いつもの「美味しいコーヒー」が「持続可能」でないとしたら、私たちは何ができるだろうか。将来の世代も飲み続けられる「サステイナブルコーヒー」のためにも、SDGsについて理解を深めていただきたい。
そもそも「美味しいコーヒー」とはどのようなコーヒーだろう。品質は申し分なくとも、それが開発途上国の生産者の貧困の上に成り立っているとしたら、心から「美味しい」と言えるだろうか。もしくは、コーヒー生産によって甚大な環境破壊が起こっていたり、生産国の自然災害が誘発されていたりしたら、あなたはどう感じるか。「自分にできることはない」と思うかもしれない。しかし、SDGsのゴール12「つくる責任 つかう責任」に示されているように、消費者にも果たすべき責任がある。
3,400冊以上の要約が楽しめる