将来の夢なんか、いま叶えろ。
堀江式・実践型教育革命

未 読
将来の夢なんか、いま叶えろ。
ジャンル
著者
堀江貴文
出版社
実務教育出版 出版社ページへ
定価
1,430円(税込)
出版日
2020年09月07日
評点
総合
3.8
明瞭性
4.0
革新性
4.0
応用性
3.5
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堀江式・実践型教育革命
著者
堀江貴文
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定価
1,430円(税込)
出版日
2020年09月07日
評点
総合
3.8
明瞭性
4.0
革新性
4.0
応用性
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おすすめポイント

「学校教育は洗脳だ」「学歴はオワコン」「今の大学にはブランド価値しかない」「塾に行くな、YouTubeで学べ」。冒頭からドラスティックな主張が続く。あなたが子を持つ親なら、考え込んでしまうかもしれない。しかし、たとえ言語化できていなかったとしても、これらは誰もがうっすらと感じていることではないだろうか。本質を突いているだけに、著者である堀江貴文氏の言葉は突き刺さる。

著者は、2018年に通信制高校サポート校であるゼロ高等学院(通称ゼロ高)を設立。これからの日本を担う若者の育成に乗り出した。堀江氏が謳う教育の肝は「行動すること」に尽きる。好きなことに没頭し、自ら深掘りして行動に移す。大人ができるのは、環境を整え、彼らを信じて見守ることだけだ。そうするうちに、子どもたちは自分の力で道を拓き羽ばたいていく。

過激な発言が切り取られがちな堀江氏だが、本書を熟読すると、教育についても深い造詣を持っていることがわかる。氏の教育論は、江戸時代の寺子屋から昨今話題のミネルバ大学にまで及ぶ。

子どもの頃、画一的な学校教育や、「将来のため」と言って勉強を強いてくる親に反抗心を抱いた人は多いはずだ。しかし、いざ自分が親になったら、同じことを我が子にしていないだろうか。本書のような育て方をするには、心理的なハードルがあるかもしれない。しかし、本当の意味で「子どものため」を思ったとき、何が大切なのか。本書はそれを考える良き題材となるだろう。

ライター画像
矢羽野晶子

著者

堀江貴文 (ほりえ・たかふみ)
1972年福岡県生まれ。実業家。
現在はロケットエンジン開発やアプリのプロデュース、予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、さまざまな分野で活動する。また、会員制オンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開中。2018年10月、「座学を目的とせず、行動を目的とする」をコンセプトにした通信制高校のサポート校・ゼロ高等学院を設立。現在100名以上の生徒が全国各地で学び、行動している。『多動力』『時間革命』『120歳まで生きたいので、最先端医療を取材してみた』など著書多数。

本書の要点

  • 要点
    1
    日本の学校教育は、協調性を重視し、凡庸なジェネラリストを量産することに終始している。それは、突き抜けた天才の芽を摘み、子どもの個性をなくすことにつながっている。
  • 要点
    2
    これからは趣味でも遊びでも、没頭することが仕事になる。大人は子どもから没頭を奪ってはいけない。
  • 要点
    3
    スマホがあれば、自分の興味にしたがって、一流の学びを得ることができる。プロとアマの境目がなくなった今、実行力を持った人が稼げる時代だ。

要約

学校教育で「学びの本質」は得られない

日本の学校はジェネラリスト養成所
recep-bg/gettyimages

著者は、現在の学校教育では学びの本質を知ることはできないと断言する。なぜなら、教える側である教師たちが学びの本質を理解していないからだ。

学びの本質とは、わからなかったことがわかることで生まれる「喜び」だ。人は、知らないことを知るプロセスを気持ちよく感じ、知的欲求によって成長する。

義務教育の目的は、凡庸なジェネラリストを量産することである。教師たちには、子どもの個性や才能を活かすことではなく、集団から外れようとする人を「オールB」人材に養成することが求められている。だから、学校での勉強がつまらないのは当然だ。突き抜けた天才の芽を摘んで平均化する義務教育は、立派な洗脳である。

「洗脳」のために、学校にはさまざまな「禁止」が存在する。「髪型は男子は短髪・女子はセミロングまで」「アルバイトの禁止」といった校則。「校長の話は直立不動で聞かなければならない」というような明文化されていない同調圧力も健在だ。ときには暴力まで用いて禁止を強要し、子どもたちの行動と思考の自由を奪っていく。そのようなやり方が、何十年も日本の義務教育のスタンダードとしてまかり通っている。

いい意味で「バカ」な子どもであれ

偏差値という指標は今も効力を持っている。偏差値がなくならないのは、子どもの一括管理がしやすいからだ。教える側の負担を減らすための怠慢といってもいい。偏差値という記号に評価を預けることは、子どもたちの多様な成長機会を奪うことに他ならない。

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