、U19日本代表、高校日本代表、2007年より日本代表。2012年から2013年まで日本代表のキャプテンを務める。2015年W杯では日本代表史上初の同大会3勝に貢献。通算キャップ28。ポジションはスタンドオフ、ウイング。

本書の要点

  • 要点
    1
    ラグビーの魅力は多様性であり、8人のフォワードと7人のバックスで構成される各ポジションの特性はその象徴だ。選手の性格にも、ポジションの特性は色濃く反映される。
  • 要点
    2
    ラグビーはボールを持って前に走るゲームであり、ボールを持った人が主人公だ。だから主人公の前ではプレーできないし、タックルされて倒れたらボールを離さなければならない。
  • 要点
    3
    ラグビー選手にとって一番重要なのは「品位」だ。身体をぶつけ合い、相手にケガをさせてしまうこともあるスポーツだからこそ、フェアプレー精神を持ち、相手をリスペクトすることが求められる。

要約

ラグビーをやっているのは、こんな人たちだ

フォワードの8人とバックスの7人

ラグビーは多様性のある競技だ。各ポジションの特性や特徴はまさに、その象徴と言える。身体の大きな人間にも小さな人間にも、足が速い人間にも遅い人間にも、力が強い人間にもそれほど強くない人間にも、それぞれの個性を活かしたポジションが用意されている。

チームは、8人のフォワードと7人のバックスの計15人で構成される。フォワードの8人は身体が大きくて力が強く、スクラムやラインアウトなど、ボール争奪戦で相手とひたすら身体をぶつけ合うプレーが魅力だ。フォワードが身体を張って獲得したボールをスペースに運び、相手のディフェンスを突破してトライに結びつけるのがバックスの力の見せどころである。

フォワードの8人は専門職集団
Photo and Co/gettyimages

フォワードの8人は、スクラムを組む。スクラムは攻撃側を前方として「3人・4人・1人」の形で組まれる。それぞれのポジションが専門職だ。

スクラムの最前列で相手とぶつかる3人をフロントロー(第1列)と呼ぶ。まず体重の重さが求められ、ラインアウトでも他の選手を持ち上げてボール獲得を助けることが多い。そのため試合中なかなかボールに触れない。

フロントローの3人に後ろから首を突っ込んでいるのが、セカンドロー(第2列)の2人だ。彼らはロックとも呼ばれる。ラインアウトや高く蹴られたボールの処理などで空中戦が多いため、身長も体重も必要なポジションだ。

ロックの両脇を固める2人と、いちばん後ろでスクラムを統率する選手は、サードロー(第3列)と呼ばれる。このポジションに求められるのは、身体を張ってボールを確保し、攻撃や守備の起点になることだ。

フロントローを務める選手は優しい大男が多く、セカンドローは無口なタフガイ、サードローは親分肌というふうに、ポジションによって選手の性格傾向もかなり異なる。

バックスという7人の個性
peepo/gettyimages

バックスの7人は、フォワードが獲得したボールをトライに結びつけるのが役割だ。おおまかに言うと、チームの真ん中にいるハーフバックスの2人、その後ろで攻撃や守備を組み立てるスリークォーターバックスの4人、最後の砦となるフルバックの1人で構成される。

ハーフバックスはチームの司令塔となるポジションだ。準備したゲームプランがハマっているか判断し、必要に応じてさまざまな手を打つ。

スリークォーターバックスはフィールドの中央にいる2人と、両サイドにいる2人でまったく役割が異なり、中央のポジションはセンター、両サイドのポジションはウイングと呼ばれる。センターの役割はバックス陣の状況を把握し、どこにボールを運ぶか、どんなプレーをするか判断を下すことだ。これに対して、ウイングは俊足を生かしてトライを取ることが期待されている。

フルバックに求められるのは安心感だ。高く上がったボールのキャッチやタックルを確実に決めて、相手の攻撃を封じることはもちろん、いちばん後ろから全体のバランスを見てコミュニケーションをとるのも重要な役割である。

【必読ポイント!】ラグビーはこう見ると、よくわかる!

なぜパスを放るのか

ラグビーはルールが難しいので面白くない、わかりにくいと言われることがある。しかしルールの「肝」となるふたつの事項を理解してしまえば、それほど難しくない。ひとつは「ボールを持った選手が一番先頭にいる」ことで、もうひとつは「立っている選手しかプレーできない」ことだ。

要約全文を読むにはシルバー会員またはゴールド会員への登録・ログインが必要です
「本の要約サイト flier(フライヤー)」は、多忙なビジネスパーソンが本の内容を効率的につかむことで、ビジネスに役立つ知識・教養を身につけ、スキルアップに繋げることができます。具体的には、新規事業のアイデア、営業訪問時のトークネタ、ビジネストレンドや業界情報の把握、リーダーシップ・コーチングなどです。
この要約を友達にオススメする

