共感SNS
丸く尖る発信で仕事を創る

未 読
共感SNS
ジャンル
著者
ゆうこす
出版社
定価
1,400円 (税抜)
出版日
2019年05月20日
評点
総合
3.7
明瞭性
3.5
革新性
3.5
応用性
4.0
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丸く尖る発信で仕事を創る
著者
ゆうこす
未 読
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定価
1,400円 (税抜)
出版日
2019年05月20日
評点
総合
3.7
明瞭性
3.5
革新性
3.5
応用性
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レビュー

「モテる為に生きてる」という大胆なキャッチコピーと、「モテクリエイター」という肩書きで活動する著者・ゆうこす。元HKT48のメンバーという経歴から、男性ファンが多いイメージを持たれる方もいるだろう。ところが、SNSのフォロワーの約8割は、なんと女性である。10〜20代の女性から支持されている秘密は、「共感」を集めることにあるという。

本書では、著者が2016年から自分なりの道をSNSでどう切り開いてきたかが、赤裸々に明かされている。一見、「ラクをして稼いでいる」ように思えるかもしれない。しかし、実際の著者のとってきた戦略を読めば、その予想は大きく裏切られるだろう。著者のセルフブランディングは、圧倒的な「熱量」を支えにした、地道な努力と緻密な分析の積み重ねによる成果なのだ。

著者と同年代の女性でも実践できるようにと、本書の文体はとてもわかりやすく親しみやすい。彼女のマーケティング論は、インフルエンサー目線の具体的な思考・行動パターンを含め、SNSの発信でファンを増やしたい人にとっては、参考になる点の宝庫だろう。

SNSを使って理想の自分に近づきたい人はもちろん、企業のSNSを活性化させたい、インフルエンサーと仕事をしたいというビジネスパーソンにも、自信をもっておすすめしたい一冊だ。

池田明季哉

著者

菅本 裕子(ゆうこす)
1994年、福岡県生まれ。アイドルグループを脱退後ニート生活を送るも自己プロデュースを開始し、「モテクリエイター」という新しい肩書きで株式会社KOSを起業。現在はタレント、モデル、SNSアドバイザー、インフルエンサー、YouTuberとして活躍中。InstagramやYouTubeチャンネルで紹介するコスメ等が完売するなど、10〜20代女性への影響力は絶大。Instagram、Twitter、LINE@、YouTubeなどSNSのフォロワー150万人以上。スキンケアブランド「youange」の立ち上げやアパレルブランド「#amic」のプロデュースなど数々の事業を手がける。著書に『SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方』などがある。

本書の要点

  • 要点
    1
    SNSの発信では、「SNSを通してやりたいことは何なのか」を考えることが必要となる。
  • 要点
    2
    SNSのアカウントをつくる際は、一冊の本をイメージしよう。プロフィールを表紙、自分をキャラクター、タイムラインをストーリーととらえ、セルフプロデュースするとよい。
  • 要点
    3
    SNSアカウントのフォロワーを増やしたからといって、仕事の依頼が舞い込むわけではない。フォロワーを、熱量あふれるファンに育て上げることで初めて、インフルエンサーとして仕事を頼まれるようになる。

要約

SNSでの自分づくり

SNSでなりたい自分をつくる
SanneBerg/gettyimages

SNSで発信力をつけたいと思ったら、まずは「どうしたらフォロワーが増えるのか」に意識が向くだろう。たしかにフォロワー数を増やすテクニックはある。だが、それだけを真似ても「熱量」のあるアカウントはつくれない。

重要なのは、「SNSを通してやりたいことは何なのか」「なぜSNSで発信力をつけたいのか」という根本的な問いの答えを見つけることだ。

HKT48を脱退直後にTwitterを始めた著者は、あっという間に2万人のフォロワーを獲得した。だが、当時のファンイベントでは、たった3人しか人が集まらなかった。また、「料理アイドル」という肩書きで活動していたものの、なぜ料理なのかという問いに答えられないほど、発信のビジョンが欠けていた。自分がワクワクできるテーマを選べていなかったため、発信に熱量がなかったのである。

著者がSNSで影響力を持てるようになったのは、「モテる為に生きてる」という、本当に追いかけたいテーマで発信するようになってからだ。発信者の熱量が直接フォロワーに伝わるSNSでは、寝食を忘れられるほど没頭できるテーマを見つけることがカギとなる。

漫画のようにセルフプロデュースする

なりたい自分や発信したいテーマが絞れたら、「SNSの自分」をどうブランディングするかを考える。留意したいのは、自分のことは想像以上に相手に伝わっていないという点だ。画面の向こう側の相手が、自分の投稿をすべて追っているわけではない。よって、発信者は、意識的に自分のことを伝えていく必要がある。

著者は「ゆうこす」をブランディングする際、漫画の設定のように次の3つを考えているという。それは、「どんな主人公なのか」「どんなストーリーなのか」「どんな人に見てほしいのか」である。

主人公設定のポイントの1つは、自分の名前を「ゆうこす」にしたことだ。なぜこの名前にしたかというと、フォロワーが呼び捨てで呼びやすく、親近感を持ちやすいためだ。「ゆうこす」ならば誰でも読めるうえに、SNSでは致命的な「タグの表記ゆれ」によるタグの分散を防げる。また、名前のハッシュタグを1つに統一しやすい。さらには、あだ名で活動することによって、生身の自分のままのときよりも、尖ったことを発信する勇気が持ちやすくなる。

周囲が応援したくなる主人公の設定ができたら、次は、理想の最終回に向けての目標を決める。自分のタイムラインをストーリーとして捉え、最終回に向けて何話目までにどんな展開にしておきたいかを考える。

SNSでの失敗を恐れる人は多いが、失敗した内容も発信したほうがよいという。なぜなら、そのほうが、面白いストーリーになるからだ。フォロワーを楽しませる意識を持って、前向きに失敗談を発信すれば、それはむしろプラスの材料になる。

ターゲット層は狭い方が響く

著者が「モテ」を強みにしようと決めた当初、フォロワーの大半は男性だった。だが、著者のターゲットは、男性ではなく、「ぶりっ子したい女性に共感してもらいたい」という女性である。そこで、多くの男性フォロワーに需要がないことを理解しつつも、モテたい女の子に向けて、モテ情報を発信し続けた。こうして、徐々に女性フォロワーを獲得していったのである。

ポイントは、自分の発信を見る相手の顔を思い浮かべ、相手の気持ちを考えながら投稿することだ。そうすれば、「共感」される投稿が生まれ、発信の軸もブレなくなる。

くわえて、ターゲットである10〜20代後半のフォロワーたちが好きなブランドやキャラクターをInstagramなどで検索。彼女たちの投稿内容やフォローしているアカウントを追っていき、興味の傾向を探っている。こうして、自分のアカウントを、ターゲット層にとって居心地のよい場所にしようとしているのだ。

【必読ポイント!】 SNSは一冊の本

プロフィールはアカウントの顔
Wavebreakmedia/gettyimages

著者がTwitterを始めた当初、ターゲット層の女性からの知名度はほぼ0だった。そこからフォロワーを増やしていくには、フォロワーが共感できる雰囲気やフォローするメリットをつくることが欠かせない。

そこでまずはアカウントの顔であるプロフィールづくりにこだわった。これは、本にたとえると、表紙づくりと同様に重要なものだ。

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