結婚と家族のこれから
共働き社会の限界

未 読
結婚と家族のこれから
ジャンル
著者
筒井淳也
出版社
定価
740円 (税抜)
出版日
2016年06月16日
評点
総合
3.8
明瞭性
4.0
革新性
4.0
応用性
3.5
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共働き社会の限界
著者
筒井淳也
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740円 (税抜)
出版日
2016年06月16日
評点
総合
3.8
明瞭性
4.0
革新性
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レビュー

「男女が自由に恋愛をして、関係がうまくいかなければ別れる」「男女ともに財産の所有権を持つ」。いずれも、現代社会においては当たり前のことだろう。しかし、これらは実は、日本の古代社会の男女関係のあり方でもある。

「男性は外で働き、女性は家庭で家事や育児をする」。これは、しばしば伝統的家族の特徴として考えられている。しかし、性別分業の夫婦のあり方は、私たちの社会が近代化するまで見られなかった、極めて「モダン」なものだ。

日本の家族や結婚のあり方は、男女関係が自由な古代社会から、中世から近代まで続いた男性優位の時代を経て、再び男女平等に近づいている。社会学者の著者は、歴史学的・社会学的な見地から、家族観の変遷や「共働き社会」の課題などを解き明かしていく。家族や結婚といった身近なトピックの背景には、経済、雇用、家事・育児、人口の高齢化、世帯所得格差といった現代の諸問題が横たわっていることが、ありありとわかるだろう。共働き社会を促進することで、家族が「リスク」になりうる。この衝撃的な考察を読めば、「当たり前」と思っていた家族の常識が突き崩されていく面白さを味わえるはずだ。

結婚や家族にまつわる問題への理解を深めたい方や、より自分らしい家族のあり方について探求したい方には、ぜひともお読みいただきたい一冊である。

岡和明

著者

筒井 淳也(つつい じゅんや)
1970年福岡県生まれ。一橋大学社会学部卒業。同大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。現在、立命館大学産業社会学部教授。専門は家族社会学・計量社会学。著書に『制度と再帰性の社会学』(ハーベスト社)、『親密性の社会学』(世界思想社)、『仕事と家族』(中公新書)などがある。

本書の要点

  • 要点
    1
    古代社会では男女関係は、現代に近い自由なものであった。古代末期から中世にかけて、「家父長制度」が登場した。近代化にともなって男女は「家」から独立したが、女性の家族生活は政治的理由と経済的理由によって、男性支配をともなうものだった。
  • 要点
    2
    女性が雇用労働の世界に進出して、共働き社会になった。しかし、...
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リベラルアーツ
著者
筒井淳也
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定価
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出版日
2016年06月16日
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