節約・貯蓄・投資の前に

今さら聞けない お金の超基本

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ジャンル
出版社
朝日新聞出版

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定価
1,320円(税込)
出版日
2018年08月30日
評点
総合
3.7
明瞭性
4.0
革新性
3.0
応用性
4.0
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おすすめポイント

4月〜6月の残業が少ないと社会保険料が安くなる。本人と家族の分を合計して10万円以上の医療費がかかった場合、10万円を超える部分は確定申告で控除できる。

このようなお金に関する知識は学校で習わないので、特に若手の人だと知らないかもしれない。社会人として経験を重ねるうちに自然と情報を得られることもあるが、お金の知識は若いうちに身に付けていた方が断然に得である。投資も、早くから始めるに越したことはない。

本書は金融教育のプロが、節約・貯蓄・投資の前に知っておきたいお金の基本を解説した一冊である。本書を読むことで、お金に関する基本的な知識だけでなく、自身のライフプランに即してお金とどう向き合っていくべきかを学ぶことができる。

忙しく働いていると、お金について考えることはついつい後回しになってしまうかもしれないが、就職、結婚、出産・子育て、住宅購入、老後といった人生の節目において、お金はどこにでもついてまわる。充実した人生を過ごすためにはお金への理解は不可欠である。

本書は、貯蓄ができないと悩んでいる方や若手の方が一度は読んでおきたい一冊である。すでに貯蓄などをしている人であっても、確認のために触れておいて決して損はない。お金の基本を手に、自由の羽を手に入れる一歩を歩み出していただきたい。

ライター画像
木下隆志

著者

泉美智子(いずみ みちこ)(監修)
子どもの経済教育研究室代表。ファイナンシャル・プランナー。京都大学経済研究所東京分室、公立鳥取環境大学経営学部を経て現職。消費者教育を中心に、全国各地で講演活動を行う。教育テレビ番組「豊かさのものさし」の制作にも携わり、テレビ、ラジオ出演も。環境、経済絵本、児童書の執筆多数。主な著書に『ジュニア新書 調べてみようお金の動き』(岩波書店)、『15歳からの経済入門』(日本経済新聞出版)ほか。

坂本綾子(さかもと あやこ)
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定CFPⓇ、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。1988年より、女性誌、マネー誌にて、お金の記事を執筆。取材した人の数は1000人以上。2008年より、情報サイト「オールアバウト」マネーガイドとして、預・貯金、銀行・郵便局などの取材記事を執筆。著書に小学校高学年から中学生向けの金融経済教育本『お金の教科書』全7巻(学研プラス)がある。

本書の要点

  • 要点
    1
    お金は自分らしい充実した人生を実現させる「暮らしの道具」である。
  • 要点
    2
    お金には、稼ぐ、納める、貯める、使う、備える、増やす、という6つの機能がある。
  • 要点
    3
    お金においてもPDCAサイクルは有効である。お金のPDCAサイクルとは、「ライフプランを立てる・見直す」こと、「働いて稼ぐ、使う、貯める」こと、「計画的に貯まっているか」確認すること、「無駄な支出を減らすなどの対策」を指す。
  • 要点
    4
    理想的な貯蓄の配分は手取りの収入の20%である。
  • 要点
    5
    まず緊急用として3〜6カ月分の生活費を貯蓄しておき、余裕資金などを投資に回す。

要約

【必読ポイント!】 お金とは?

まずはお金の機能を知ろう

生きていく上でお金は欠かせない存在である。「病気やケガなど万が一に備えたい」「老後の生活で困りたくない」「友だちやパートナーと楽しいひとときをすごしたい」など、自分らしい充実した人生を実現させてくれる「暮らしの道具」がお金である。

しかし、機能と扱い方を熟知しないままでは、せっかくの道具を十分に使いこなせない。しっかりと知っておけば有意義に活用できる。自分らしい人生の実現には「お金の活用力=金融リテラシー」をなるべく早く身に付けることが大切だ。

お金の役割は稼いで使うことだけではない。次の6つの機能がある。①稼ぐ、②納める、③貯める、④使う、⑤備える、⑥増やす、である。

現代においては、お金を得る時点で、働き方や仕事の成果による収入の差が大きくなっている。また、銀行預金の金利の低さ、年金給付水準の低下が懸念され、電子マネーの普及や仮想通貨の登場など、お金自体の形も変化している。

このような時代の変化に対応していくためにも、金融リテラシーがこれまで以上に重要になってくる。

自分の資産を見直そう
EtiAmmos/gettyimages

貯蓄が多い人は金融資産を、自分の住宅や車を持っている人は実物資産を持っている。私たちが持つ資産にはこれら以外のものもある。それが、「まだ手に入れてはいないけれど、将来期待できる収入や貯蓄をする力」である「人的資本」だ。人的資本とは「これからお金を稼げる力」を指し、年齢、能力、立場などによってその大きさが違ってくる。

あなたの人的資本は何だろうか。TOEICスコア730点以上や日商簿記といった具体的な資格だけでなく、仕事を円滑に進められるコミュニケーション能力や病気をせず働ける身体などもひとつの要素になる。一度、自分の人的資本について棚卸ししてみよう。

年齢を重ねても収入に変化がなければ、人的資本は単純に「働ける残り時間」で決まってくる。経験を積むことで同じ仕事を短時間でできるようになる、信用を得て重要な仕事を任されるようになる、といったことで収入が増えれば、人的資本も増えたと言える。

若い時から、「人的資本を少しでも大きく、長く維持する方法」を考えることが大切だ。そのためにも、自分がこれからどれくらい稼げるかを予想しておくとよい。現役時代の平均年収から生涯賃金を割り出し、そこからどれくらい増やしたいか、どう増やせるかを考える。こうして収入の予測を立てておくと、ざっくりとした支出の判断もしやすい。

お金は貯めて使うもの

収入が月々に分かれて入ってくることを考えると、大きな支出のためには貯蓄が必要となる。

仕事を円滑に進めるためのPDCAサイクルは、お金という道具を活用する上でも役に立つ。この場合、Plan(計画)は「ライフプランを立てる・見直す」こと、Do(実行)は「働いて稼ぐ、使う、貯める」こと、Check(評価)は「計画的に貯まっているか」確認すること、そしてAction(改善)は「無駄な支出を減らすなどの対策」を指す。

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