グロービス流ビジネス基礎力10
27歳からのMBA

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グロービス流ビジネス基礎力10
ジャンル
著者
グロービス経営大学院 田久保善彦・村尾佳子・鈴木健一・荒木博行(執筆)
出版社
東洋経済新報社
定価
1,620円
出版日
2014年08月14日
評点(5点満点)
総合
4.2
明瞭性
4.5
革新性
3.5
応用性
4.5
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レビュー

「将来に、漠然とした不安がある」

「今の自分に自信が持てない」

「ビジネススキルを学びたいけれど、何から始めたらいいのかわからない」

本書は、そんな悩みを抱える若手ビジネスパーソンに向けて、日本有数のビジネススクールであるグロービスの教授陣が書き下ろした「ビジネススキルの教科書」である。

20年を超えるグロービスの歴史の中で、延べ7万人以上のビジネスパーソンとの会話から芽生えた問題意識を元に、30代前半までに身につけたい基本的な10のビジネススキルが紹介されている。

ビジネスの基本的な考え方から始まり、応用的なスキルを開発する手法や、リーダーとしての心得、ビジネスパーソンとしての「志」の育て方まで、グロービスがその歴史の中で培ってきたエッセンスが凝縮されている。

ここではビジネスの基礎である「コミュニケーション力」、課題を発見し解決するための「仮説構築力」、物事を効果的に伝えるための「プレゼンテーション力」、ビジネスの現場でプランを実行していくために必要な「周囲を巻き込む力」について紹介する。

グローバル化の進展に伴う競争の激化、雇用環境の変化が加速する中、ビジネスパーソンに求められる基礎力のレベルは確実に上がってきている。これからビジネススキルを身につけたい20代の読者はもちろん、自分の能力を客観的に把握したい30代以上の読者にとっても、手元に置いて繰り返し読み返したい一冊になるだろう。

髙橋 三保子

著者

グロービス経営大学院
社会に創造と変革をもたらすビジネスリーダーを育成するとともに、グロービスの各活動を通じて蓄積した知見に基づいた、実践的な経営ノウハウの研究・開発・発信を行っている。グロービスには以下の事業がある。(http://www.globis.co.jp/)
●グロービス経営大学院(経営大学院/東京・大阪・名古屋・仙台・福岡)
●グロービス・コーポレート・エデュケーション(法人向け人材育成事業/日本・上海・シンガポール)
●グロービス・キャピタル・パートナーズ(ベンチャーキャピタル事業)
●グロービス出版(出版事業/電子出版事業)
●オンライン経営情報誌「GLOBIS.JP」(経営情報サイト運営事業)
●動画専門サイト「GLOBIS.TV」(経営情報映像サイト運営)
●一般社団法人G1サミット(カンファレンス運営)
●一般財団法人KIBOW(震災復興支援活動)

本書の要点

  • 要点
    1
    コミュニケーションを考える上で最も大切なことは、「双方向のもの」であるということだ。「自分がどう伝えるのか」だけでなく、コミュニケーション相手について理解を深めることが大切である。
  • 要点
    2
    仕事ができる人の多くは、普通の人とは違った思考方法で仕事に取り組んでいる。問いに対する答えを根拠から探すのではなく、答えを先に想定した上で、その答えに必要な根拠を探しにいくのだ。
  • 要点
    3
    人を巻き込むためには、自らが、言葉と態度でその仕事に対する強い想い(コミットメント)を明示する必要がある。想いを持ってやり続ければ、その姿勢はおのずと通じるものである。

要約

コミュニケーション力

相手との関係性を理解する

「上司に対してうまく考えを伝えられない」「メールをわかりやすく書け、と言われるが、具体的にどうしたらいいかわからない」など、コミュニケーションに問題意識を抱えている人は多い。

コミュニケーションを考える上で最も大切なことは、「双方向のもの」であるということだ。「自分がどう伝えるのか」だけでなく、コミュニケーション相手について理解を深めることが大切である。同じメッセージを伝えても、相手がまったく違う受け取り方をすることがある。その背景には、お互いが持っている事前情報に差がある、情報を解釈する力に差がある、それを受け止める価値観が異なる、の3つの場合がある。これらの格差を可能な限りなくしておくことが、スムーズなコミュニケーションを促進する一つの重要な要素になる。

結論(伝えたいメッセージ)を一言にまとめ、最初に言い切る
Robert Churchill/iStock/Thinkstock

まず、結論を最初に言い切ってしまうこと。これはコミュニケーションにおいて押さえておきたいポイントだ。

また、「結論を最初に」ということがわかっていても、伝えるべき結論が自分の中でクリアになっていないと、うまくコミュニケーションを図ることができない。ぼんやりと頭で考えているだけでなく、「結局、一言で言うと何が言いたいのか?」という問いかけをし、出てきた答えを書き記してみる。この工程を挟むだけで思考の整理が進み、言いたいことをまとめられるようになる。

具体的に語る

メッセージをダイレクトに伝えるために、具体的に語ることも大切である。そのためのポイントは「数字で語る」ことと、「ストーリーを語る」ことだ。

数字と言うと、会計や統計や財務、といった多くの人が苦手意識を持つキーワードが想起されるかもしれないが、必ずしもそういうことではない。単に伝えたいことを数字で表現してみると良い。具体的に考え抜かれているコミュニケーションにおいては、重要な部分に数字で語る場面が出てくる。

また、具体性を出すために「ストーリーを語る」やり方も有効だ。相手にとって情景がイメージできるような話を添えることで、こちらが伝えたいメッセージを受け取ってくれる下地ができる。

【必読ポイント!】 仮説構築力

Mike Watson Images/moodboard/Thinkstock
「仮説構築力」とは何か?

「データをたくさん集めて一生懸命分析したにもかかわらず、うまいプレゼン資料を作ることができない」「試行錯誤が多く、いつも想定以上に時間がかかる」など、仕事における頭の使い方について悩んでいる方も多いのではないだろうか。

仕事ができる人の多くは、往々にして普通の人とはちょっと違った思考方法で仕事に取り組んでいる。

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グロービス流ビジネス基礎力10
ジャンル
スキルアップ・キャリア リーダーシップ・マネジメント 経営戦略 人事 マーケティング
著者
グロービス経営大学院 田久保善彦・村尾佳子・鈴木健一・荒木博行(執筆)
出版社
東洋経済新報社
定価
1,620円
出版日
2014年08月14日
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