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「やりたいこと」が全部できる! 自分の時間の表紙

「やりたいこと」が全部できる! 自分の時間

思いきってやめる、新しく始める


本書の要点

  • 時間がない人は、自分が使った時間を把握できていない。24時間入っている「時間の財布」を持ち、何にどれだけ使ったかを明確にしよう。

  • 私たちの時間は、「生活時間」「ルーチン時間」「自分時間」の3つに分けられる。時間がないと感じるのは、「自分時間」が足りていないときだ。

  • 自分にとって優先度の低い時間を引いていくと、満足のいく時間を増やすことができる。

  • 「理想の24時間の過ごし方」を書き出してみよう。すると、理想に近づくための気づきが生まれる。

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時間がない! 思考から抜け出す

常に焦っている「時間がない病」

VioletaStoimenova/gettyimages

著者は結婚・第1子出産を経て仕事に復帰した後、フルタイムワンオペ育児で、やるべきことに忙殺されるようになった。毎朝7時に家を出て、保育園に子どもを送り、通勤中にメール処理。ゆっくりお昼を取る暇もなく業務をこなし、18時にダッシュで退社。保育園へお迎えに行き、子どもにご飯を食べさせ風呂に入れ、家事を済ませたら、持ち帰り業務をする。あっという間に24時を回ってベッドに入った途端に就寝……。「自分の時間」などまったくなく、ただひたすら「やっつけ仕事」をしているような日々だった。

当時の著者は「やること、やらなければならないことが多すぎるために時間がない」と考えていた。しかし、「やること、やらなければならないこと」とはそもそも何なのだろうか。

著者の場合、シンプルに言えば「仕事、子どもの世話、家事」である。この中にはたくさんのタスクが含まれている。仕事であればメール処理、資料作成、部下のマネジメント。子どもの世話なら保育園の送り迎え、寝かしつけ。家事は料理、洗濯、掃除……。

当時の著者は「やっていることや使っている時間」を大雑把に捉え、漠然と「これもやらなきゃ、あれもやらなきゃ」と焦ってばかりいた。そして、もっとも大切な「やめる」という選択肢には考えも及ばなかった。

「時間の財布」を持つ

時間がない人は「1日のうち、自分が何にどのくらい時間を使っているのか」を正確に把握できていない。時間は目に見えないからだ。

お金を貯めたいと思ったら、まず「収支の把握」をするだろう。それと同じように、時間を作りたいなら、「時間の把握」をしよう。そのためには「時間の財布」という考えを持つことだ。

私たちの「時間の財布」には、毎日、24時間という時間が入っている。自分はこの24時間を何に使っているのか。これを把握できない限り、時間を作れるようにはならない。「時間の財布」から出ていった「時間の使い先」を確かめて、「時間の見える化」をする必要がある。

著者はこれまで、メールの返信を早くする方法や食材の冷凍保存など、さまざまな時短テクニックを試してきたが、継続して時間を作ることはできなかった。それは、メールの返信や夕食作りにかかる時間を把握できていなかったからだ。

「時間の財布」の残金と使途がわからなければ、節約術だけ取り入れてもうまくいかない。まずは全体を「見える化」した「時間の財布」を持ち、「時間の使い方」を仕分けしていくことから始めよう。

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時間の「見える化」

時間は3つに分けられる

BrianAJackson/gettyimages

私たちの24時間は、次の3つで成り立っている。まずは自分が使っている時間を3つに分解し、明確に数字で把握しよう。

(1)生活時間(睡眠、食事、入浴、排泄など、生きていく上で不可欠な時間)

(2)ルーチン時間(仕事、家事、送迎など、社会的に拘束される時間)

(3)自分時間(自由選択時間、余暇)

普段の生活で「時間がない!」と感じるのは、「自分時間」が少ないときではないだろうか。そのため、「毎日忙しく時間を使い切っているのに、満足感がない」となる。まずは3つの時間を見える化してみよう。

「時間の見える化」をする3つの方法

ここでは、「時間の見える化」をするテクニックを3つ紹介する。

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要約公開日 2025.08.22
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