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すりへらない心のつくり方の表紙

精神科医が教える

すりへらない心のつくり方


本書の要点

  • 後ろ向きな人とは距離を置こう。相手の話を聞いているうちに、自分も後ろ向きになってしまう。

  • 心をすりへらしやすい人は、席を譲るなどといった「気持ちいい経験」を繰り返して自己肯定感を高めるとよい。

  • 嫌なことをクヨクヨ考えると、かえって記憶に残ってしまう。特に寝る前には、ネガティブなことは考えないようにしたい。

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ムダに疲れない

「いい加減」をモットーにする

生真面目な人は、予想外の出来事やトラブルに柔軟に対応するのが苦手な傾向にあり、「一度決めたことは、なんとしてでも続けなければいけない」と考えがちだ。その結果、無理をし、ストレスを感じていることも多いだろう。

そもそも人生は、予定どおりになどいかないもの。そのたびに強いストレスを感じていたら、心はすりへっていくばかりだ。だから生真面目な人は「いい加減」をモットーに生活しよう。

運動習慣を例に挙げると、「今日も1時間、運動しなければ」と思い込まないこと。「疲れている日は30分でいい」と思うようにするだけで、心が軽くなるだろう。

ネガティブな口ぐせをやめる

skynesher/gettyimages

無意識に使っている言葉や口ぐせによって、ネガティブになってしまうことがある。もし思い当たるようなら、「〇〇すれば△△できる」といった言い方に変えることだ。たとえば「がんばらないと認めてもらえない」は「がんばれば認めてもらえる」と言い換えてみる。それだけでもテンションが上がるはずだ。

肯定的な言葉を使うと、脳内でベータ・エンドルフィンが分泌され、気分が高揚するというデータがある。まずは自分の口ぐせをチェックしてみよう。

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ムリしてかかわらない

気分が悪くなる人には近づかない

自分が優位だと周囲に示す「マウンティング」をする人がいる。こういうタイプの人との争いは、心をすりへらすだけだ。相手がマウントをとろうとしていると思ったら、その人から遠ざかるか、放置しよう。たとえ争いに勝ったとしても、戦いは繰り返され、さらに心をすりへらすことになる。

自分の心を守るには、「そんなこともできないの!」「もういいよ。私がやるから、貸して!」などときつい言い方で「勇気くじき」をする人からも遠ざかることだ。「勇気くじき」をしたがる人は、相手にいかに無能かを告げることで優越感に浸っているのだ。

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要約公開日 2022.05.18
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