【必読ポイント!】「自分のことしか考えられない人」の正体
興味の対象は自分だけ
よく「他人から傷つけられた」と騒ぐ人がいるが、彼らは自分が他人を傷つけていることには気がつかない。自己愛が強く、自分の都合しか考えられない「ナルシスト」である。
ナルシストの興味の対象は、自分だけだ。他人には興味がなく、他人も自分に興味があると思い込んでいる。
社会心理学者のエーリッヒ・フロムは、ナルシシズムについて、ある女性の例を出して説明している。彼女は病気になることを恐れて、常に自分の体に気を奪われている。彼女を満足させようとしたら、いつも健康と病気の話をする必要があるが、それは現実的に難しい。
ナルシストは常に不満を感じているが、自分がなぜ不愉快であるのかわからない。そのため、その原因をまわりの人の言動に求めるようになるが、まわりの人からすると不可解極まりない。
やがて、「気むずかしい人だ」とまわりから避けられるようになる。孤独になったナルシストはより傷つきやすくなり、ささいな言葉で怒り出すようになる。
本書では、そんな「自分のことしか考えられない人」の心理を考察する。
お世辞が通じず、人間関係が続かない

ナルシストは、人と親しくなることができない。関心の対象は自分だけであり、頭の中に他人が存在しないのだ。












