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「僕たちのチーム」のつくりかたの表紙

「僕たちのチーム」のつくりかた

メンバーの強みを活かしきるリーダーシップ


本書の要点

  • チームの形は「ヒエラルキー型」から「フラット型」へと変化している。フラットなチームにおけるリーダーの役割は、メンバー一人ひとりが成果を出せるようにサポートすることだ。それぞれの才能と情熱を解き放てば、チームの力を最大化できる。

  • メンバーの才能と情熱を解き放つためには、1on1で相手の話をじっくり聴くことが重要だ。1on1は、相手のもやもやと向き合うとともに、目標達成と成長を支援する場にしよう。

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リーダーが苦境を乗り越えるために必要な2つのもの

自分の「志」を育む

悩み多きリーダーが苦境を乗り越えていくために必要なものは2つ。「志」と「チームをゴールに導くアクション」だ。

志とは「自分は何を成し遂げたいか」という想いである。言い換えれば「今の会社や組織に、なぜ自分は参加しているのか?」だ。

志を持つべき理由は3つある。

1つめは、志があれば主体性を発揮できるから。その主体性がメンバーを動かす。

2つめは、志が判断基準になるから。志に当てはめれば、一つひとつの意思決定に悩まないし、後悔も少なくなる。

3つめは、仕事が楽しくなるから。志を持つと、つらいことであっても「まあ、志のためなら仕方ない」と思えるようになる。

チームにはたらきかけてゴールに導く

ディスカヴァー・トゥエンティワン提供

「チームをゴールに導くアクション」もリーダーの重大な任務だ。仕組みや環境を整え、メンバーのモチベーションをあげるようはたらきかけつつ、チーム一丸となってゴールを目指す。その流れを「ゴール」「導く」「チーム」の3つに分けて見ていこう。

まずは「ゴール」。チームには必ず「共通のゴール」がある。キックオフ会議を開催するなどして、メンバー全員がゴールを共有することから始める。

次に「導く」。メンバーの進捗を聞き、鼓舞してゴールへと導く。リーダーシップの見せどころだ。

「チーム」に対してのはたらきかけも必須である。ゴールとプロセスだけ提示されても、人は動けないものだ。メンバーが成長し、チームとして目標に向かって進んでいく環境を整えなければならない。

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フラットなチームをつくる

ファシリテーターとしてチームの力を最大化する

現代のチームは「タテ型(ヒエラルキー型)」ではなく「ヨコ型(フラット型)」だ。そんな「フラットなチーム」におけるリーダーの役割とは、メンバー一人ひとりの想いを引き出し、活躍をサポートする「ファシリテーター」だ。主役はあくまでメンバーである。

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要約公開日 2022.11.21
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