一緒に読まれている要約

逆境に克つ!
逆境に克つ!
小巻亜矢
未 読
リンク
学びなおす力
学びなおす力
石川康晴
未 読
リンク
140字の戦争
140字の戦争
デイヴィッド パトリカラコス 江口泰子(訳)
未 読
リンク
マネーの魔術史
マネーの魔術史
野口悠紀雄
未 読
リンク
北里柴三郎
北里柴三郎
福田眞人
未 読
リンク
成功する日本企業には「共通の本質」がある
成功する日本企業には「共通の本質」がある
菊澤研宗
未 読
リンク
「追われる国」の経済学
「追われる国」の経済学
川島睦保(訳) リチャード・クー
未 読
リンク
五輪書 わが道をひらく
五輪書 わが道をひらく
前田信弘(編訳)
未 読
リンク

今週の要約ランキング

1
考え続ける力
考え続ける力
石川善樹
未 読
リンク
2
コンサル一年目が学ぶこと
コンサル一年目が学ぶこと
大石哲之
未 読
リンク
3
あなたの知らない あなたの強み
あなたの知らない あなたの強み
古野俊幸
未 読
リンク

イチオシの本

今だからこそ読みたい、未来を考えるための3冊
【〈連載〉わたしたちの未来の話をしよう 第1回】 今だからこそ読みたい、未来を考えるための3冊
2020.09.29 update
リンク
未来屋書店“フライヤー棚”で売れた今月のベスト3(2020年8~9月)
未来屋書店“フライヤー棚”で売れた今月のベスト3(2020年8~9月)
2020.09.28 update
リンク
「プレゼン力」を上げたい方の必読書3冊
【〈連載〉レッツ・ビジネスワークアウト第1回】 「プレゼン力」を上げたい方の必読書3冊
2020.09.22 update
リンク
今こそ必須の「数学的思考力」を鍛える3冊
【〈連載〉大人の教養シリーズ 第1回】 今こそ必須の「数学的思考力」を鍛える3冊
2020.09.15 update
リンク

インタビュー

なぜ、いま「これからの生き方」が問われるのか?
なぜ、いま「これからの生き方」が問われるのか?
2020.09.30 update
リンク
戦略コンサルタントが語る、いま知るべき「働き方の潮流」
戦略コンサルタントが語る、いま知るべき「働き方の潮流」
2020.09.04 update
リンク
50万部超のベストセラーを連発! 敏腕編集者の「考える技術」を公開!
50万部超のベストセラーを連発! 敏腕編集者の「考える技術」を公開!
2020.07.22 update
リンク
ポストコロナライフの未来予測
ポストコロナライフの未来予測
2020.07.15 update
リンク
1
考え続ける力
考え続ける力
石川善樹
未 読
リンク
2
コンサル一年目が学ぶこと
コンサル一年目が学ぶこと
大石哲之
未 読
リンク
3
あなたの知らない あなたの強み
あなたの知らない あなたの強み
古野俊幸
未 読
リンク
問題を数値化して高速で解決する技術を公開! 『孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術』
問題を数値化して高速で解決する技術を公開! 『孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術』
2018.09.28 update
リンク
なぜ、いま「アート思考」がビジネスパーソンに必要なのか?
なぜ、いま「アート思考」がビジネスパーソンに必要なのか?
2020.03.26 update
リンク

この要約をおすすめする

さんに『ラグビー知的観戦のすすめ』をおすすめする

保存が完了しました

保存した「学びメモ」はそのままSNSでシェアすることもできます。
新機能「学びメモ」誕生!
要約での「学び」や「気づき」をシェア! アウトプットの習慣づけに役立ちます。
みんなのメモが見れる!
新しい視点で学びがさらに深く!
「なるほど」「クリップ」ができる!
みんなの学びメモにリアクションしたり、保存したりできます。
ガイドライン
「学びメモ」をみなさんに気持ちよくご利用いただくために、ガイドラインを策定しました。ご確認ください。
「学びメモ」には自分自身の学び・気づきを記録してください。
要約や書籍の内容を読まずに「学びメモ」を利用することはご遠慮ください。
要約や書籍に対しての批評や評点をつける行為はご遠慮ください。
全文を見る
新しい読書体験を
お楽しみください!
ご利用には学びメモに記載されるユーザー名などの設定が必要です。
ユーザー名・ID登録(1/3)
ユーザー名 ※フライヤーでの表示名
ユーザーID
※他のユーザーが検索するために利用するIDです。
アカウントの公開や検索設定は次の画面で設定できます。ご安心ください。
後で登録する
ユーザー名・ID登録(2/3)
アカウント公開
すべてのユーザーにマイページを公開しますか?
はい 許可した人だけ
マイページを全体に公開したくない方は「許可した人だけ」を選択して、次ページにお進みください。

※登録内容の編集画面からいつでも変更できます
ユーザー名・ID登録(3/3)
検索設定
ID検索を有効にしますか?
はい いいえ
友達と繋がるには、ID検索を有効にしてください。マイページを全く公開したくない方は「いいえ」を選択してください。

※登録内容の編集画面からいつでも変更できます
登録完了しました!
まずは他のユーザーをフォローして学びメモをチェックしてみよう!
flierの利用に戻る