99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ 決定版

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99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ 決定版
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99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ 決定版
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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定価
1,760円(税込)
出版日
2022年07月20日
評点
総合
3.7
明瞭性
4.0
革新性
3.5
応用性
3.5
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おすすめポイント

日本人は親切でまじめである。これはしばしば美徳として語られるが、他人を慮りすぎ、まじめすぎるがために、生産性が低いのだとしたら——。反論したい気持ちにもなるが、誰にでも少なからず思い当たる節があるはずだ。シリーズ累計で170万部を突破した本書は、ビジネスで「もったいない場面」が起こるのは「日本人らしい美徳」が裏目に出た結果であることが多いと指摘する。まじめであることは大切であるが、まじめであればあるほど生産性が上がるわけではない。むしろ、度が過ぎるとパフォーマンスを落とす原因になりかねないというのだ。まじめにやっているのに成果が上がらないとしたら、トップパフォーマンスを出すためのまじめさのあり方を見直さなければならないのかもしれない。

大人気シリーズの原点である一冊を、令和の時代に合わせて10年ぶりに改訂した「決定版」である本書の中心は、「まじめ」に対する考え方に工夫を加える「1%のコツ」だ。時代に合わせて変わったコツもあれば、10年を経ても変わらなかったテクニックもある。大きく環境が変化する中でも変わらず通用するテクニックこそ、今見直す価値があるといえるだろう。

一つひとつのテクニックは「あたりまえ」とも思えるような小さなものだ。しかし、実践し続けることは簡単ではない。だからこそ、続けられれば大きな変化を生むことが期待できるだろう。働き方の「あたりまえ」を知りたい若手のビジネスパーソンに特におすすめしたい一冊だ。

※本要約は、過去に作成した要約を最新版に合わせて一部再編集したものです。

ライター画像
池田友美

著者

河野英太郎(こうの えいたろう)
株式会社アイデミー取締役執行役員COO/株式会社Eight Arrows代表取締役/グロービス経営大学院客員准教授
1973年岐阜県生まれ。東京大学文学部卒業。同大学水泳部主将。グロービス経営大学院修了(MBA)。電通、アクセンチュアを経て、2002年から2019年までの間、日本アイ・ビー・エムにてコンサルティングサービス、人事部門、専務補佐、若手育成部門長、AIソフトウェア営業部長などを歴任。2017年には複業として株式会社Eight Arrowsを創業し、代表取締役に。2019年、AI/DX/GX人材育成最大手の株式会社アイデミーに参画。
著書に『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』『99%の人がしていないたった1%のリーダーのコツ』『99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ』(以上、ディスカヴァー)、『どうして僕たちは、あんな働き方をしていたんだろう?』(ダイヤモンド社)、『VUCA時代の仕事のキホン』(PHP研究所)、『現代語訳 学問のすすめ』(SBクリエイティブ)などがある。
『99%の人がしていないたった1%のリーダーのコツ 決定版』も同時発売。

本書の要点

  • 要点
    1
    日本のビジネスシーンでは、時間やコスト、機会の損失につながる「もったいない状況」がよく起こる。その一因は、日本の伝統的な美徳である「礼儀や丁寧さ、感情面への厚い配慮」が裏目に出た結果だ。
  • 要点
    2
    まじめであればあるほどパフォーマンスが上がるわけではない。ピークパフォーマンスを目指すためには、これまでの「まじめ」に対する考え方に工夫をする、「1%のコツ」を実践しよう。
  • 要点
    3
    相手を慮ってまじめにおうかがいを立てた結果、ホウレンソウがままならなくなっては意味がない。伝える内容は吟味したうえで、上司には「自分の話を聞くほど大事な仕事はない」くらいの姿勢で報告しよう。

要約

【必読ポイント!】 日本人は「まじめ」?

まじめすぎることが、あなたのパフォーマンスを下げている
kokouu/gettyimages

あなたはこんな場面に心当たりはないだろうか。部下が上司に「部長、今、少しよろしいですか?」と聞くが、「今バタバタしているから、後で来てもらえる?」と言われる。部下が1時間後に再び部長のもとを訪ねると、秘書から部長はすでに欧州の出張へと向かい、そのまま休暇に入ると告げられる。2分ですむ要件なのに、部長と直接話せるのは2週間後だ。

または、こんな場面はどうだろうか。20人を超える参加者がいる会議で、話しているのは1人の「最上位者」だけ。沈黙が流れては最上位者が話す、の繰り返しで、1時間を予定していた会議は2時間たってようやく終わった。ほとんどの参加者は内心「誰かあいつを止めてくれ……」と思っていたが、じつは1人で話していた最上位者も同じ心境だった。「なんで誰も発言しないんだ。誰か俺を止めてくれ……」

こうした状況は、時間、コスト、もっと本質的な仕事をする機会を奪っている。このもったいない状況が起きる原因を、著者は日本の伝統的な美徳である「礼儀や丁寧さ、感情面への厚い配慮」が裏目に出た結果だと考えている。最初の場面では、忙しそうな部長を気遣い、礼儀をもって「今よろしいですか」と言ったことで2週間を棒に振っている。次の場面では、他の人の発言を期待している「最上位者」に、他の20人が遠慮した結果、全員の2時間を無駄にしてしまった。

1%のコツで、飛躍的に仕事ができるように

まじめであればあるほどパフォーマンスが上がるというのは勘違いだ。スポーツ心理学の世界では「逆U字」と呼ばれる仮説がある。縦軸に「パフォーマンス」、横軸に「マジメ度(心的エネルギー=ストレス・緊張)」をとると、グラフは逆Uの曲線を描くという仮説だ。つまり、ある程度まではまじめにやればやるほどパフォーマンスが上がっていくが、パフォーマンスがピークに達すると、その後はまじめにやればやるほどパフォーマンスが下がっていくことになる。

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