思うことから、すべては始まる

未 読
思うことから、すべては始まる
ジャンル
著者
植木宣隆
出版社
サンマーク出版 出版社ページへ
定価
1,870円(税込)
出版日
2020年07月20日
評点
総合
4.0
明瞭性
4.0
革新性
3.5
応用性
4.5
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思うことから、すべては始まる
思うことから、すべては始まる
著者
植木宣隆
未 読
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出版社
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定価
1,870円(税込)
出版日
2020年07月20日
評点
総合
4.0
明瞭性
4.0
革新性
3.5
応用性
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おすすめポイント

右肩下がりの出版不況の現在、ミリオンセラーというのははっきりいって奇跡だ。それなのに、直近の25年間で8タイトルものミリオンセラーを世に送り出し、編集部のほぼ全員が20万部以上のベストセラー経験者だという、衝撃的な出版社がある。それがサンマーク出版という会社である。稲盛和夫著『生き方』や、近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法』を刊行している会社、というと思い当たる方も多いだろう。

じつは同社の規模はけして大きいわけではなく、社員は50人にも満たない。会社の企画部、つまり編集者の人数は15名である。それだけの人数で前述のような奇跡を連発するというのだから、成功のためのノウハウがそうとう蓄積されている、と考えるのが妥当だろう。それを、自らも編集者としてミリオンセラーを経験してきた代表取締役社長植木宣隆氏が、いよいよ明かすのが本書である。

自分が心の底から出したいと思うものを作り、読者の支持の兆しをとらえて売り伸ばし、スピーディーに本が届くように万全の態勢で挑む。どこかの二番煎じはやらない。新しい著者のエネルギーに賭ける。読み進めていくと、サンマーク出版がきわめて真面目な本作りをしていることがわかる。ど真ん中の正攻法を、高いレベルで社員一丸となって実行する会社の姿が見えてくる。

商品開発など企画職にある方、経営や人事の立場にある方などに、本書はとくに有用といえるだろう。また、日常の仕事に活を入れたい方にもぜひおすすめしたい。本書の情熱が、心の垢を洗い流してくれるはずだ。

ライター画像
小日向悦子

著者

植木宣隆(うえき のぶたか)
株式会社サンマーク出版 代表取締役社長。1951年、京都に生まれる。76年、京都大学文学部独文科を卒業。株式会社潮文社を経て78年、サンマーク出版の前身である株式会社教育研究社に入社。戦後2番目(当時)の大ヒットとなった春山茂雄著『脳内革命』(410万部)をはじめとして、久徳重盛著『母原病』や船井幸雄著『これから10年 生き方の発見』などを企画編集した。リチャード・カールソン著『小さいことにくよくよするな!』(173万部)や稲盛和夫著『生き方』(133万部)、新谷弘実著『病気にならない生き方』(140万部)、近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法』(159万部)など、編集長として、また経営者として、この25年で8冊の単行本ミリオンセラーに恵まれてきた。ライツの海外販売にも早くから取り組み、江本勝著『水は答えを知っている』は世界35か国で累計300万部、『生き方』は中国で400万部を突破した。また2015年には『人生がときめく片づけの魔法』が世界20か国で大ヒット。アメリカではアマゾンの年間総合第2位、400万部を突破。サンマーク出版の海外発行総部数は累計2500万部超となっている。2002年より現職。

本書の要点

  • 要点
    1
    「こういうものを作りたい」と強く思い、そして限界意識を取り払って大きく考える。それを形にしようとすると行動もおのずと変わり、思いは実現する。
  • 要点
    2
    大ヒットする書籍に共通する性質を一言で表すと、「病人のお見舞いに持っていける本」だということだ。元気をつけてくれて、前向きになれて、ページ数も手ごろ。そんな本が、ヒットする。
  • 要点
    3
    社長としての大きな仕事は、結局、それぞれの構成員が前を向いて全力投球できるような器を作ることだ。

要約

【必読ポイント! 】限界意識を取り払う

まずは「そう思うこと」から
MundusImages/gettyimages

ミリオンセラーに一番近い編集者とは、「誰よりも強く、ミリオンセラーを出したいと願っている編集者」だ。本とはある意味では、こういう著者のこういうテーマの本があるといいな、という編集者の想念が物質になったものだ。その想念を最大限に高めるべく、強い思いを持っていなければならない。これは、飲食物や家電製品をヒットさせたいと考えるときも同様ではないだろうか。強い思いがすべてを作るのだ。

多くの成功者たちも、強い願望こそ実現すると語っている。たとえば、京セラ創業者の稲盛和夫さんは、著書の中で「強く持続した思いが実現するということは、普遍的な真理」とまで言い切っている。

著者が創業社長の後を引き継いで社長になった当時、会社の財務状況は倒産寸前といえるほど悪かったという。そのときできたことは、とにかく可能性のあるものに投資していくことだった。「この本は」と思うものに賭けて挑戦し続け、海外への版権販売や電子書籍へも投資した。「まずはそう思う」しかなかったのである。

最初から「これはできない」と思っていては、大きなことは達成できない。「できる」「絶対にうまくいく」と思うことこそ大切なのだ。

願いを書き出し、発表する

毎年の年始に、サンマーク出版では年度方針発表会を行う。そこで恒例となっているのが、社員全員が今年の目標を発表する、「大ぼら」目標発表会だ。半年後、1年後に結果報告をする義務があるものの、毎年みんな、けっこうな大ぼらを吹くという。

この大ぼら吹き大会は、じつは社員に大きな効果をもたらす。ひとりひとりの「限界意識」が取り除かれるのだ。

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